2018年春-再会

日々の出来事

今年は例年よりも雪が多く、五郎さんちは長い間、雪の下で眠っていました。五郎さんちの敷地には、2棟の建物(ギャラリーとアトリエ)があります。ひょっとしたら2棟とも雪で押しつぶされてしまったのではないかと心配していましたが、何とか無事だったようです。

写真は4月22日のものですが、久しぶりにみっちぃと五郎さんがこの場所に集まりました。みっちぃと五郎さんの会話は英語で始まりますが、挨拶が終わると次の単語が出てこなくて、すぐに日本語に戻ります。

今年も「あかびらツクリテフェスタ」の書類審査が通り、見事出展が決まりました。今年は何をテーマにしようかと作戦会議をしていきます。

そうそう、ブログをほったらかしにして、五郎さんちのことをほとんど紹介していませんが、五郎さんちは赤平市のエルム高原キャンプ場へ行く途中、大きなカーブの手前にあります。気を抜いていると間違いなく通り過ぎるでしょう。

道路側にある建物は、内部をかなり改装しました。水洗トイレもつけ、水回りも整備したので、カフェができるぐらいの感じまで整っています。本当にカフェとしてやるならば、保健所の厳しい審査をクリアしなければならないので、今は「ギャラリー」ということにしておきましょう。

かなり仕上がってきていますが、五郎さんはパートタイムで仕事を始め、みっちぃはフルタイムで働いているので、残念ながらほとんど不在なのです。しかし、こうやって2人が揃うと、眠っていた建物は活気に満ち溢れていきます。

みっちぃは、いつも五郎さんに無理難題を持ちかけます。

五郎さんはどんな問題にも「Yes, I Can」と答えます。

数日後にニュージーランドに旅立つみっちぃは、山小屋で使うメスティン(飯ごう)に水切り穴を開けて、湯切れメスティンを作ってもらいたいというのです。何か新しい作品のアイディアが浮かんだのかと思いきや、いつもこんな調子で二人は動き始めるのです。

まずは自分が欲しいと思うもの作るのが、モノ作りの基本だと思います。

コーナーに目印を付けて、ドリルで穴を開けるだけの作業です。

あっという間に終わるかと思いきや、意外と手こずる五郎さん。

穴がずれて、目印どおりにうまくいかない・・・

バリを取り、穴の凸凹を滑らかにして。

できあがり。でも、メスティンは作りがしっかりしていないのも多くて、実際に水を切ってみると、穴から出る前に横の隙間から漏れてしまった・・・笑

メスティンには、スモールサイズとラージサイズの2種類あって、スモールサイズは一人分のご飯を炊くのにピッタリですが、ラージメスティンはフライパンとして使ったり、パスタを茹でたりできるので、大小二つ持っていると便利です。蓋はお皿の代用にもなるし、四角いサイズはパッキングしやすいので、ニュージーランドに持っていった調理器具はこれだけでした。

 

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