あの粘土のこと。

私はプロの陶芸家でもないし、粘土採取について専門的な知識があるわけでもないんですが、今年の6月に工事業者の方から、採取した粘土を使えないかとメールで相談をいただいたんです。あっ、覚えてますぅ?

この研究に関する記事を3回ほど書きましたが、鉄分を多く含んだ粘土を焼き締め焼成したところ、軽石のようにスカスカになり、ものすご~く縮んでしまって、そのままでは使い物にならないということが分かりました。半年以上野ざらしにして、耐火度の高い粘土とブレンドして使えばいいというアドバイスをもらったので、そのまま屋外に放置しておいたんです。あれから4ヶ月ほど経ちますが、北海道はもう雪が降るので、これ以上放置しておくと、あっという間に越冬してしまうので、あの粘土がどうなったか見てみることにしました。

粘土は20kg送ってもらいましたが、半分ほどをビニールに広げてみました。草が生えたり、虫が住んでいたり…と、色々な不純物が混ざっていました。送ってもらったときは青っぽくて鉄臭かったんですが、もうそんな感じはないですね。天気が良かったので、このまま一気に乾燥させようと思っていましたが、あっという間に日が暮れてしまい、なかなか乾燥作業は進みません。

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この粘土をしっかり乾燥させてから、細かく砕いて、フルイにかけて、他の粘土と混ぜればいいのかな~と思って、百均で使えそうな道具を準備しておきました。まだ乾燥途中ですが、耐火度が比較的高い「もぐさ土」を混ぜてみようかと思います。「もぐさ土」は軽量でキメが粗くモッサリした粘土です。つーか、まだ使ったことがないので、よくわからんのですが。(笑)

この季節になると天気のいい日はなかなか続かないし、4時になると外は暗くなってしまうので、しっかり乾燥させるのも一苦労ですね。まだまだ研究は続きますが、今日はここまでです。引き続き、粘土採取に詳しい方のアドバイスなどをいただけると助かります。

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樽前山ご来光&徳舜瞥山~ホロホロ山縦走

すっかりお山に心が奪われていましたが、初雪の便りと共にゆっくりと心も下りてきました。今年は多くの山に登る機会に恵まれて、たくさんの経験を積むことができました。これまでの山行を支えてくれた登山靴が破れて、穴が空いてきたので、今年の山行は終わりになりそうです。今年は羊蹄山、利尻岳、雌阿寒岳、羅臼岳、斜里岳…と、特に意識していなかった百名山にもトントン拍子で登る機会があり、旭岳と十勝岳は去年登頂しているので、9座ある北海道の百名山は残すところ「トムラウシ」と「幌尻岳」の2座となりました。百名山を制覇する気はなかったんですが、ここまで来ると制覇してみたくなりますね。来年はトムラウシに挑戦してみようと思っていますが、最難関の幌尻岳はまだまだ先になりそうです。

今年最後の山行は道南でした。樽前山で来光を見た後で、徳舜瞥山~ホロホロ山へ縦走してきました。たまに山をハシゴする人っていますが、まさか自分もやっちゃうとはね。(^▽^;) それぞれの画像をクリックするとヤマレコにリンクします。

苫小牧にある樽前山は、登山口から1時間弱で東山の山頂まで登れますが、外輪山を一周したり風不死岳まで縦走することもできるので、天気やレベルによってルートをアレンジできます。札幌から近いこともあり、とても人気のある山なので、天気のいい日は登山者も多く賑わっています。私は人が多いところはあまり好きではないので、ピーク時には行きたいと思いませんが、この時期でこの時間ならば、静かな山頂で美しい景色を見ることができます。日の出時間ぐらい調べて行けば良かったのに早く着きすぎてしまい、待ち時間が長くとても寒い思いをしましたが、前日に降った雨のおかげで、空気は澄んでいて、とても美しいご来光を見ることができました。

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日の出を見ながら下山して、次の目的地に向かいました。車で1時間ほどの距離にある徳舜瞥山&ホロホロ山です。移動中に睡魔に襲われたので、大滝の道の駅で1時間ほど仮眠を取ってから入山しました。徳舜瞥山の手書き風の山頂標識をぜひ見たいと思っていました。この時期は紅葉とても美しいそうですが、残念ながらピークは完全に過ぎていました。天気が良かったこともあり、冠雪した美しい羊蹄山、支笏湖をはさんで先ほど登ってきた樽前山、遠くに大雪山まで見えるほどの360度のパノラマで、とても美しい山々を見ることができました。徳舜瞥山からホロホロ山までは30分ほどの距離で、どちらもたくさんの人で賑わっていました。

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私の登山歴は3年ほどですが、去年からは単独行が増えてきました。一人で歩くのは危険だと言われることもありますが、パーティで歩いていた時はおしゃべりばかりで周りをあまり見ていなかったし、人に頼ってばかりでしたが、単独で歩くようになってからは、全ての責任は自分にあることを常に意識して注意深く歩くようになりました。天気を見ながら予定を自由に決められるし、マイペースで歩けるので疲れにくくなりました。自分の中のありとあらゆる感覚が使われるような感じがして、それがとても自分には合っていることがわかりました。山はただそこにあるだけなのに、色んなことを教えてくれます。

登っているときはいつも辛くて「何でこんなことやってるんだろう」と思いますが、標高が上がり景色が変わってくると気分も一気に変わります。澄んだ空気と美しい自然を体中で感じるとさっきまでの辛さが嘘のようになくなっていきます。そして、またすぐに登りたくなるんです。

自分にはまだ厳しいと感じた山もありましたが、限界は超えてみないと分からないので、少しずつレベルアップしていければいいなと思います。

山は「謙虚さを学ぶ学校」と言われています。自然はとても偉大で、すごいエネルギーを持っています。雨や強風でとても厳しい日もありましたが、謙虚な気持ちで向き合えば、とても美しい景色を見せてくれます。

 

これから、雪が積もるまでは、気持ちが陶芸にシフトするんだろうな。(笑)

 

旭岳姿見散策&美瑛観光

人が多い観光地がますます苦手になってきましたが、パソコンの仲間達と山を中心にしたツアーをしてきました。ロープウェイで行ける旭岳姿見駅は1時間ほどの散策路を歩きながら北海道最高峰の旭岳(2,291m)を中心に見ることができる人気の観光スポットです。ここから2時間ほどで旭岳に登ることもできますが、登りたい気持ちは封印してぐるっと一回りしてきました。

この時期、天気が悪い日だと冬装備が必要ですが、この日は風もなくとてもいい天気でちょうどいい気候でした。時間配分もちょうどよく効率よく美瑛の観光スポット巡りもできました。青い池の混雑ぶりには驚きましたが、夕暮れ時のマイルドセブンの丘では美瑛らしい写真を撮ることができました。(画像をクリックするとヤマレコにリンクします)

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今年は旭岳に登ろうと思って、何度か近くまで行ったんですけど、車のトラブルがあったり、強風でロープウェイが運休だったりして、結局登れずじまいでした。この散策路から見える旭岳は雄大で美しく、すごい迫力です。山はエネルギーに満ちていて、ものすごいパワーがあります。

高原温泉沼めぐり

登山を始めてから、紅葉の時期になると必ず行くのが大雪山の赤岳登山口としても知られている「銀泉台」でしたが、もう一つ有名なスポットとして知られているのが「高原温泉」です。高原温泉は大小さまざまの沼をぐるっと巡りながら紅葉を見ることができますが、ヒグマの生息地になっているので、ヒグマの出没状況によってはコースが制限されることもあります。

今年は高原温泉の紅葉がいつになく美しいという情報が入ってきたので、「紅葉が見たい」と言った母を連れて行ってみました。私も始めてだったので、どんなコースかと思っていたら、予想以上の悪路でした。スニーカーで歩ける散策路かと思っていたら、完全な軽登山道でした。登山靴よりも長靴の方がいいぐらいぬかるむ場所もありました。紅葉のピークは10日ほど過ぎていたようですが、それでもまだまだ美しかったです。

画像をクリックするとヤマレコにリンクします。

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歩けるか心配だった母もブツブツ文句を言いながらも完歩しましたが、肝心の紅葉を見る余裕はなかったかもしれません。田舎で車中心の生活をしているとどうしても歩かなくなってしまいますが、自分の足で歩けることは健康のバロメーターになりますね。健康で長生きするための絶対条件だと思います。珍しくお弁当を作っていきましたが、ほどよい汗をかいた後、美しい自然の中で食べるお弁当はとても美味しいものです。

 

 

1泊2日の大雪山カラー縦走

6~7月は階段修行をしていたこともあって、上り調子で体力がついたような気がしたんですけど、8月に入ってからは週末の天候不順が続き、ちょっぴりついた筋肉はあっという間に脂肪に変わり、収穫の秋を迎えた頃には体重も体脂肪も増えていました。(笑)9月に入ってからは、やっと天気のいい日も多くなってきたので、マイペースで秋の山歩きを楽しんでいます。

今年はテン泊(テントで山に泊まること)を目標にしていたんですけど、時期を逃してしまったので、実現できませんでした。この時期になると朝晩は氷点下を下回ることも多くなってきたので、経験のないものがいきなりテントを背負っていくのは無謀なので、天気のいい週末を狙って小屋泊をすることにしました。

今年は表大雪にまだ行ってなかったので、今日で営業が終了する「黒岳石室」に泊まることにしました。北海道の山小屋は本州と違って、食事や布団を用意してくれるわけではなく、宿泊に必要な装備は全て持っていくのが基本です。黒岳石室は管理人さんがいる夏山シーズンは、ビールや非常食などを売店で買うことができるし、いざとなったらシュラフをレンタルすることもできます。

日帰りのときは、のんびりする時間は意外と短くて、長いときでも山頂に1時間ぐらいしか滞在しませんが、山に泊まると夕日、星空、ご来光など、日帰りでは見れない景色が見れるんです。詳細はヤマレコで記録しているので、ここでは書きませんが、大雪山の色の名の付く山を巡る縦走ができました。(画像をクリックするとヤマレコにリンクします)

1日目は、層雲峡黒岳ロープウェイを使って「黒岳」まで登りました。黒岳は7合目まではリフトアクセスできるので、山頂までは1時間ほどの登りですが、大雪山の山々が一望できる絶景スポットです。私が山頂に着いたのは3時頃でしたが、山頂は大変な賑わいでした。この時間でこんなに人がいることに驚きました。団体客が多くて、すれ違いも大変でした。

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黒岳山頂から今日の宿の石室までは20分ほどの下りです。石室には石でできた小屋とトタンでできた小屋がありますが、トタンの方が暖かいので、トタン小屋を希望したところ、こちらの宿泊者は私一人でした。一人で山小屋を占領できるのはなかなか快適です。石室にはおがくずを使ったバイオトイレがあり、用を足した後は個室にある自転車を漕いで、おがくずをかき混ぜます。今日は宿泊者も少ないので、臭いも気にならなかったですが、夏のピーク時に泊まった人の話によると結構臭いがきつかったようです。山のトイレ問題はいつも考えさせられますね。石室から15分ほどの桂月岳で夕日を見ましたが、この時間にゆっくり夕日を見られることはないので、とてもいい時間を過ごせました。朝もご来光を期待して登りましたが、雲が厚く真っ赤な朝焼けでした。

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2日目の移動距離は結構あるので、桂月岳から戻った後はすぐに朝食にします。単独の時は食べ物に関してはとても質素で、おにぎりとパンで済ませました。6時半には管理人さんに挨拶をして石室を後にしました。次に向うのは「白雲岳」です。お鉢平を時計回りに出発し、北海岳から白雲岳への分岐へ向かいます。この白雲岳は北海道で3番目に高い山で、去年も銀泉台~赤岳まで来たときに、ピストンしました。残念ながら山頂の展望はイマイチで、このまま下り坂になるのかな?と思っていました。

20130929_白雲岳

 

白雲岳の分岐まで戻り、今度は小泉岳分岐に向かいます。小泉岳の分岐にザックをデポして「緑岳」へ向かいました。この辺りから天気が良くなってきて青空が出てきました。ガスがかかるとルートを失いそうな道で、風をよける場所もありませんが、お日様が出ると一気に気温も高くなってきます。ポカポカ陽気の中、緑岳までピストンします。参考タイムは片道1時間ですが、スローペースで40分ほどで着きました。緑岳を下山すると紅葉の有名な「高原温泉」へ下りることができます。(高原温泉には1週間後の10月5日に行ってきました)

20130929_緑岳

 

緑岳から小泉岳分岐まで戻り、次は「赤岳」に向かいました。天気はますます良くなってきて、スキッとした秋晴れの中、のんびり歩くことができました。赤岳まではそれほど時間がかからなかったように思います。帰りのバスを考えると、13時をタイムリミットとしていましたが、30分ほど余裕があったので、ランチタイムにしました。紅葉のピークが過ぎていたせいか、山頂は人が少なくて良かったです。

20130929_赤岳

 

あとは「銀泉台」に向かって下山です。登山では登りよりも下りの方がケガをしやすいので、下りは特に注意して歩きます。赤岳登山口の銀泉台から車を停めた層雲峡まではバスが出ているので、これに乗り遅れる訳にはいきません。初日、ザックの重さは15kgありましたが、水と食料は少し減ったとは言え、体力を消耗しているので、感じる重さはちっとも変わっていません。どちらかというと重くなっている感じがします。1週間早ければ紅葉のピークだったと思いますが、やはり終わりかけですね。15時ちょうどに下山でき、30分後のバスに乗車し、層雲峡に無事に帰ってくることができました。

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銀泉台をバックに、山頂標識とともに撮った記念写真です。黒岳、白雲岳、緑岳、赤岳の大雪山の色を巡る縦走が終わりました。2日間で歩いた距離は21kmでしたが、標高差はそれほどないので、歩くペースがもっと早ければ日帰りでも可能です。 登山ってシンプルなのがいいですね。目標がはっきりしているし、生きるために必要なものがわかります。少しずつ経験値が上がり、人生観も変わってきました。

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標高年のニペソツ山

その年によって流行る山というのがあるんですけど、今年は世界遺産に登録された「富士山」だと思いますが、北海道で流行っている山といえば、後にも先にも今年しかないのが標高年の「ニペソツ山」だと思います。標高と西暦が同じ「2013」なんですね。私にはレベルが高いので、無理だろうな~と思って、諦めかけていたんですよ。でも、この前、ハードな山ボーイの渡辺洋一郎さんの写真展を見に行った時に、ちょうど本人とお話することができて、登りたい山の話をしたら、「標高年は一度しかないからやっぱりニペソツかな~」と背中を押してくれました。

日本百名山を執筆した深田久弥氏が、執筆後にニペソツに登ったそうで、後に出版された本に「日本百名山を出した時、私はまだこの山を見ていなかった。ニペソツには申し訳なかったが、その中に入れなかった。実に立派な山であることを、登ってみて初めて知った。」と記しているそうです。そのため「幻の百名山」と呼ばれています。百名山として選定されている山は全国から沢山の人が訪れるので、登山道はかなり整備されているし、観光資源となり、地元も潤うと思いますが、観光化が進みすぎると、自然本来の姿ではなくなってしまいます。山にとってはそれがいいかどうかはわかりません。

いつもはそれほど人が多くない山で、駐車スペースもほとんどないという話だったので、早い時間に入山しようと思っていたのに、移動に時間がかかってしまったので、想像以上の混雑で、駐車スペースもなかったので、かなり下の方に停めることになりました。登り始めたのが7時と遅くなってしまいました。「登り返しがきつい」という噂を聞いていましたが、本当にきつかったです。前天狗まではまだ良かったんですけど、その先はだんだん風が強くなり、山頂付近はまっすぐ立っていられないほどの強風でした。強いところは風速15mはあったと思います。幸い、雨が降らなかったので良かったんですけど、これで雨が降ったら完全な「嵐」です。

登り返しが2回あったんですが、登り返しが2回ということは、3つの山を登ることになるんですよね。つーことは、下山も同じぐらいきついということなので、登りの時間も下りの時間もさほど変わらないんです。3連休の初日しか日程が合わなかったんですが、この翌日はピーカンで登山者は100組以上はいたようです。恐るべし標高年!(画像をクリックするとヤマレコにリンクします)

20130921_ニペソツ山

 

山は天気と季節によって大きく感じ方が違ってきますが、今回が一番ハードだったと思います。山を一つ越えた後で、ずっと遠くに目標のお山が見えるんですから。何度も心が折れそうになりましたが、止まらずに歩き続ければ必ず辿り着くんです。それだけを自分に言い聞かせながら、とにかく前に進んでいきました。

「何でこんなつらい思いしてまで登らなきゃいけないんだ」と、本当に何度も思いました。山頂までは何とか登ったけど、強風で天気もイマイチだったので、何だか敗退した気分でした。そういう時こそ、また来年もっと体力をつけて、天気のいい日に登ろうと思えますね。負けず嫌いだな~。

 

 

一寸上がって「九寸皿」

3連休最終日は、朝から雨でかなり激しく降ることもありました。昨日は一日中映画三昧だったので、今日は少しでも外に出ようと思い、昼から重い腰を上げて陶芸教室にやってきました。何の連絡もしてなかったので、先週挽いた器たちは、削れる状態にはなっていなかったので、今日はタタラ作りとロクロ挽きです。

水曜日にサークルで取り掛かった四角形のお皿は、スラブローラーを使って作ることにしました。厚さ7mm、25cm四方にカットして、発泡スチロールの半球でフォルムをつけたあと、細い棒を使って形を整えることにしました。タタラのお皿の角を持ち上げるのには、この棒がとても便利だということに気付きました。

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あっという間に7枚出来上がりました。あと3枚作ればよかったかな。

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残った時間で、ロクロの練習です。大きなお皿とマグを挽いておきました。2日前にケイトさんのカフェに行ってきて、色んな刺激を受けたので、イメージはあるんですけど、それが手に伝わらないんです。ほんのちょっとだけ末広がりにしたいと思っても、ダルマみたいになったり、ロクロ目をつけようと思って、手を掛けすぎてヘタってきたりして、今日は絶不調でした。ロクロ挽きで、手を掛けすぎるのは、ダメなんです。粘土がどんどん弱くなっちゃうし。

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大皿の棒挽きに挑戦中なので、今日もがんばってみましたが、ほんのちょっとだけ記録を更新しました。31cmになりました。焼き上がると一回り小さくなるので、だいたい「九寸皿」になります。先週から一寸サイズが大きくなりましたが、目指すは棒挽きで「十寸」です。土台を太めに土殺しすれば、出来そうな気もしますけど。また今度がんばってみましょう。

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帰りも大雨でした。何だか週末はスッキリしない天気が続いて残念です。秋はあっという間に過ぎていくので、来週は晴れるといいな。

由仁町-Bennu Gallery&Cafe

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BENNU Gallery&cafe
住所:夕張郡由仁町西三川722番地
電話:0123-87-3929
陶芸家:ケイト・ポムフレット
web:なし
その他:カフェ(11:00-18:00、5月~10月末、土日のみ営業)
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写真のレタッチは、Instagram風のレタッチができるPhotoshopプラグインを使用しています。
http://www.photoshoptutorials.ws/downloads/photoshop-actions/freebie-10-instagram-photoshop-actions/

 

四角くて大きいお皿

オリジナルの色を出すために数種類の粘土をブレンドして使っている作家さんはとても多いと思います。同じ釉薬でも粘土が違えば、かなり雰囲気も違ってくるので、私もこの辺りをもうちょっと研究できればいいな~と思ってます。数種類の余った粘土を混ぜてみたら、案外いい感じになることはありますが、二度と同じ色を再現することはできないしね。私が気に入って使っている粘土は、「軽量土」、「上信楽土」、「白御影」、「半磁器土」あたりかな~。最近になってやっと耐火度とか収縮率とかフルイ目とかを気にするようになってきました。

今日はサークルなんですが、10月上旬に本焼きの予定が入っているので、急ピッチで作業をしていきます。四角くて、大きめのお皿を作ってほしいと頼まれたので、仕入れたばかりの「軽量土」を使っていきます。この塊は14kgあるので、運ぶのも一苦労です。

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今日は小道具を色々準備しています。発泡スチロールの半球と布です。

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7ミリのタタラ板を使って30センチほどに伸していきます。私がメインで通っている新十津川の教室には「スラブローラ(タタラ機)」があるので、タタラ作りはあっという間なんですけど、手動となると、均一に伸すのがとにかく大変でした。慣れてないのもあるけど、厚さにムラがあるような気がします。

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半球に被せてフォルムをつけます。タオルや緩衝材などを使って、縁を持ち上げるだけでもいいんですが、私はよくこの方法を使います。

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普通の粘土ならば、形が落ち着くまでにかなり時間がかかり、このままひっくり返すとフラットになってしまいますが、この粘土はとても乾燥が早いので、すぐに成形できます。5枚注文を受けたんですけど、3枚しかできなかったな~。「やる気あんのか~?」って感じだな~。(^▽^;)

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今日はゆっくり取り組む時間がなかったので、週末にやり直すかもしれません。3連休は雨予報なのでね。

 

十勝連邦の富士「美瑛富士」へ

各地域の富士山のような形状をした山を「郷土富士」と呼ぶそうですが、北海道にも沢山あります。今年はこの郷土富士に登る機会も多く、大きなお山は大体登ってきたように思います。比較的近いのにまだ登っていなかった美瑛富士に行ってきました。美瑛富士は十勝連峰にあります。私は去年、富良野岳~三峰山~上富良野岳~上ホロカメットク山~十勝岳まで縦走をしましたが、この十勝連峰は美瑛岳~美瑛富士~オプタテシケ山へと続きます。これらのお山の名前が順番に言えるようになったことは私にとってはものすごい進歩です。

最初の計画は、望岳台から入山して、美瑛富士~美瑛岳まで縦走して下山する予定で、時間があれば、十勝岳まで縦走しようと思っていました。9月上旬ですが、一部紅葉しているところもありましたが、最後の花も咲いていて、のんびり景色を見ながら歩くことができました。美瑛富士まではかなり距離があり、思ったよりも時間がかかってしまい、さらにガスがかかってきてしまったので、当初の予定を変更して来た道を引き返すことにしました。美瑛岳~十勝岳はガスがかかるとルートを見失いやすく、過去にも遭難者がたくさん出ています。美瑛富士へ向かう人はとても少なく、すれ違ったのは3人ほどでした。(画像をクリックするとヤマレコにリンクします)

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下山では晴れ間も出てきましたが、駐車場まであと15分の所で雨が降り、雷が鳴ってきました。過去にも雨に打たれたことはありますが、雷は初めてでした。もっと早く入山していれば、天気もかなり違ったと思いましたが、美瑛富士はとても静かでいいですね。十勝岳側は緑が少ないのかなと思っていましたが、お花も多くて、飽きずに歩けました。山頂ではずっとガスだったので、天気が良ければ最高だったと思います。