「えべつやきもの市」申込完了

本日から受付を開始していた「えべつやきもの市」の申し込みを済ませました。はやっ。

7年間のんびりダラダラと続けてきましたが、追い込まないと全然やらないタイプなので、そろそろ自分を追い込んでみようかと思いまして。プロもアマチュアも出店費用は同じ25,000円なので、かなり痛い出費になりますが、応援してくれる友達もたくさんいるので(いるのか?)ここいらで気合い入れていこうと思います。「好きなこと」か「やらなければならないこと」でないとモチベーション上がらないので、今がその時なのかなと感じます。

「参加することに意義がある」と言いたいところですが、今年の目標の中で大きなウェイトを占めることになるので、やるからには戦略を立てながら、楽しくやります。

「私にしかできないこと」を「私なりの方法」で「私らしく」やっていこうと思います。

お店の名前は「I’m(アイム)」です。自分の名前の頭文字を取っていることもありますが、自分自身を表現する単語だし、精神世界で意味のある言葉です。カタカナ表記で並べ替えれば、先頭の方に並びます。そんなことを考えて決めた自己中な店名です。(^^ゞ

受付完了の通知は少し先になると思いますので、ここでは詳しくは書きません。詳細は後日、しつこいぐらいにお知らせすると思います。

申し込み完了

えべつやきもの市出店案内

今年の目標にしている「えべつやきもの市」の出店案内が届きました。道内のプロ、アマ合わせて300店以上の窯元が一カ所に集まる北海道最大級の焼き物イベントで、好きな作家さんや新しい作品に会える最高の2日間です。

アマチュアも参加できるこれほど大きなイベントは他にないので、毎年「今年こそ参加したい!」と思っていました。去年は悩んだ末、締切日ギリギリに申し込みをしましたが、すでに募集数に達していて、キャンセル待ちとなり、結局ダメでした。でもそれでよかったのだと思います。

一年間ゆるいながらも練習を積み、facebookで里親探しを始めて、戴いた代金はすべて貯金しておきました。出店費用も貯まり、作品の数もそれなりに揃えられるようになってきたので、まだまだ技術も個性も足りませんが、今年こそ本気で申し込みしようと思っています。

好きなことでも続けるのはとても大変なことです。使ってくれる人がいれば価値のあるものですが、使われなければゴミですから。不燃物をどんどん作ってしまうことに憤りを感じたこともありました。趣味の範疇ですが、たくさんの人に見てもらい、一人でも気に入ってくれる人がいれば、こんなに幸せなことはありません。

郵送で書類が届くので、公平を期すため受付開始日が決まっているようです。4月24日(水)からです。

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悪い癖

昨日作っておいたタタラのお皿を仕上げました。縁のガタガタしている所をカンナで削り、スポンジと皮で整えます。 削りは半乾きで行いますが、この乾燥のタイミングが重要です。タタラの場合はそれほどシビアではありませんが、あまり柔らかいと粘土の重みで、形が変わってしまいます。 お皿を作るときは、それなりに重ねられることを意識していますが、まぁ、それなりです。不器用だし、飽きっぽいので、あまり得意な作業ではありませんが、マグやお茶碗よりも需要があり、作ってもすぐに里親が見つかります。真ん中にある楕円のお皿の大きさは一番人気があるかもしれません。ほどよい深さがあり、小さすぎず大きすぎない大きさで、シンプルな色です。

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残った時間で、ロクロを挽きました。湯呑みサイズならば、三手ほどで目標の高さまで上げられるようになりましたが、その後、牛ベラで内側を何度も撫でたり、真っ直ぐにするために外側から、包み込んでみたりと、何かといじりすぎるようになりました。これはとても悪い癖ですね。外から力を掛けると、内側にはシワができてしまうし、手をかける回数が増えると、粘土が弱くなりコシがなくなってしまいます。分かってるんだから絶対直さなきゃいけないんですけどね。

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口当たりのよさ

某コンビニチェーンの100円コーヒーは侮れません。ドリップしたてで香りもいいし、ちょうどいい深みとコクがあり、安定していて美味しいです。あれで、ものすご~く儲かってるんだろうな~と思いますね。

口を直接つけるカップ類を作るときは、口当たりを意識しています。私の場合、皮で口をなめして仕上げています。口はほどよい厚みがある方がいいですね。

一人でコーヒーを飲むときは、大きなマグにたっぷりコーヒーを入れるので、カップ&ソーサーで使うことはあまりありませんが、ソーサーをロクロで挽くのは難しいので、練習のためにたくさん作っています。

信楽並土と白マットの組み合わせたカップ&ソーサーです。もう少し大きなソーサーじゃないとバランス悪いかも。2年前に作ったものです。ずいぶんサボっていたので、ロクロの腕前は今でもあまり変わってないかもしれません。

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定番の色

先週挽いたカップ類の乾燥がまるで進んでいなかったので、今日はタタラ作りにしました。信楽赤土と白マットを使った「Yukidoke」シリーズです。焼き上がるとちょうど残雪の時期の雪の色と似ています。真っ白な雪に土が混ざった感じで、とても地味なんですが、地味な器ほどお料理が引き立ちます。

2時間でこのぐらい作れました。明日、縁を削ってきれいに整える予定です。

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3月に出店した手作りフェスタ用に作った同じシリーズのカップ&ソーサーです。釉薬の濃淡で雪解け具合いが変わります。丸い取っ手は可愛いんですけど、平べったい方が持ちやすいかな~と思います。やっぱり手作りっていいものですよ。ほっこりします。(*´▽`*)

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基本の形

土曜日の陶芸教室に来ているおじさま方がちょっと見ないうちにずいぶん腕を上げていました。真面目に通って練習しているようなので、すぐに抜かれてしまうかも。(^^ゞ

私が陶芸を始めた時はとにかく先に進みたかったし、何でも焼いて欲しかったけど、おじさま方は挽いては壊し、挽いては壊しを繰り返し、ひたすら基本の形を練習しているのです。

真っ直ぐな湯呑みです。

私も久しぶりに挽いてみました。内側も底から腰にかけてまっすぐにするためには牛ベラを使って整えるのですが、この牛ベラの使い方が難しくて私はまるでダメなんです。当て方が悪いと思うんですけど、スジがたくさん入ってしまいます。

何度か挽き直して、とりあえず5個だけ残しておきました。白御影を使ったので、湯呑み向きではないと思うので、取っ手を付けてマグにしようと思います。

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白いマグ作り

最近お気に入りの上信楽はキメが細かいので、普段使っている並土よりもロクロ挽きは難しいような気がします。ちょっとでも空気が入っていると、ぷくぷくしちゃうんです。削りカスを再生すると他の粘土が少し混ざってしまうので、たちまち質感が変わってしまいます。

私の場合、夏も冬も山にいることが多いので、思いっきり陶芸をするのは、春と秋ですね。今月に入ってやっと本腰を入れてますが、久しぶりなので、まだまだ不安定です。ずっと陶芸をしていると自分の中で色々な時代があり、様々なブームが起こります。ここ数年はずっと「白系」のブームが続いています。粘土を変えたり、釉薬を変えたりして、色々な白を試しています。

上信楽のマグ

重ねやすいお皿

タタラ作りでは石膏型を使うようになりました。食器類は重なりやすさも気になるし、同じ形のものを頼まれたときにも便利です。石膏は水分を吸収するので、成形もしやすいです。不器用だし、集中力もなくなってくるので、私の場合、このぐらいが限界です。

石膏型作りはまだ苦手で、気泡が沢山入ってしまいますが。(^^ゞ

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ミックス粘土のお茶碗

私が陶芸をする場所は2箇所ありますが、今日は気ままなサークルです。去年はほとんど休んでしまったような気がします。モチベーションを保つのって大変だな~と思います。

30分で菊練り、30分で一輪挿しの削り、30分でお茶碗を挽きました。粘土は半年間ほったらかしにしておいたカチカチの粘土をミックスしたものです。御影土が混ざっていたので、焼き上がりはブツブツが出てくると思います。ミックスした粘土はどんな色が出るか全く分かりません。

炭水化物ダイエットの影響か、ご飯の量を控え目にする人も増えているので、ご飯を盛った時に多く見えるように、口は広く浅い形にしています。

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タタラ作り

スライスした粘土からお皿などを作る技法を「タタラ作り」といいます。粘土の縁をちょっと持ち上げるだけでお皿になります。ロクロの場合は、丸いものしかできませんが、タタラ作りの場合は、楕円でもハート型でも好きな形が作れるのが特徴です。楕円や四角いお皿はお料理を盛り付けると雰囲気も変わります。

タタラ作りは、根気のいる地味な作業になります。こうした作業は私には全く向いていないので、何とかならないかと考えたのが石膏型です。同じ大きさ、同じフォルムのお皿が作れます。収納のしやすさを考える主婦も多いし、同じ大きさのお皿を頼まれたときにすぐに対応できます。

スライスした粘土を石膏型に乗せて、余分な部分を弓で切り落とします。石膏は水分を吸収するので、粘土が少しずつ硬くなって成形しやすくなります。

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縁はガタガタですが、ちょうどいい硬さになったらカンナで削ります。朝から作業して、午後には削れるぐらいまでになっていましたが、集中力もなくなり疲れてきたので、1週間寝かせることにしました。

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