洞爺湖町-glass cafe gla_gla

登別の見事な紅葉の後は、久々の窯元巡りです。将来はカフェのある工房を持ちたいな~と思うようになったので、そんな窯元を訪れようと思うようになり、かなりボチボチなペースで巡っております。

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登別から1時間ほど、西に行くと「洞爺湖」がありますが、このブログでも何度か作品を紹介していましたが、超お気に入りの作家さんのお店へ行きます。ナビに電話番号を入れたら、ちゃんと案内してくれたので、迷うことなく到着しました。高速には乗らず、紅葉を眺めながら、のんびり走って行きました。
ここにあるカフェが「glass cafe gla_gla」です。陶器ではなくて、ガラスの窯元です。陶芸を始める以前は、陶器には全く興味がなかったんですが、ガラス製品というのは、小さい頃からとても好きでした。

glass cafe gla_gla
住所:虻田郡洞爺湖町月浦44
電話:0142-75-3262
ガラス作家:高臣大介
web:http://mimizu.net/gla_gla/
その他:4月~10月 10:00~18:00 (11月~3月 10:00~17:00)
不定休
ガラス体験あり(彫刻・吹きガラスなど)
地図

7月に「江別やきもの市」に行ったときに、「写真を撮りに行きたい!」という話をしていたんですが、すっかり遅くなってしまいました。事前にアポは取っておらず、オーナーが工房に居るかどうかもわからないままの突撃訪問です。

まぁ、作品を見て、コーヒー飲みに行くだけでもいいんです。

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洞爺湖は小学校の修学旅行で訪れたことがありましたが、それ以来です。25年ぶりになるのかな~。たかだか2泊3日の旅行なのに、ものすごい荷物を持って行き、お土産をたくさん買って帰ってきた記憶があります。

陶芸教室はどこの町にもあるんですが、ガラス教室ってなかなかないんですよね。特に空知管内には、吹きガラス体験ができる所ってないような気がします。
お店の中は、お洒落なガラス製品が並んでいます。店内をぐるりと見回して、透明度の高いガラスたちをウットリと眺めます。

これ、何かな~??

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カフェのメニューはとてもシンプルです。コーヒー、ハーブティー、気まぐれジュース...と飲み物だけです。お食事やスイーツを求めてはいけません。メニューはあらかじめ調べておいたので、ランチは運転しながら済ませておきました。

いつものことですが、ホットコーヒーをいただきました。

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ホットは陶器のカップで出てくるかと思ったら、グラスで出てきました。あらかじめグラスを温めておけば、ホットコーヒーもグラスでいけるようです。キンキンに冷やしたグラスに熱々のコーヒーを注いではいけませんよ~。

作品のネーミングが素敵なんですよ。それじゃ、店内の様子をじっくり見ていきましょう。

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一つ一つ手作りなので、もちろんそれなりのお値段ですが、お世話になっている方へのお土産に花器を買うことにしました。いくつもテーブルに並べて、在庫を引っ張り出してもらって決めました。

自分のために買うのにはかなりの勇気が要りますが、プレゼントなら買えるんですよね。その場で、名前やメッセージを彫ってくれます。うれし~。

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オーナーは外出していたようですが、私が着いた頃にちょうど戻ってきたようです。工房見学のOKをもらいました。

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レジの前にオーナーの紹介が貼ってありますが、私と同じぐらいの年頃かな~と思っていましたが、年齢、血液型、星座まで一緒でした。感性はずいぶん違うようですが...(^^ゞ

こちらの器は、近くのリゾートホテル「ウィンザーホテル洞爺」のレストランやバーでも使われているようです。「雨風が凌げればどこに泊まってもいい」という私には、無縁のホテルだと思いますが、いつか行ってみたいですね~。

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隣の工房にお邪魔してみました。撮影&ブログ掲載許可は頂いていますが、動きが早いため、ブレブレで、あまりいい写真が撮れないんですよ。

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「もっと近づいても大丈夫」って言われても、何だか踏み込んで行けないし...カメラマンには向いてないようです。

2人のアシスタントと連携プレーで、あっという間に作品ができていきます。陶芸だと、「成形→削り→素焼き→施釉→本焼き」という作業工程を経て、やっと出来上がりますが、ガラスの場合は、短時間で思うような形にしなければいけないので、時間との勝負でしょう。

  

う~ん、かっこいい。やっぱり、真剣に何かをしている姿というのは、とても美しいですね。せっかくなので、色々取材したいところでしたが、どのタイミングで話しかけていいかよくわからなかったので、ひたすら写真を撮るだけです。毎度ながら、取材能力ゼロです。

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彼は、いつも一枚歯の下駄を履いているんですよ。以前、札幌駅で見かけたことがあったけど、ものすごく目立っていました。バランス感覚を養うために履く人もいるし、腰痛の予防のために履く人もいるそうです。

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ずっと見ていたい気分ですが、このままだとホントに今日中に家に帰れなくなるので、引き上げることにしました。

朝は天気が良かったのですが、だんだん雲行きが怪しくなってきました。洞爺湖周辺も紅葉のピークを迎えていますが、工房を見学して、たっぷり満喫できたので、次の目的地「ニセコ」を目指します。

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由仁町-BENNU Gallery&cafe

朝から晴天で、桜の便りも届いてきたから、今日はドライブに行こうと思っていたけれど、行き先をどこにするかも決めていなかった。

時間はすでに11時。ナビに最初にセットしたのは、「函館」。高速を使えば、5時間ぐらいで着きそうだ。でも、着いた頃にはすでに夕方になっているし、静内の桜並木も気になる...心の声に従って、「静内」に向かうことにした。「二十間」という単語しか覚えていなかったけど、ナビにセットしたら出てきた。私の住む町から3時間半ほどの距離だった。高速を使うルートを案内しなかったから、国道をのんびり走っていった。

砂川→奈井江→美唄→三笠→栗山→由仁→安平→厚真→鵡川→新冠→静内というルート。
1時間ほど車を走らせると、「由仁町」の名前がナビに出てきた。

ここは「ケイト・ポムフレット」さんのカフェがある町だ。

そうだ、寄ってみよう。

カフェの名前も場所も分からなかったけど、少し車を走らせて、コンビニに寄って聞いてみることにした。

「この辺にケイトポムフレットさんという陶芸家のカフェがあると思うんですけど知りませんか?」

「そこの信号を曲がって、線路を越えたらありますよ。」と教えてくれた。

BENNU Gallery&cafe
住所:夕張郡由仁町西三川722番地
電話:0123-87-3929
陶芸家:ケイト・ポムフレット
web:なし
その他:カフェ(11:00-18:00、5月~10月末、土日のみ営業)ギャラリーは不定休なので、事前に連絡した方がいいかも。
陶芸体験・教室はありません。
地図

パソコンにどっぷり浸かっていた私が職場の同僚に誘われて、陶芸を始めたのは、4年前のことだった。初めて教室を訪れたのが、ゴールデンウィークが過ぎた今時期だったから、今年で5年目になる。不器用の塊の私が、今ではロクロを挽いて、お茶碗ぐらいは作れるようになったんだから、それなりに成長しているのかもしれない。

陶芸を始めた頃は、粘土と釉薬の組み合わせで無限に広がる陶器の世界に夢中になった。ロクロを始めてからは、無心になれる感覚が好きで、何かを作るというよりも、ただロクロを挽いている時間が好きだった。

出来上がってしまった作品には、それほど興味がなかったけど、最近は自分の器が食卓に登場する機会も増えてきたように思う。何年か経った頃からは、他の人の作品にも興味を持つようになり、陶芸市などに出向く機会が増えてきた。プロの作品を見ると、自分とは明らかに違いがある。

好きな陶芸家や好みの作風はたくさんあるけれど、イギリス出身のケイトさんは私の「ベスト3」に入るだろう。

作品を見れば、すぐに彼女のものだと分かる。

個性的で、優しく、そして、温かくて、かわいい。

ここに着いたのはちょうどお昼だった。車が数台停まっているけど、それほど混んでいるような感じはしない。

古いお寺を改装した建物だそうで、緑色の屋根と赤いパラソルが印象的だった。

砂利道をほんの少し歩くと、心地よい風が吹いた。

とても気持ちがいい。

ケイトポムフレット37

カフェとギャラリーの入口が分かれているけれど、中に入ると繋がっているので、どちらから入ってもいいようだ。

カフェに入ると、サービス業の鑑のような笑顔の素敵なお姉さんが、店内に案内してくれた。カフェの入口にあるマットの上で靴を脱いで、中に入る。

「撮影OKですか?」

「はい、大丈夫です。聞いていただいてありがとうございます。」

先にギャラリーを見せてもらうことにした。中に入ると、ケイトさんの作品の他に、エスニックな雑貨やアクセサリー、洋服やバックなど、ケイトさんのセレクトしたものが所狭しと展示されている。お金があるなら、店ごと買って帰りたい気分になった。

ケイトポムフレット4
ケイトポムフレット6

 

ケイトポムフレット9
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1時間ほど眺めていたかもしれない。カフェに移動して、コーヒーブレイクにしよう。カウンターには、スコーン、ケーキ、クッキーなど、オーガニック素材にこだわったメニューが用意されていて、スラッとした長身のケイトさんも接客してくれる。

コーヒー、スコーン、チーズケーキをオーダーして、テイクアウトにクッキーを2つ頼んだ。

ケイトさんは冬はバリで過ごし、夏は北海道で暮らすという、ライフスタイルを送っているようで、カフェで使用しているコースターは、着物などの端切れを集めて、バリへ持って行き、コースターにして持ち帰るそうだ。

ケイトポムフレット31
ケイトポムフレット32
ケイトポムフレット28
ケイトポムフレット25

 

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ケイトポムフレット29
ケイトポムフレット33
ケイトポムフレット30

髪を引かれながら、カフェを後にした。一日中居たいと思える場所だった。

ケイトポムフレット34
ケイトポムフレット35

 

ケイトポムフレット38

ケイトポムフレット40
ケイトさんは、日本人よりも日本の文化や習慣を大切にしているのだろう。クッキーの包み紙は、和紙に筆で日本語が書かれていた。あれは、ケイトさんが書いたものなのかもしれない。

北海道を訪れた人は、千歳空港でレンタカーを借りたら、高速道路で札幌まで一気に行ってしまうのかもしれないけど、私ならここを案内するだろう。

ここは、居心地がよい。

その一言に尽きるから。

第20回 えべつ やきもの市

記事のアップが大変遅くなりましたが(すでに1週間経過...)、北海道最大の陶芸市、「えべつ やきもの市」に行って参りましたぁ~。この陶芸市は、毎年7月、第2土曜日と翌日の日曜日の2日間にかけて行われています。プロ・アマを問わず、道内はもちろん、道外からも多くのアーティストが出店します。パンフレットによると、今年の出店数は「348」だそうです。ははは~、すごいな~。

今年は、7月11日(土)、12日(日)の2日間の開催でしたが、私は2日目のみ参上しました。天候はすこぶる良好、朝一番から行こうと思って、早起きしたにもかかわらず、いつものように「ぽけ~っ」としていたら、すっかり家を出るのが遅くなってしまいました...o┤*´Д`*├o アァー

奈井江砂川IC→江別東ICまで、高速で行きました。ETCデビューでございますぅ~。あんなちっちゃなセンサーでバーが開くのか、ドキドキしていましたが、ちゃんと開いてくれました。料金は通常の半額で行けたので、時間&料金が半分に短縮できました。

やきもの市では、メイン会場の他に色々な場所で催しが行われています。「セラミックアートセンター 」では陶芸体験などが行われているんですが、去年は時間がなくて、見に来ることができなかったので、一度見てみたいと思っていたので、今回はセラミックアートセンターに駐車することにしました。

ここから会場までは結構距離があるので、連絡バスが出ています。次の発車時間はいつかな~と時刻表をチェックすると、ちょうど出たばかりだったようで、あと30分待たなくてはいけません。やや時間のロスでした。車を停めるなら、市役所前に駐車した方が便利だと思います。

それじゃ、セラミックアートセンターの中を覗いてみましょう。ここでは、陶芸品やその他の手作り作品の即売と陶芸体験が行われています。湯呑みやカップなどの成形はもちろんですが、時計作りなどの体験もありました。私の今年の大きな目標としていた「絵付体験」もあり、やってみたい気持ちはものすごくありますが、今日は時間がないので、また今度にしましょう。

20090712_セラミックアートセンター

それじゃ、バスに乗って会場へ向かいましょう。会場に着くまでは、ボランティアガイドの方が、バスに乗ってきて、流暢に江別の観光案内をしてくれました。でも、あんまり聞いてなかったな~。

会場に着いたのは、11時40分でした。毎年10万人以上が訪れるという大きなイベントですから、天候は集客に大きく左右すると思います。青い空の下、気温もぐんぐん上がってきて、絶好の陶芸市となりました。すでに会場内は多くの人で賑わっていましたが、来場人数は去年よりも多いような気がしました。

20090712_江別やきもの市

気に入ったものをその場で買ってしまうと、荷物が増えてしまうので、まずは全体をぐるっと回りましょう。今年は全ブース撮影を目標にしておりますので、1番目のブースから見ていきましょう。

写真は許可をもらってから撮影しています。快諾してくれる方が多いですが、使用目的を聞かれたり、撮影拒否されることもありました。特に気に入った作家さんには、「ブログで紹介してもいいですか?」と聞いて、了解を取っていますが、中には聞いていない方もいます。以前はそれほど陶芸関係のアクセスは多くなかったんですが、今では主要な検索エンジンで作家さんの名前を入れて検索すると、このブログがかなり上位にヒットするようになりました。適当なこと、書けなくなってきちゃったわね...(^▽^;)

私がブログで陶芸市や窯元を紹介する理由は、主に次の3つです。

  1. 陶芸市やお気に入りの窯元を紹介するため
  2. 手作りの陶器やガラス製品の素晴らしさを伝えるため
  3. 気に入ったものを全部買うことはできないので、せめて写真に収めておきたいので

私は気に入った作品を見つけると、必ず高台をゆっくりと触ります。一つ一つ丁寧に処理をしているんだな~ということがよくわかります。それだけでプロ意識をものすごく感じます。

私が陶芸を始めてから、すでに4年経ちましたが、未だに自分の色は見つからないし、マグカップの取っ手をつけるのも雑だし、高台にサンドペーパーをかけるのだって大嫌いです。つーか、かけてないし...

作品を仕上げるまでの細かな作業は、実際にやっている人でないとわからないことが多いと思います。

ホント、地味な作業ばっかりですもん。

何もないところから、売り物として仕上げるまでには、計り知れない努力、苦労、研究があったと思います。全ての作家さんをリスペクトしております。私のできる範囲のことで、焼き物の良さを伝えられればいいな~という、純粋な気持ちでやっております。

それじゃ、行ってみましょうか~。

1.森収吾(もりしゅうご):札幌市

昨年一番気になった作家さんですが、今年はトップバッターでした。作品を見るとすぐに彼のものだと分かる独創的な雰囲気があります。札幌出身だそうですが、今は笠間市に移転して、奥様と作陶活動をされているようです。ちょうど接客をされていたので、また後でゆっくり見に来ようと思って、先を急いでしまったんですが...

20090712_001森収吾

2.大野耕太郎 (おおのこうたろう):滝川市

今年は習いに行ってないんですが、私の第一師匠です。(^▽^;) 磁器が専門で、白磁・青白磁のシャープなデザインの器が多く、この道ではかなり有名だと思います。ご本人はとてもおだやかな印象ですが、緻密な感性の持ち主だと思われます。ギャラリー&カフェ「オルノ」では、先生の作品でお食事ができます。まだ行ってませんが、近いうちに写真を持って行きたいと思います。「来年は出店だねぇ~」なんて言われましたが、とんでもないですわ~。ヾ(@>▽<@)ノぶぁっはははっははは♪

20090712_002大野耕太郎

3.アトリエ陶有伽(あとりえとうか):札幌市

札幌出身の女性の作家さんです。真っ白い器は半磁器土を使っていると思われます。黒化粧土を使った掻き落とし、呉須の柔らかいタッチのイラストが印象的です。

20090712_003アトリエ陶有加

4.葉久陶(読み方不明):旭川市

「写真撮ってもいいですか?」と声を掛けると、手書きのプレートを推されました。書の心得があるんでしょうね。味わいのある字体で心に染みる言葉が書かれていました。先に立ち寄っていた女性は、通路に器を広げて、どれがいいか品定めしていました。同じような器でも少しずつデザインが違うので、迷っちゃうんですよねぇ~。私も一つ欲しかったんですが、今買ってしまうと荷物になるので、後で見に来よう...と、先を急ぎました。

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5.知床窯 (しれとこがま):斜里町

知床情報が満載のかなり読み応えのあるホームページがあります。ブログが流行る前からがんばっていたんだな~ということが伺えます。何年か前に日帰りで知床に行った ことがありましたが、どこを見て良いのかわからず、スルーしてしまったので、今度はゆっくり行ってみたいと思います。ブースには、長男の圭一さん(←イケメン)が立っておりました。

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6.明楽陶(めいらくとう):札幌市

新しい作家さんなのかな~?窯元情報を検索しましたが、ほとんどヒットしませんでした。名刺ももらっていなかったので情報不足です...orz 使いやすそうな器と、草花をモチーフにした絵付けが印象的でした。

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7.Handmade Shop だりあ (はんどめいどしょっぷ だりあ):当別町

手作りのアクセサリーのブースです。アジアンテイストなピアス、ネックレス、髪飾りなどあって、モロ私好みです。キレイな奥様と娘様らしき2人がブースに立っておりました。「写真撮っていいですか~?」と聞くと、美しく写るようにかんざしの方向を整えてくれました。ブログを見ると、小物作りの講習会などもやっているようです。

20090712_007HandmadeShopだりあ

8.一路窯 (いちろがま):旭川市

私のブログにコメントを入れてくれる方は非常に少ないんですが、(^▽^;)こちらの母猫mimiさん はちょくちょく覗きに来てくれて、コメントも残してくれています。ブログは穴窯を作った5月から始めたようですが、情報量も多く、毎日のように更新されているので、ランキングもぐんぐんと上がってきています。専門的な知識も多く、大変為になるブログなので、私も毎日見に行ってるんですよ。話しかけたらすぐに私のことをわかってくれましたわ~。

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9.杉田真紀 (すぎたまき):札幌市

以前窯元巡りの記事で紹介していましたが、Tenstoneの橋本氏 に師事し、今年プロブースに移った若手の作家さんのようです。粉引のやさしい白が印象的です。ブログもスッキリとして読みやすくて、陶芸のことやパン作りのことが書かれていて、とても読み応えがあります。粉引の作品にはものすごく惹かれますね。彼女の作品は北海道の人気作家の器の店「from the earth 」で購入できます。

20090712_009杉田真紀

10.やきもの屋.KEIKO.(やきものやけいこ):旭川市

先月の「新十津川陶芸まつり」にも出展されていましたが、大雨でじっくり見ることができなかったんですよ。使いやすそうなマグカップ、焼き締め(←だと思います)のランプシェードや花器が印象的でした。名刺をいただいていますが、住所と電話番号しか書かれていなかったので、ブログやホームページはないと思います。

20090712_010やきもの屋・KEIKO・

11.極楽とんぼ (ごくらくとんぼ):江別市

こちらの作品は、セラミックアートセンターにも展示されていましたが、絵付けが素敵でものすごく惹かれました。江別在住の女性の作家さんで、絵画でも有名な方のようです。セラミックアートセンターで絵付け講師をしているようですが、ぜひ習いたいな~と思いました。ホームページはしばらく更新されていないようですが、他の方のブログなどでも多数紹介されています。作品は「江別陶芸会 」でも購入できるようになっています。ホント、素敵ですよ~。

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12.ゆみの器(ゆみのうつわ):札幌市

陶芸市を見に行くと、自分の好みの作家さんがよくわかるんですが、ゆみさんの器はすぐに目に付くんです。織部使いが見事ですね。織部ってかなり定番な釉薬だと思いますが、私はうまくいった試しがないんですよ。二人展や三人展など、他の作家さんなどとコラボした展示会もやられているようですが、ご本人のブログやホームページは見つけられませんでした。

20090712_012ゆみの器

13.露工房(つゆこうぼう):旭川市

こちらの窯元は新十津川陶芸まつりで毎年見かけるので、作品を見るとすぐにわかるようになりました。旭川(工房兼自宅)と美瑛(お店)がありますが、美瑛のお店では陶芸体験もできるようです。一体一体、表情が違うお地蔵さんが印象的ですね。美瑛に行った際には、ぜひお店に寄ってみたいと思います。

20090712_013露工房

14.多田昌代 (ただまさよ):札幌市

白を基調とした器が中心で、曲線のフォルムが印象的でした。水色やピンクなどのアクセントカラーがフェミニンで、女性的なやわらかさを感じます。もらった名刺には、ホームページアドレスが載っていましたが、下沢トシヤ氏の生徒さんのコミュニティサイトのようです。Teach のページから展示会作品が見れるようになっています。北海道陶芸展 で大賞を受賞された経歴の持ち主です。

20090712_014多田昌代

15.公窯(こうがま):函館市

こちらも女性の作家さんで、干支をモチーフにしたとオブジェと唇がキュートなペーパーホルダーがとても印象的で、とっても可愛いくて大興奮でした。名刺いただきましたが、携帯メールのアドレスだったので、ホームページやブログは持っていないと思います。陶歴は20年以上のようですが、取扱店などの情報も見つけることはできませんでした。

20090712_015公窯

16.ミニチュア陶房 工房てると (みにちゅあとうぼう こうぼうてると):旭川市

陶芸市では、主に食器や花器やオブジェなど、一般的なサイズの作品が多いんですが、なんとこちらは完璧なミニチュアでございます。ものすご~く小さいんですよ。でも、普通に写真を写しても写真ではうまく伝えられないんですよね。「写真撮ってもいいですか?」と聞いてみると、「1円玉持ってる?」って聞かれたんです。「えっ、1円玉?それぐらいは、持ってると思いますよ。(^▽^;)」 写真の撮影費用なのかな~と思って、1円玉を手渡すと、作品の隣に並べてくれました。サイズ比較のためですね。どれも非常に精巧な作りで、土鍋も急須もちゃんと蓋が開くんです。ホームページでも、1円玉との比較写真があります。ホント、すごいです。

20090712_016ミニュチュア工房てると

17.緋炎窯(ひえんがま):札幌市

こちも女性の作家さんで、草花をモチーフにした器が中心でした。この色は、御本手化粧土を使っているのかな~と思いますが、御本手をうまく出せたことがないので、よくわかりません。(^▽^;) ブログ・ホームページは見つけられず、名刺ももらっていないので情報不足なんですが、セラミックアートセンターで行われている展示会などにも出展されているようです。

20090712_017緋炎窯

18.暎窯(えいがま):札幌市

北海道陶芸会 のページにプロフィールが載っていましたが、屯田工房(新十津川町)の清水氏に師事されたそうで、力強い作風が受け継がれている感じがしました。ご本人と少しお話することができたんですが、芸術の森で9月に行われる「土と炎の饗宴」にも出展されるそうで、パンフレットをたくさんいただきました。ぜひ見に行きたいと思っています。

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19.権兵衛窯 (ごんべえがま):登別市

ユーカリの炭を使った焼成法をされているようで、深いひび割れがとても印象的で味わい深いですね。陶芸家らしい風貌の殿方がブースに立っておられました。工房のある登別では教室もされているようですが、作品は登別グランドホテルのギャラリーや江別のギャラリーなどで展示されていて、そこで買い求めることができます。

20090712_019権兵衛窯

20.陶千窯(とうせんがま):北広島市

フクロウなどの造形が中心です。こういう造形ものは、お皿や湯のみなどを作るよりもずっと手間隙がかかります。一見同じに見えるフクロウでも、少しずつ表情が違っていて、一つずつ心を込めて丁寧に作っているんだな~というのが伺えます。カードをいただきましたが、「土味を大事に遊び心で作っています」というメッセージが入っていました。

20090712_020陶千窯

21.東やま山房 Akiyou窯(ひがしやまさんぼう あきようがま):函館市

先月の「新十津川陶芸まつり」にも出展されていたようですが、ひどい雨だったのでじっくり見ることができなかったので記憶になかったんです。コーヒー豆を使った独特の色が印象的でした。そのほか、紅茶のティーバックを置くポケットがついたカップなど、変わったデザインの器がありました。ホームページやブログではほとんどヒットせず、作家さんの情報を探すことはできませんでした。

20090712_021東やま山房Akiyou窯

22.野村亜土 (のむらあど):足寄町

若手の作家さんで、白を基調とした器が主ですが、ブタとかサイ(違うかも...)などの動物をエンボス加工したようなお皿がとても個性的で、ファンも多いようです。写真撮影はちょっと...という感じでしたが、「ブログで宣伝してくれるならいいですよ~」と許可をいただきました。まだ陶歴は浅いようですが、個展や二人展なども行っていて、今後の活躍が期待できる作家さんです。

20090712_022野村亜土

24.びーどろ工房 小樽ADVANCE倶楽部 (びーどろこうぼう おたるあどばんすくらぶ):小樽市

今月は小樽に行く予定があるので、そのときに吹きガラス体験をしたくて、パンフレットをいただきました。所要時間は15分程度だそうです。熱を冷ますのに、その日のうちに持ち帰ることはできないそうですが、翌日にはできあがるそうです。オプションでヒビ加工や泡加工もできるそうです。

20090712_024びーどろ工房小樽ADVANCE倶楽部

25.宙工房(そらこうぼう):札幌市

釉薬を銀河のように散りばめた茶碗(写真左下)とモノクロとカラーの絶妙なバランスのフリーカップ(写真右上)に惹かれました。札幌在住のダンディな作家さんで、名刺をいただきました。全国各地の三越での個展も多いようです。石屋製菓・チョコレートファクトリーの陶のアーチを製作されたようです。見たことないですけど...ご本人のホームページやブログは見つけられませんでしたが、色々なサイトで紹介されています。

20090712_025宙工房

26.細川ステンドグラス (ほそかわすてんどぐらす):札幌市

それまで気に入ったものがあっても、荷物になるので、買わずにいたんですが、こちらのブースのアクセサリーのデザイン&価格が気に入ったので、ピアスをゲットしましたぁ~。洋服でもアクセサリーでも、気に入ったものは、ずっと身に着けているタイプなんですよ。ピアスは気に入った3つぐらいをローテーションして使ってるので、4つ目の仲間が増えました。(^▽^;)

20090712_026細川ステンドグラス

27.工房 祥吉 (こうぼう しょうきち):札幌市

名刺はいただいてなかったんですが、立派なホームページがあります。プロに作ってもらったのでしょうかね...センスが良くて、すっきりしてとても見やすいです。トップページを更新すると、作品の画像が入れ替わります。10回ぐらいクリックしてみました。(*^▽^*) 黒釉や化粧土を使った作品が多いようですが、レリーフなども手がけているようです。化粧土の使い方は非常に参考になります。

20090712_027工房祥吉

28.アトリエO・N・O(あとりえおの):札幌市

出店者リストには「南区」とありましたが、愛知から初参戦だそうです。若くて、超美男子です。他のサイトの情報によると、「モデル出身で元俳優」だそうで、シェフ経験もあるようです。「一瞬サラリーマンやったことあったけど、合わなかったから陶芸家になった」というようなことも話してくれましたが、個性もあり、練りこみの技術もあり...と、多彩な才能の持ち主なんですねぇ~。初日に名刺を配りすぎて、なくなってしまったそうで、別の陶芸市のカードの裏に手書きで書いてくれました。(^▽^;) 写真右上のカップが気に入ったんですが、終了時間間際に買いに戻ったときには、すでに売り切れていました。船で帰るそうなので、荷物を少しでも減らしてもらいたかったので、お洒落なフルーツボウルをゲットしました。「また、らいね~ん。(=⌒ー⌒=)ノ~☆・゜:*:゜バイバイ゜:*:゜・☆ヾ(=⌒ー⌒=)」と、笑顔でお別れをしました。

20090712_028アトリエO・N・O

約30箇所、じっくりと廻ったところで、すでに2時間経過してしまいました...orz

あと、300以上も残ってるんですよ~!!!

2時からはロクロの実演もあるんですが、どう考えても全部見ることができません。

ロクロの実演は、去年と同じ「もみじ窯」の香西氏です。

実演は毎回楽しみにしているんですが、5時までしか時間がないんです。

仕方ありません、実演見学は諦めましょう。

どうよ、この計画性のなさ...

ここからは、特に気になったブースだけご紹介します。

120.ケイト・ポムフレット:由仁町

昨年も紹介していますが、ケイトさんの器は大好きです。色々なショップで取り扱っていますが、すぐにケイトさんの作品だとわかるほど個性的な器たちです。何度も手にとってみたんですが、お値段もそれなりなので、自分のためには、なかなか買えないですよねぇ...由仁町在住でカフェ&ギャラリー(土日のみ営業)があります。それほど遠くないので、今年こそホントに行ってみたいです。

20090712_120ケイトポムフレットBENNUGALLERY

141.アトリエHANA(あとりえ はな):江別市

今年の一押しは、「アトリエHANA」の平野英恵(ひらのはなえ)さんの作品です。2年前の(だと思うけど)北海道陶芸展 で新人賞を受賞されているので、独立されてからはそれほど長くないのかな~と思いますが、斬新なイラストと造形のセンスと技術の高さに、一気にテンションが上がりました。「ブログで紹介してもいいですか?」と聞いたら、「そういうの苦手だから、どんどんお願いします」とのことだったので、どんどん宣伝しておきます。

写真右上のマグカップは、オフィスワークに最適なデカさです。(^▽^;) いや~ん、ほし~い。

鮭やイクラなどのイラストを大胆に描いた器も素敵でしたが、「桃太郎」や「かぐや姫」などの昔話シリーズも夢があってとても素敵でした。

結局、自分用には何も買えなかったんですが、友達の出産祝いのプレゼントとして深めの皿と小皿を2枚だけ買ってきました。子供達が大きくなった時に使ってもらいたいな~と思いました。終了時間を過ぎているにも関わらず、親切に対応してくれました。

20090712_141アトリエHANA

147.しらおい窯 (しらおいがま):白老町

若くて美しい女性の作家さんがブースに立っておりました。写真右上のコーヒーカップ(彩色シリーズ)は、一目見て気に入りました。ブースのレイアウトにもこだわっているようで、展示台は今回新しく用意したものだそうで、流線型で素敵なデザインでした。こちらの作品の中には、使用済みのコーヒーの粉を作品の周りに敷き詰めて焼成する「珈琲焼」という技法を使ったものあるようです。コーヒー豆で焼いたカップで、美味しいコーヒーを飲んでみたいですね。写真ではちょっとわかりずらいんですが、左下のフリーカップの下に敷いているコースターは、皮でできているんですが、こちらも手作りだそうです。

20090712_147しらおい窯

179.陶房呑器 (とうぼうのんき):登別市

ブログランキングで見かけてから気になっておりました。少し値下げしてたのかな~と思うのですが、庶民派の私でも買える使いやすそうなマグを見つけました。でも、まだ一廻りもしていなかったので、荷物が増えると大変なので、事情を説明するとキープしておいてくれたんです。結局、終了時間間際に買いに走りました。陶器の温かさが伝わる器が多かったです。

20090712_179陶房呑器

194.taro-cobo (たろうこうぼう):札幌市

出店者リストには、「東区」とありましたが、現在は栃木県に在住されているそうです。何が気になったかというと、テーブルの上に何もなかったんですよ~。江別は初出店だそうで、これほど人が来るとは予想していなかったようで、初日でほとんど売れてしまったそうです。人間の心理というのは不思議なもので、何も残っていないと、どんな作品があったのかものすごく気になりますね。

20090712_194taro-cobo

199.風太郎(ふうたろう):名寄市

猫のオブジェや猫のイラストが描かれた器が中心です。一つずつ模様や表情が違って、ものすごくかわいいんです。だんなっちへのお土産としてタバコの火消しや自分用に画鋲などを買いました。手ごろなお値段なので、猫好きの方へのお土産にもぴったりだと思います。名刺いただいてますが、ブログやホームページはなさそうです。

20090712_199工房風太郎

218.ワイワイ本舗(わいわいほんぽ):江別市

3~4名の作家さんが共同で作品を出しているようです。ガラスを使ったアクセサリーが多かったんですが、特にに入ったのが、竹本亜紀さんの作品です。ご本人はこちらには来ていなかったんですが、ペイントした板ガラスを数枚重ね合わせて再度焼成し加工しているようです。「いいな~」と思うものは、お値段もそれなりだったので、自分のためには、なかなか買えなかったですね。また、来年。お金を貯めてきましょう。

20090712_218ワイワイ本舗

220.うらら工房 (うららこうぼう):札幌市

こちらも猫のオブジェが中心です。猫は大好きですが、今まではオブジェにはそれほど興味はなかったんですよ。今年は「絵付け」と「造形」が気になるんだな~と自分のツボみたいのがわかってきました。どれも可愛くて選ぶのに苦労しましたが、猫好きの友人へのお土産に1点購入してきました。
20090712_220うらら工房

231.砂川焼 無路陶房(すながわやき むろとうぼう):砂川市

お客さんでごった返していたのが、砂川市の「無路陶房」の長谷川氏のブースです。何とこちらは、全品半額という超特価セールをやっておりましたぁ~。陶芸家の器が半額で買えるというのは、かなりお得なんですよ。砂川は地元ということもあるし、奥様は以前から知っておりますので、いつも顔を出すんですが、今年はお話しする時間はほとんどなかったですね。

20090712_231無路陶房

245.ねんどMaMa (ねんどまま):札幌市

やっとアマチュアブースに入りました。時間はすでに3時半を回っておりますが、まだ1巡できていないんです。どう考えても時間が足りません。この辺りから、欲しいものはその場で買っていくことにしました。こちらはミニチュアの造形が中心で、猫やカエルがとってもかわいかったです。ブログでも作品を紹介されていますが、かなり小さいんです。手頃なお値段だったこともあり、猫さんを何体か買ってきました。

20090712_245ねんどMaMa

256.陶焔会 (とうえんかい):室蘭市

こちらは、陶芸サークル方々の作品のようです。アマチュア部門といっても、かなりレベルは高いので、プロとアマの境目はよくわかりませんね。写真右下の長~いお皿が気に入ったので、ちょっと重たくて荷物になるかな~と思ったんですが、その場で買ってしまいました。6,000円のお値段が付いていたような気がしますが、終了時間も近づいてきていたので、2,000円にまけてくれました。

20090712_256陶焔会

260.比呂窯(ひろがま):札幌市

女性3名で出店されているそうです。写真左下の器が気に入ったので、お揃いの柄のものを2点買いました。もともと、値段設定はそれほど高くないんですが、さらに値引きしてくれて大満足です。
20090712_260比呂窯

265.陶くれよん(とうくれよん):札幌市

掻き落としの花器やきのこのオブジェが印象的で、観葉植物付きの四角い器を買いました。かわいいお孫さんと一緒の撮影も快く了解してくれました。後日写真送りま~す。
20090712_265陶くれよん

去年紹介しているので、今回は写真撮影していないけど、お気に入りの作家さんがいます。いっぱいいるんですけど、今回お話できたところだけご紹介。

125.正和窯(せいわがま):長万部町

私のことを覚えていてくれるクールな作家さんです。無口な印象ですが、色々お話をしてくれます。新作を期待していたんですが、今年はまだほとんど動いてなかったようで、これからなのかな~。旭川にも出店するそうなので、また次回に期待。

183.nagomi*zu~なごみず~ :共和町

今年独立した若手の作家さんです。去年、アマチュアブースで見たときから、ずっと気になっていて、ブログもこまめにチェックしています。橋本氏のお弟子さんって皆ものすごくセンスがいいな~と思います。

ランキングでは近いところにいたりすることもあるんですよねぇ~。(^▽^;) 陶歴はそれほど長くないんですが、彼女の作品を見るとすぐにわかるほど、個性があります。今後も注目してます。

213.glass café gla_gla (グラスカフェ グラグラ):洞爺湖町

7月10日付けのブログにガラス作りの工程をかっこよく編集したPVがあったので、思わず「PV見ましたぁ~!!」と声を掛けました。洞爺湖に行く機会があれば、ぜひ工房に行ってみたいですね。

残り1時間というところで、プロブースでチェックしていた作品を買い求めるために、2巡目に突入したため、結局アマチュアブースは全部見ることができませんでした。o┤*´Д`*├o アァー、計画失敗。

我が家にやってきた里子たちは後日紹介するとして、北海道最大...そして、私の中でも最大のイベントである「えべつ やきもの市」も終わりです。5時過ぎても会場内をウロウロしていたため、5時のバスに間に合わず、結局5時半まで待つことになりました。(キ▼д▼;)トホホ・・

最終のセラミックアートセンター行きのバスに乗ったのは、私一人。

両手一杯の器たちに包まれ、楽しくて、有意義で、幸せな一日。

出店している全てのアーティストに感謝と尊敬の意を表したい。

20090712_おしまい

札幌市-Tenstone

最近、土日と祝日がお休みという生活でしたが、今日は久々にお休みです。今日は朝から色々予定が入ってるんですけど、午前中は陶芸センターに顔を出して、昨年作っておいた作品の薬がけをして、午後からは札幌にお出かけです。

札幌での用事も色々あって、ハンズに陶芸グッズを見に行き、その後、久々に窯元巡りをしてから、夜はヘアケアのセミナーを受講します。

陶芸関係で出かけるときは、1人が一番いいんです。とにかく、長いですから...ちょうど雪祭りの期間中だったので、ちらっと見てきましたが、いい天気が続いていたので、雪像はやや黒ずんでおりました。買い物を終えた後、前々からチェックしていた狸小路の器のお店に行ってみました。久々の窯元巡りですな~。

Tenstone
住所:札幌市中央区南3条西8丁目島屋ビル2F
電話:011-261-6921
陶芸家:橋本忍
Web:http://hashimotoshinobu.com/
その他:陶芸体験・陶芸教室(要予約)
地図

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住所を覚えていたわけではなかったけど、ホームページをチェックしたときに、「狸小路の端っこ」ということだけを頼りに歩いた。数日前のボードで、全身筋肉痛だったので、東急ハンズから歩くだけでも正直きついものがあった。

狸小路の端っこを過ぎても、見当たらなかったので、不安になりながらもう少し歩いた。器と書かれた大きな垂れ幕があった。

ヨタヨタ歩きながらも、一気にテンションが上がる。手作りの陶器のプレートがとてもお洒落。「あ~、私もプレート作ろう」っと、飾る場所もないのに、すぐその気になった。

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すっきりとした店内に入ると、作家の橋本氏が迎えてくれた。若くて、細くて、爽やかそうで、かっこいい。今話題の「草食系男子」の雰囲気。快く撮影許可をしてくれて、顔出しも快諾してくれた。

陶芸家というと、粘土で体中汚れている感じがするが、彼はお洒落さんだった。これからの陶芸界を担うオーラが漂っている。

彼の容姿をこれ以上褒めても仕方がないので、店内の紹介。

すっきりした店内には、橋本氏の作品はもちろん、他の作家の陶器やグラスが並んでいる。決して多くはないけれど、厳選されたもので、1点ものがほとんどだろう。過去に行った陶芸市でチェックしていた作家のものも多かった。喫茶スペースがあり、コーヒーも頂ける。

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彼の作品には、「粉引き」と「皹(ヒビ)化粧」という独特のスタイルがあるので、作品を見るとすぐにわかる。彼の実家が焼き物屋ではあったけれど、彼自身が陶芸を始めたのは、30歳を過ぎてからのようだ。陶芸を始めて、まだ数年だと言っていたけれど、自分のスタイルがここまで出せるのは、本当にうらやましいと思った。

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陶芸教室もやっている。ちょうど一人生徒がいて、タタラ作品を作っているようだった。指導しているのは、最近独立したみずさん 。彼女のブログもチェックしてるけど、とても可愛くて優しい雰囲気の作品を作っている。

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レッスン内容がとても気になるけど、さすがにここまで通うのは難しいものがある。札幌で仕事探そうかな...

結局、何も買わずに帰ってきてしまったけど、また、近くに寄ったら覗きに行きたい。

(追記)
引越しをされて、住所が変わっています。
札幌市白石区平和通9丁目北10-16
TEL/FAX 011-866-5067

あかり灯り展

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私が住んでいる砂川市には、大きなシュークリームで有名になった北華楼の本店があります。ここには、小さなギャラリーがあって、写真展や作品展などの展示会などが随時行われています。月に1度のペースで、ソフトクリームを食べに来るんですが、もちろんギャラリーもチェックします。

砂川公民館には、「火曜会」、「金曜会」、「陶友会」(←私入ってるのはココね)と、陶芸サークルが3つあります。「火曜会」は、毎年1回この時期に北華楼ギャラリーで展示会を開いてると思われますが、今年は「あかり灯り展」でした。「火曜会」は、毎週火曜日の日中のサークルで、現在は20名を超えているようです。

一つ一つじっくり手間隙かけて作った作品が多くて、本当に素敵です。目標を決めて制作しているので、モチベーションが上がるんでしょうね。私達のサークルでもそんな話をしたことがありますが、なかなかまとまりません。

誰かに見てもらうことを意識したら、もっと気合いが入ると思うんですけどね。在籍者は10名以上はいるようですが、比較的真面目に通ってきている人は、3~4名ですから。

そんなわけで、ため息が出るほど素敵な作品をご覧下さい。

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第37回 北海道陶芸展

今日は札幌でちょっぴりお仕事です。帰りに「北海道陶芸展」の案内を見つけたので、早速行ってみました。札幌では色々な催しものがあるんですねぇ~。

ご存知の通り、去年まではほとんど興味がなかった人様の作品ですが、今年は舐めるように見つめてきました。壷のような大きな作品が多いように思いましたが、学生さんも多く出品しているようで斬新な作品も多かったです。陶芸市のようにたくさん並べられているわけではありませんが、それぞれの作家さんの「これぞ!」というものばかり並んでいました。誰でも出品できるそうなので、来年はぜひ出品してみたいものです。(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

コメントするほどの知識は持ち合わせていませんので、写真だけ載せておきます。
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第19回 えべつ やきもの市

北海道最大の陶芸市「えべつ やきもの市 」に行ってきました。7月12日(土)~13日(日)の2日間の開催でした。私は陶芸を始めて3年目に入りましたが、今までは作ることが楽しかったので、特に他人の作品には興味がなかったんですよねぇ~。最近、やっとロクロで小物を作れるようになってきましたが、いつも同じようなものしか作れないので、他の人の作品を見て刺激を受けたいと思うようになりました。

両日とも天候があまりよくなくて、天気予報は「曇りのち雨」という感じでした。2日とも行こうかと思っていたんですが、(^▽^;) 2日目のみ行ってきました。我が家から江別までは1時間ちょっとぐらいでしょうか。途中、高速に乗ったりして、11時過ぎには到着しました。市役所に車を停めて、会場までは無料の送迎バスが運行しています。

全部写真を撮ることはできなかった(当たり前か...)ので、特に気に入ったブースやお話を聞かせてくれたブースを撮影しました。撮影拒否されることもあるそうですが、どこも快くOKしてくれました。パンフレットを見る限りでは、出展数「363」なのかな~?もちろん、数えてないので、正確にはわかりませんが、これだけの窯元が集まるとは本当にすごいイベントですね~。もちろん、お客さんもめちゃくちゃ多いです。

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1番の方から順番に見ていくと、「新十津川陶芸まつり」で一目惚れをした「正和窯」を見つけました。作家の関口さんは、私のことをうっすら覚えてくれていたようで、またしてもお話することができました。クールで素敵な方なんですよ~。ブログに載せたことを話して、陶芸用の名刺を渡したので、ここを見に来てくれるかもしれません。次に行こうと思っていた「旭川陶芸フェスティバル」には出展されないそうなので、また来年、新十津川で会えるといいなぁ~と思っています。

それじゃ、いってみましょうか。

20080713_えべつやきもの市

8.旭公窯(あさひこうよう):札幌市

耐火用の一人用鍋が気に入りました。(写真右上) 蓋はお茶碗にもなる優れものです。

20080713_008旭公窯

13.森収吾(もりしゅうご):札幌市

今回の出展者の中で一番気になった作家さんです。森さんとお話できましたが、独特の作風で、とても変わった色が出ていました。欲しかったものがいくつかありましたが、結局買わなかったんです。次の機会にはぜひ。

20080713_013森収吾

41.ポッテポッタ :札幌市

真っ白な器(半磁器かな?)に青い色のイラスト(呉須かな?)が、とても可愛くて印象的です。ドット模様のカップも可愛くて、センスの良さが現れています。こんな絵が描けたらなぁ~と思います...ふぅ~。

20080713_041ポッテポッタ

64.gla_gla (グラグラ):洞爺湖町

私は陶器よりもガラスの方が好きなので、ガラスのお店にはとても惹かれます。気泡が入ったガラスのお皿がとても気に入りました。

20080713_064gla_gla

76.ケイト・ポムフレット:由仁町

変わった工房の名前だなぁ~と思っていたら、作家さん本人の名前だそうです。英国生まれで由仁町在住の方のようです。個性があってとてもかわいい陶器ばかりでした。形、色、絵付け、どれも参考になりますが、絶対に真似はできないだろうなぁ~。カフェもやっているようなので、今度ぜひ行ってみたいと思います。

20080713_076ケイトポムフレット

80.ゆみの器:札幌市

織部や黒織部の器が中心でした。私も織部には何度も挑戦していますが、うまくいったことがほとんどないので、とても参考になります。「何年ぐらいやってるんですか~?」って質問しちゃいました。

20080713_080ゆみの器

106.ATELiER SiMA SiMA(アトリエ シマシマ):ニセコ町

こちらも半磁器かしら?とても可愛らしい絵付けで、使いやすそうな器ばかりです。デザイン学校を卒業している作家さんです。イラストのセンスはもちろんですが、余白の使い方がいいですね。

20080713_106SiMASiMA

123.陶工房Pino (とうこうぼう ピノ):江別市

江別在住の女性の作家さんです。年の頃は私とさほど変わりないんじゃないかな~と思いました。還元焼成が多いようですが、粘土なのか、釉薬なのか、焼成方法なのか、どうやったらこんな色が出せるのか知りたいところです。

20080713_123陶工房pino

150.もみじ窯(もみじがま):札幌市

実演をやってくれた香西さんのブースです。薪窯で焼成したような風合いですが、穴窯を使っているようです。力強い作品ばかりです。実演のときも先頭に座って写真を撮りまくってたので、「カメラマンなの?」って聞かれましたが、「いいえ、陶芸家目指してるんです!」と答えました。札幌と栗山に工房があるそうです。

20080713_150もみじ窯

155.幾何雑器 (きかざっき):札幌市

その名の通り、幾何学模様の器が多かったです。真似できそうだけど、やってみたらできないだろうなぁ~。

20080713_155幾何雑器

172.花の器 (はなのうつわ):札幌市

欠片を貼り合わせて作られたような花器です。こんなのが玄関先にあったら、とても素敵だと思いました。

20080713_172花の器

176.大野耕太郎 (おおのこうたろう):滝川市

私の第1師匠です。(^▽^;) 磁器が専門のようで、磁器の世界では結構有名人だと思います。自分の世界がしっかりと確立していて、白磁、青白磁にこだわりを持ってると思われます。薄くて軽い、精巧な器ばかりです。

20080713_176大野耕太郎

180.尚子の器(なおこのうつわ):深川市

深川の道の駅に展示されていたのを見てから、気になっていた作家さんです。「今度、アトリエを見に行ってもいいですか~」って聞いてみたら、快諾してくれました。深川と帯広を行ったり来たりしているそうです。

20080713_180尚子の器

196.手宮窯 (てみやがま):小樽市

掻き落とし(なのかな?)のコーヒーカップやお皿のデザインがとても素敵でした。適当にやっているようで、全部計算しているのだと思います。

20080713_196手宮窯

225.濱田啓塑(はまだひろし):森町

ここの作品が一際売れているような印象を受けました。人が集まって、ガヤガヤしていると、さらに人が増えてきて、展示されている作品の残りが少なくなると皆が手を伸ばすという感じでした。という私も写真右上のカップを1つ買っちゃいました。

20080713_225陶希濱田啓塑

226.何必窯(読み方不明):札幌市

奇抜な色使いで、斬新なデザインのものばかりで、思わず足を止めてしまいました。サングラスをした見るからに芸術家風なおじさんがいました。「名刺ください。」と言ったら、何も言わずに渡してくれました。

20080713_226何必窯

262.陶工房 美秀 陶芸教室 (とうこうぼう びしゅう とうげいきょうしつ):札幌市

アマチュアゾーンに入りましたが、アマチュアといっても、レベルがとても高いんですよ。プロゾーンのものと比べるとお値段は控えめなので、買いやすいと思います。ホームページを見ましたが、表紙以外は準備中のようですね。素敵なトップページだったので、更新が待ち遠しいです。
20080713_262陶工房美秀陶芸教室

271.遊心と小春(ゆうしんとこはる):下川町

ランプシェードが素晴らしくて、足を止めたブースです。灯りをつけたところが見てみたかったですねぇ~。

20080713_271遊心と小春

283.nagomi*zu ~なごみず~ :札幌市

こちらもアマチュアブースでしたが、とってもかわいいですねぇ。女性に人気ありそうな作品ばかりでした。ホームページもデザインよくすっきりとまとまっていてお洒落です。

20080713_283nagomizu~なごみず~

初日は中止になったようですが、14時からロクロの実演がありました。やはりプロの腕前をこの目で見たいですから、10分前から待機してました。一番前に陣取って、しっかりと見てきました。できれば動画で撮影したかったんですが、携帯の電池が切れてしまい、静止画のみの記録となりました。

湯呑みやお茶碗などの小物から始まり、ロクロの台からはみ出すほどの大物まで、1時間たっぷり魅せてくれ、大変参考になりました。これからは、アドバイスしてくれた事を意識して作ってみようと思いました。

20080713_実演

5時間ほど見学し、まだまだ見足りなかったんですが、翌日の仕事の準備などもあるので、早めに帰ることにしました。残念なことに、帰りの送迎バスがとても混んでいて、買った器を割ってしまったんです。後日、修復を試みる記事があると思います。

いつか、自分の作品も出せるようになりたいな~と思いますが、まだまだずっと先の話ですな~。

第14回 新十津川陶芸まつり

20080621212

今年は窯元巡りをしたり、陶芸まつりを見に行って、色んな才能や陶器に出会いたいと思っています。

そんなわけで、「第14回 新十津川陶芸まつり 」に行ってきました。2日間の開催ですが、自宅から近いこともあり、両日とも行ってきました。初日は曇り空で風が強く肌寒い日でしたが、2日目は晴天で気温も高く、夏らしい一日でした。

去年もちらっと覗きにいきましたが、一回りして気に入った作品を買っただけだったんですが、今年はそれぞれのブースをなめるように観察し、可能な限り名刺をもらい、特に興味を持った作品があると、作家さんにお話を聞いたりしました。

コメントするほど知識はないので、写真だけ載せておきます。特に気に入った作品が何点かありましたが、当然それなりのお値段なので、一番気に入った作品を1点だけ買ってきました。貧乏なので仕方ありません。o┤*´Д`*├o アァー

20080621_新十津川陶芸まつり

登り窯 屯田陶房(のぼりがま とんでとうぼう):新十津川町

20080621_01登り窯屯田陶房

陶房大谷(とうぼうおおたに):新十津川町

20080621_02陶房大谷

青葉陶房(あおばとうぼう):新十津川町

20080621_03青葉陶房

鈴懸陶房(すずかけとうぼう):滝川市

20080621_04鈴懸陶房

敏遊工房(びんゆうこうぼう):滝川市

20080621_05敏遊工房

無路陶房(むろとうぼう):砂川市

20080621_06無路陶房

しらと窯(しらとがま):赤平市

20080621_07しらと窯

まき陶工房 あやめ窯(まきとうこうぼう あやめがま):岩見沢市

20080621_08まき陶工房あやめ窯

無量窯(むりょうがま):岩見沢市

20080621_09無量窯

馬追焼(まおいやき):由仁町

20080621_11馬追焼

渓雪窯(けいせつがま):旭川市

20080621_12渓雪窯

登稔窯(とうじんがま):旭川市

20080621_14登稔窯

露工房(つゆこうぼう):旭川市

20080621_15露工房

陶房春悦(とうぼうしゅんえつ):旭川市

20080621_16陶房春悦

我楽堂(がらくどう):旭川市

20080621_17我楽堂

杷窯(さらいがま):鷹栖町

20080621_18杷窯

鬼鹿焼 いちい窯(おにしかやき いちいがま):小平町

20080621_19鬼鹿焼いちい窯

陶房山峰(とうぼうさんぽう):小平町

20080621_20陶房山峰

陶房古土里(とうぼうことり):苫前町

20080621_21陶房古土里

泥流窯(でいりゅうがま):上富良野町

20080621_22泥流窯

飛輪窯(ひりんがま):清水町

20080621_23飛輪窯

いそじ陶房(いそじとうぼう):札幌市

20080621_24いそじ陶房

しろくま陶遊舎(しろくまとうゆうしゃ):札幌市

20080621_25しろくま陶遊舎

陶工房 夢民(とうこうぼう むうみん):札幌市

20080621_26陶工房夢民

二人色工房(にじいろこうぼう):札幌市

20080621_27二人色工房

陶工房 風音(とうこうぼう かざね):札幌市

20080621_28陶工房風音

天勝陶房(てんしょうとうぼう):札幌市

20080621_29天勝陶房

陶房天藍(とうぼうてんらん):札幌市

20080621_30陶房天藍

陶工房 微笑(とうこうぼう びしょう):札幌市

20080621_31陶工房微笑

陶工房晴(とうこうぼうはれ):札幌市

20080621_32陶工房晴

うつわ司(うつわつかさ):札幌市

20080621_33うつわ司

正和窯(せいわがま):長万部町

20080621_34正和窯

笠間焼 長谷川陶房(かさまやき はせがわとうぼう):茨城県

20080621_35笠間焼長谷川陶房

喜楽窯(きらくがま):白老町

20080621_36喜楽窯

陶千窯(とうせんがま):北広島市

20080621_37陶千窯

幸窯(こうよう):岩見沢市

20080621_38幸窯

山麓遊窯(さんろくあそびがま):滝川市

20080621_39山麓遊窯

tonny garage(トニーガレージ):小樽市

20080621_40tonnygarage

喜朋窯(きほうがま):旭川市

20080621_41喜朋窯

出展している陶芸家による、「ランプシェード展」が行われていました。光るものと音の鳴るものに弱い私は、大興奮でした。

20080621_00ランプシェード展

さらに陶芸家による実演なども行われていました。アッという間に作っちゃうんですよ。

20080621_陶芸家による実演

次は、7月12日(土)~13日(日)の「えべつやきもの市 」です。プロ・アマ合わせて、300店以上出展する北海道最大の陶芸市です。泊りがけで行こうかしら...

砂川市-浮浪工房

砂川に住んでいる人なら、この怪しげな建物を一度は目にしたことがあるかもしれない。去年、「野ぶどう館作品展 」に訪れたとき、大興奮したのがこの「浮浪工房」の作品。あの日以来、ずっとこの建物の中が気になっていたけど、中に入る勇気がなかった。だいたい、入り口がどこにあるのかわからなかった。

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浮浪工房
住所:北海道砂川市晴見1条北10丁目
電話:0125-54-4664
陶芸家:内海眞治
Web:http://froukoubou.exblog.jp/
その他:陶芸体験(要予約)
地図

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この建物は、外壁に何か貼ってある。よく見ると、陶器だ。見ての通り、かなり斬新な建物で、ドアがいくつかあるけれど、どこも閉まっている様子だった。窓から中を覗いてみると、電気がついていた。中に人がいるようなので、入り口を探していると、怪しげな子供たちが出迎えてくれた。

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入り口を見つけ、「こんにちは~」と挨拶をして、中に入った。中に入るとすぐにアトリエがあり、作陶中の内海氏が笑顔で迎えてくれた。撮影とブログ掲載の許可をもらい、中を見せてもらった。

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奥の部屋が展示会場になっていて、途中の廊下にもありとあらゆる作品が飾ってある。陶器はもちろん、ガラスや木工品など、とにかく芸術的な作品が並んでいる。

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内海氏は個展の準備で忙しそうだったけれど、とても気さくな方で、たくさん話を聞かせてくれた。最近は、造形に凝っているようで、キューピー人形を型にした「不思議な子どもたち」を制作していて、「キモかわいい」感じの人形がたくさんあった。

かなり忙しい方のようだけど、レッスンもしてくれるそう。ぜひ、絵付けの技法をマスターしたいと思った。私はもともと陶器よりもガラスが好きなので、ガラス工芸も習ってみたい。

上手い、下手の感じ方は人によって違う。枠にはまらない、形に囚われない内海氏は、素晴らしい感性の持ち主だと思う。ファンが多いのが頷ける。

砂川市-無路陶房

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陶芸を始めて3年。技術もそれなりに身に付いてきたかな...という時期に入ってきて、「私らしさ」を出していきたいと思うようになってきた。だがしかし、料理や花に興味があるわけでもなく、絵心も造形のセンスも全くない...陶芸は好きだけど、何を作っていいのかわからなくなってきた。

これが「スランプ」というやつなんだろう。

もともと食器にこだわるタイプでもないし、人の作品にそれほど興味を持っていなかった。自分の目で見て、実際に触れて刺激を受け、感性を研ぎ澄ませよう。ドライブにもいい時期になってきたので、北海道の窯元巡りをしてみようと思いついた。

カーナビも付けていないし、極度の方向音痴の私が知らない町を回れるだろうか...と一抹の不安を抱えてながらも、携帯電話の「助手席ナビ」を使って、私が住んでいる町からスタートした。

無路陶房
陶芸家:長谷川徹

「無路陶房」は、砂川慈恵会病院のさらにずっと奥にあるようだった。途中までナビに従って行ったものの、「目的地付近です。ナビを終了します。」という残酷なアナウンスが流れた。「熊出没注意!」という看板もある。

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まだ先に行くのか不安になったので、畑仕事をしていたお母さんに道を尋ねた。

「この辺に陶芸の窯元があるって聞いたんですけど...」

「この道をまっすぐ、ずーっとだよ。」
その道がちょうど行き止まりになるところに、昔は学校だったろうという、木造の建物があった。看板などはなくて、開いているのか、閉まっているのかよくわからなかったが、おそるおそる入り口のドアを開けた。

「こんにちは~」と挨拶をしても、返事はなかった。それでも、中で物音が聞こえたので、さらに大声で挨拶をすると、「は~い」と返事があり、長谷川氏が顔を出した。

「見学してもいいですか?」と声を掛けて、中を見せてもらった。写真撮影とブログ掲載の許可をもらい、作品を見せてもらった。

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所狭しと並べられた作品の数々。そば柄や花柄のシンプルで使いやすそうな食器が中心だった。

手作りの陶器はお値段もそれなりなのは無論承知。一つも買わず(;´▽`A“ 長谷川氏にインタビュー。

砂川市のかなり山奥に位置するこの「無路陶房」は、廃校になった学校を利用したアトリエで、23年前から始めたそう。以前、パソコンの関係で奥様と面識があったこともあり、陶芸の話をたくさん聞かせてもらった。

陶芸の腕もさることながら、「そば打ち」もされているそうで、以前そば打ち体験に行った「そば工房つるつる 」さんでは、こちらの陶器を使っている。つるつるで指導してくれた浅木さんとはそば打ち仲間だそう。

今週末に行われる「新十津川陶芸まつり 」の実行委員をしているそうで、もちろん出展もするので、ぜひ足を運んでもらいたい。

帰り道では、「蛇」と遭遇。これぞ、北海道。

追記:長谷川徹氏は2010年4月3日にご逝去されました。北海道の陶芸作品の発展に多大な貢献をされました。心よりご冥福をお祈りいたします。