2013-2014シーズン初滑り

私には、いくつかのスイッチがあるんですが、それがいつ入るのかは自分でもよくわからんのですよ。しかし、そのスイッチが入った時ははっきりわかるんです。(笑)

今は「陶芸スイッチ」が入って、ピークに点灯しているところなんですが、もうじき「ボードスイッチ」が入ると思います。ボードスイッチが入っているときは、リフト代や宿泊費などで出費がかさむので、同時進行で「パソコンスイッチ」が入るんです。平日は沢山働いて、休日は思いっきり遊ぶという、本能のままに生きている様子が目に浮かびますね。

万年初心者な私もボード歴は15年以上になりました。商売道具の手を骨折したこともあったし、仕事に夢中になって一度も滑らないシーズンもありましたが、ここ数年は山そのものが好きになったので、最初の頃よりもずっと楽しくなってきました。

北国では1年の半分ぐらいは雪がある生活です。だいたい10月下旬が初雪で、12月上旬に根雪になり、2月に積雪量はピークを迎え、5月上旬ぐらいまでは残雪があります。素朴な疑問なんですが「ウィンタースポーツをしない北国の人は、冬の休日には何をして過ごすんだろう?」と思いました。

先シーズンからボードを始めた姪っ子がそんな話をしていたのを思い出しました。「冬にすることがなくて、全然面白くない」と言っていましたが、何度も転びながらも、とても楽しそうにしていたのが印象的でした。私がボードを始めたのは、24歳の時でしたが、姪っ子もちょうど同じぐらいです。

あの頃の私はパソコン中毒のデジタル人間だったので、完全にインドアで冬だけではなく夏も外に出ることはほとんどなかったように思います。スキーは学校の授業の一環だったので、それなりには滑れますが「何でお金出してまで山に行かなきゃならないのよ?」って思うぐらい好きではなかったです。

今では「スキーの方がボードよりも機動力があるし、長く続けられそうだから、テレマークに転向したいな~」なんて思うほどになりましたが、体力的に余裕のある20代で長く続けられるスポーツを始めて良かったと思います。同年代に始めた女友達は、出産や育児でどんどん辞めてしまいましたが、今では同じエリアを好む友達も増えてきて、新しい交友関係も広がってきました。やっぱり、類は友を呼ぶのかな?

80歳まで生きたとしても、人生は30,000日程度しかないんです。私はちょうど半分ぐらいなので、残りは15,000日です。ひょっとしたら、もっと少ないかもしれません。そのうち、自分の意思と足で歩ける時間がどのぐらいあるのかな? そんなことを考えたら、何をしたかわからないまま一日が終わってしまうのは「もったいない」と思います。

与えられた時間は限られています。一生懸命働いて、思いっきり遊んで、毎日を大切にして、たくさんの人と出会い、少しでもマシな人間になるように自分磨きをしていきたいですね。

とはいっても、テンションをコントロールして、人様に迷惑を掛けず、家に帰るのが絶対条件です。大勢で賑やかな時は、妙にテンションが上がってしまうことあるので、気をつけましょう。

初滑りは一番近くのゲレンデ「かもい岳」でした。積雪はまだまだで、東ゲレンデのみのオープンでしたが、それでも雪の上を自由に滑れるのは、気持ちがいいです。今週末から西ゲレンデもオープンするようです。先週からはほとんど雪が降ってないんですけど、大丈夫なのかな?

(ほとんど情報はないんですけど、写真をクリックするとヤマレコにリンクします)

20131215

滑り終わった後に寄った奈井江の吉野鮨のラーメンが激ウマでした。完全に消費したカロリーよりも摂取したカロリーの方が多いですね。

 

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