今年の目標に向かって

年を重ねると同じ時間でも早く感じるようになります。なので、1年なんてあっという間に終わります。ついこの前、年が明けたと思ったら、もうすぐ3月になるんですよ。西暦と和暦も覚えられないうちにまた今年も終わってしまいそうです。(^^ゞ

何をしたかわからないうちに時間が過ぎてしまうのは嫌なので毎年目標を決めていますが、年頭に掲げた今年の陶芸の目標は「個展を開くこと」と「精度を上げること」でした。今年はこの2つに真面目に取り組んでいこうと思っています。

昨年から大量にキャンドルポットを作ったことはとてもいい経験になりました。キャンドルポットに関しては、質ではなく量を意識して作ったので、精度に関してはまるでダメなんですが、成形や穴開け作業にどのぐらいの時間がかかるのかが、よくわかりました。100個を挽いたり、削ったりすることは、これまでのトレーニングの甲斐もあり、さほど問題はなかったんですが、とにかく大変だったのが穴開け作業でした。そもそも手先が器用なタイプではないし、コツコツした作業は苦手なので、まるで向いてないんだから。よく諦めないで出来たと思います。私にしては上出来です。

そんなこともあって、少し自信がついてきたので、自分の技量よりも少し上の目標を立てることにしました。精度の高いものが量産できるようになれば、レベルも上がっていくかなと思います。

先週、挽いておいた器たちの削りが残っていたので、今日も少しだけ教室にやってきました。

もぐさ土を使った大き目のお茶碗は、水平が取れていないものはボツにして、ちょうど10個残すことにしました。持ち帰り、色化粧土で装飾してみようと思います。

植木鉢にしようと思っていたテラコッタの器でしたが、キャンドルポットの希望者が増えてきたので、ポットになりそうです。こちらも持ち帰って作業することになります。

昨日、薬掛けを済ませた器たちの窯入れを行っています。私の器たちはこの窯の半分ぐらいを占めているかもしれません。来週窯出しになりますが、精算が恐ろしいわね。(^^ゞ

この後、個展をしたいと思っている会場へ下見に行ってきました。まだ具体的な内容は何も決めていませんが、会場の確保はできそうです。時期を決めて、テーマを決めて、制作する数が決まれば、いつから作り始めなければならないか逆算できます。

楽しみでもあるし、不安もあります。でも、自分の技量を計算しながら、計画を立てれば出来そうだなって思えるようになってきました。

 

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