ロクロで家を作る

告知をほとんどしていなかったんですが、5月26日(土)~27日(日)は、道内外のクリエイターが札幌ドームに集うイベント「サッポロモノヴィレッジ」があります。私は27日のみの出展ですが、やっと持って行けそうなものが焼き上がりました。

コマ番号は「D-109」になりました。ライトブースという小さいスペースです。

ロクロで家を作ってみた

イベントに向けた新作を作ろうと思い、アイキャッチになりそうなオブジェを作ることにしました。普段はマグばかり作っているので、たまには手作りっぽいものを作りたいなーと思いました。しかし、不器用な私にできる事は限られているので、過去に作ったことのあるキャンドルポットをアレンジして、家を作ることにしました。

今年はニュージーランドについて色々リサーチしていたので、映画「ロードオブザリング」や「ホビット」に出てくるホビット村を若干意識しています。全然違うけど。(^^ゞ

1.ロクロ挽き

手びねりは苦手なので、ザックリとした形はロクロで挽いていきます。基本パーツは、本体と屋根と煙突です。失敗することも考えて、4セット作りました。(4月14日)

2.削りと煙突の取り付け

乾燥のタイミングがよければ、翌日でも削れます。煙突を付けたり、屋根のキュルンという部分は後で付けています。化粧掛けや穴を開ける作業もこの段階でできればいいのですが、時間切れで翌週に持ち越しました。乾燥が進みすぎないよう、発泡スチロールに入れてビニールを被せて保管しておきます。(4月15日)

3.化粧掛けと装飾

化粧掛けと穴あけなどの装飾をしていきます。(4月22日)

4.施釉

化粧土を掛けたものには透明釉を掛けるぐらいですが、一部下絵付けをしてみることにしました。屋根と扉にヒワを塗り、屋根の×の所に赤系の下絵の具で色を付けました。(5月13日)

釉薬は2倍程度に希釈した透明釉を掛けておきます。焼き上がりにバラつきがあるので、濃度計を使って濃度を記録しておくことにしました。

5.窯出し

陶芸体験に来る人が増えてきて、焼成サイクルが早くなってきたので、制作開始から1ヶ月強で焼き上がりました。(5月19日)

下絵付けをした屋根と扉については、凹の部分に色が残っただけでした。まぁ、これはこれでいいかなと思えました。

他はほぼ同じ、思ったよりも渋い感じに仕上がりました。

同じシリーズのお皿もあるので、お香立てにしたり、キャンドルを置いたりできます。

他にも沢山焼き上がっているので、厳選してサッポロモノヴィレッジに持っていこうと思います。

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