まとまりのある配色

私は印刷物をデザインすることが多いので、配色についてすごく意識するし、パソコンのセミナーをするときなんかには、ソフトの具体的な操作よりもこうしたことを説明することが多いです。ソフトの使い方を覚えただけで、訴求力のあるものが作れるわけではないです。一言でいってしまえば「センス」なんでしょうけど、センスは経験で磨かれると思うし、ちょっとしたコツが分かっているとグンと印象が変わります。

イベントや展示会などでは、目立つブースとそうでないブースがありますが、これも配色による効果が大きいと考えています。色は全体の印象を決める大きな要素になります。

自分の色やスタイルが確立している人は、見ただけで誰の作品かわかります。「個性」は、とても重要なことです。もちろん、技術的なこともありますが、プロとしてやっていけるかどうかは、こうしたことも大きく関係していると思います。好き嫌いが分かれるとしても、根強いファンが付いてきます。好みは人それぞれですからね。

私も色んなことを試して、やっと自分の色が落ち着いてきました。配色の基本は、メイン(ベース)カラー、アソートカラー、アクセントカラーの3色です。私の場合、白がメインカラー、青がアソートカラー、赤がアクセントカラーです。渋い和風な色合いのものも少しありますが、メインとなるのはこちらです。3色以上を使う場合、よほどセンスが良くないと難しいと思います。

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統一感のあるブースは、落ち着きがあります。私のブースの前で沢山の人が立ち止まってくれましたが、個性的なニャンコのおかげだったかもしれません。招き猫だニャ~。(=^・・^=)

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話をするときもそうですが、ポイントは3つまでにした方がまとまりがよくなります。「3」は重要な数字です。

3つの柱でまとめる。

 

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