穴窯に挑戦-削り編

数少ないブロ友である「一路窯」さんの穴窯焼成が8月だというので、図々しいんですけど、私の作品も一緒に入れてもらうことにしたんです。先週、成形を済ませた作品があるので、今日は削りをするためにやってきました。陶芸教室をハシゴしたことは過去にもありますが、美瑛に近い旭川なので、移動距離は結構なものです。(^^;

火入れの日はちょうど仕事がお休みなので、最初からお手伝いができると思います。3日間(だったかな?)ずっと窯を炊き続けるようなので、全日程は無理ですが、可能な限りお手伝いしたいと思います。以前、美唄の登り窯のお手伝いをしたこともありますが、登り窯は大きいので、たくさんの作品を入れられますが、入れる間によって灰のかかり方が違うので、薪独特の雰囲気が出ないことも多いんです。穴窯の場合、入れられる作品の数はあまり多くありませんが、窯が狭いので灰がかかる部分が多く、自然に景色が生まれます。窯出しの後は、水漏れのチェックをして、水漏れ防止のシリコンなどで処理をするようです。

前回、ロクロで挽いた花器を削ります。大きいのはロクロで削りましたが、小さいのは手ロクロで削りました。花器のつもりが、お茶碗っぽくなっちゃいました。あ~、微妙だな~。

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ひっくり返すとこんな感じです。粘土は「並こし」と「陶板土」と「黄土」を混ぜたものだそうです。

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粘土を追加購入して、新しい作品を作りました。ロクロで挽いて少し形を変形させたり、スパッと切って、広げておきました。

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素焼きをしてから、穴窯に入れるそうです。こちらでは、穴窯の他に灯油窯を使っているそうで、またまた図々しいんですが見せてもらいましたが、とても大きな窯ですね。普段、電気窯ばかり使っているので、灯油窯にもとても興味があります。

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作業自体は1時間ほどで終了しましたが、その後コーヒーとお菓子をいただきました。手土産も持ってきてないのにな~。(^^ゞ

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陶芸市などでお気に入りの作家さんのブースへ立ち寄ったときに必ずチェックするのは「新作」です。安定した定番アイテムがありながらも、新しい作品を作り続けている前向きで向上心を持っている人っていいですね。私自身がそうでありたいという願いもあります。

どんなことにも共通すると思いますが、消費者は敏感で気まぐれです。その年にヒットした商品があったとしても、翌年には全くダメかもしれません。新しい作品を作ってもまるでダメかもしれませんが、よりよいものを作り続けようと努力することはとても大切なことだと思います。たとえ、新しい作品が失敗したとしても、経験は新たな定番商品に繋がります。

定番の影に新作あり。

母猫mimiちゃんはとっても大人しいんです。前回は完全に無視されたんですけど、今日は少しだけサービスしてくれました。

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