抜糸&入浴許可

子宮筋腫手術とその後の経過について記録していましたが、退院後、2回目となる外来受診に行ってきました。退院してちょうど1ヶ月経ちましたが、退院後1週間は表面の傷も痛々しかったし、腹筋の力は全然なく真っ直ぐに歩けなくて、何をするにも気を使う状態でした。仕事は退院後3日目からフルタイムで働いていましたが、仕事が終わったらまっすぐ家に帰って、ずっと横になるような生活をしていました。仕事以外の時間はほとんど寝ていたように思います。時間の経過と共に表面の傷もキレイになってきて、体力が戻ってきたのが良く分かりました。

まだ体力は完全に戻ったわけではありませんが、手術前はずっと貧血症状が続いていたので、以前よりもずっと調子がいいような気がします。

そして、本日。抜糸も終わり、入浴の許可も出ました。内診もなく「3ヶ月後にまた来てください」という感じで、制限事項は完全になくなりました。手術の前日の説明では、術後3ヶ月ぐらいは安静にしてくださいと言われていましたが、案外ユルいです。そして、そう言われたら俄然元気が出てきたような気もします。「病は気から」ですね。

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やらなければならないこと、できなかったこと、色々たまっていますが、一つずつ確実にこなしていきます。

ここ1年は症状がひどくて、体調が思わしくなかったので、ご迷惑&ご心配おかけしましたが、やっと元気に復活しました。

6月いっぱいは五郎さんと作家活動をしていますが、その後は山にシフトすると思います。

 

入院中に色々考えましたが、2020年に予定していたキリマンジャロを少し早めるかもしれません。

山は逃げないけれど、チャンスは逃げることもあるので、行けるタイミングを見計らって、体力と資金を貯めていきたいと思います。

 

慌てる師匠と弟子

物事は予定通りには進まないもので「土曜日に挽けば、日曜日に削れる!」と意気込んでいましたが、削りは乾燥のタイミングで作業時間や仕上がりに大きく影響します。外に置いて風に当てて無理に乾かしたのと、自然に乾燥させたものとは違います。底の表面は乾いているけど、中の方はそうでもないんです。

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先生も日曜出勤していますが、私のお手伝いをしてくれている訳ではなくて、新十津川陶芸まつりの作品作りに精を出しています。「陶芸ってこんなに慌ててやるもんじゃないね」と言いながらも、さすがに先生の出来は見事です。やはりここがプロとアマの違いなんでしょう。

風鈴はこのまま乾燥棚に乗せてしまいましたが、マグは化粧掛けをして、掻き落とししたいので、持ち帰ることにしました。

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削り終わったものも、まだ削れていないものもありますが、発泡スチロールいっぱいに詰め込んで持ち帰ることにしました。何としても来週までには仕上げておきたいです。

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灯油窯での本焼きは、6月13日(土)施釉&窯入れ、6月14日(日)火入れの予定です。

窯がガラガラなので、灯油窯で焼いてみたい作品があれば、一緒に焼きますよ~。

 

リハビリ登山(黄金山739.5m)

術後1ヶ月が経ち、無理をしない程度ならば登山をしてもいいと許可をもらったので、制作の合間に近くのお山に登って来ました。夏山スタートはやはりここがいいかなとお気に入りの「黄金山」をチョイスしました。先週から、ヨガも再開しているし、777段の階段修行もスタートして、鈍った体を少しずつ起こしているところです。後半は斜度がかなりキツくなってくるので、足が上がるか心配でしたが、無事に登って下りてきました。

まだ登山の体になっていないのですが、1週間のトレーニングの甲斐があってか、息も上がらずマイペースで歩けました。傷口の突っ張った感じもそれほどなかったです。今考えてみると、去年の方がずっと体調が悪かったと思います。

コースタイムや詳しい情報はヤマレコでアップしています。(下の画像をクリックするとリンクします)

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黄金山の標高は739.5mと低山ですが、標高差は500m以上あります。前半はお花に囲まれながら、なだらかな樹林帯が続きますが、後半は一気に急登になります。旧道は断崖絶壁のトラバースもあり、ロープなしでは難しいかもしれないという箇所が何ヶ所かあります。お菓子に例えると「柿の種チョコ」のようで、最初は甘く、後でピリリときます。すぐに食べ終わるけど、癖になる感じです。登山口から山頂までは2km弱なのですが、最後が急登続きなので、妙に達成感がありますね。

山頂に立つと、360度のパノラマが広がります。増毛の山々、樺戸の山々、天気のいい日は、十勝連峰や積丹岬まで見えるようです。

この時期、2,000m級のビックマウンテンは残雪も多く、夏装備では歩けないところもありますが、ここは雪解けも早いので、道内各地から多くの登山者が訪れています。

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今年は雪解けも早く、花も早いです。例年ならば、この時期はまだ見頃なのですが、今回は終わりかけでした。2週間前がピークだったと思います。

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夏山スタートの日は忘れ物がとにかく多いです。手袋と熊鈴を忘れたし、いつも一緒に連れている相棒も忘れました。虫がすでに多かったので、虫よけを忘れなくて良かったです。シャンプーを変えたせいか、虫がやけに寄ってくるような気がするので、前のものに戻そうと思いました。虫が好む香りとそうでない香りがあります。私は自家製のハッカスプレーを作っていますが、ハッカを嫌う虫もいれば、全く効果のない虫もいますね。

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毎年来ても見える景色はいつも違います。

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旧道と新道があります。旧道の方が急だし、スライドが難しい場所が多いので、どちらも通りたいならば、旧道→新道がおススメです。旧道はお花の種類も多いので、写真を撮りながらウォーミングアップができます。

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「ニリンソウ」が沢山咲いています。1週間前ならばもっと多かったと思います。ニリンソウといっても花は1~3輪付くこともあるそうです。

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「サンカヨウ」は大きな葉っぱに特徴があります。透明度の高い白い花で、紫の丸い実を付けます。

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「エゾエンゴサク」はブルーとピンクが咲いていましたが、ほとんど終わりかけでした。クセがないので、おひたしにして食べる人もいるんですね。

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「シラネアオイ」は、新道にもたくさん咲いていました。大きな花を咲かせます。

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「エンレイソウ」も葉っぱが大きくて、特徴があります。

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「オオカメノキ」は、アジサイによく似ています。白くて可愛い花を咲かせます。

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「ムラサキヤシオ」は、断崖絶壁に見事に咲いていました。

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甘くて優しい道を過ぎると、急登の始まりです。地元の山岳会の方々が管理してくれているのでしょう。ちょうどいいところにロープがあります。

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「キバナイカリソウ」は、薄黄色で変わった形をしています。新道でもたくさん見かけました。

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「エゾオオサクラソウ」は、山頂近くで綺麗なものがありましたが、麓の方は終わりかけでした。

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「アズマギク」は、傾斜のキツい壁面に沢山咲いていました。

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ハラハラドキドキのゾーンを抜けると、新道との分岐です。ここまで来たら、山頂まではあと少しです。

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お花の名前は自信を持って言えるものもあれば、そうでないものもあり、何年経っても覚えられません。「ミヤマキンバイ」に似ているような気がしますが、自信がありません。白い花と黄色い花は種類が多くて難しいです。

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偽ピークを過ぎ、山頂へ向かいました。山頂には誰も居なくて、視界もイマイチ。前日までは晴れ予報だったのに、雲の中にいる感じです。

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ここの山頂は狭いので、人が来ないうちに山頂カフェにしましょう。

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まだ朝ごはんも食べていなかったので、ここで朝食です。朝飯前とはこういうことかな?

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あまりゆっくりする時間はありませんが、せっかく来たので、偽ピークでしばらく晴れ待ちをすることにしました。風が流れると、雲が動きますが、何だかスッキリしない天気です。

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雲が流れても、またすぐに次の雲がかかっていく感じです。

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こちらは浜益の海です。

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偽ピークからみた山頂。

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40分ほど待っていましたが、この後の予定が詰まっているので、下山することにしました。下山は新道を使い、登って来る人とスライドしましたが、心配していたほど多くなかったです。先週はすごい人だったようなので、やはりピークは過ぎたのでしょう。みなさん正直なものです。

下山しても山頂にはずっと雲がかかっている感じでした。雨の気配はありませんが、霞がかかったようでスッキリしないお天気でした。

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去年からカシミールを使い始め、夏山スタートに合わせて「山旅倶楽部」のライセンス登録もしました。

山頂の景色が見えなかったので、カシバードで撮影しておきました。山の名前が確認できていいですね。(画像をクリックすると別ウィンドウで大きくなります)

黄金山

作家活動の真っ最中ですが、山に登っている間は、身も心もクリーンな状態になるので、アイディアも浮かんできます。

陶芸の神と山の神が下りてきますように。オイオイ、神頼みかよっ。

脱スマホ生活

今日は栄養ドリンクスマホの話です。

先週の話ですが、栄養ドリンクをもらい、その場で飲まなかったので、バックに入れて持ち帰りました。家に帰って、バックをいつもの調子で床にガンッと置きました。普通の衝撃ならば、バックの中の物が壊れることはありませんが、栄養ドリンクの他に「スマホ」を入れていたんです。運悪く、液晶部分に栄養ドリンクがぶつかったようで、スマホの液晶にヒビが入ってしまいました。

ヒビの入り方によっては操作可能な場合もありますが、今回は完全に操作不可能になってしまい、ロックを解除することもできないので、電話をかけることすらできなくなりました。サポートに入っているので、初めてならば無料で交換してもらえるのですが、実はこれで3度目なので、さすがに有償での対応になります。貯まっていたポイントを使っても修理代は5千円ほどかかるようでした。

私はスマホ持つの向いてないな~と思います。

今まで使っていたスマホは、そろそろ2年経つところだったので、そのうち買い替えようかと思っていたので、修理はしないことにしました。

携帯電話を持ち始めてから20年近く経ちますが、その頃から毎月1万円ぐらいは通信費にかかっていたので、携帯電話を持つとそのぐらいはかかると思っていました。ガラケーからスマホに変えてからは、便利なアプリがたくさんあり、劇的に使いやすくなりました。しかし、山の中で使っているとバッテリがーなくなることが多々ありました。スマホとモバイルバッテリーを持ち歩いていたので、月々の通信費が同じぐらいで済むならばスマホとガラケーの2台持ちにしようかと思うようになりました。

simロック解除が義務付けられたことにより、simフリー端末や格安スマホと呼ばれるスマホも出てきて、大手3大キャリア以外の選択肢も増えているので、最初に考えていたのは、今使っているスマホ(au)をガラケーに機種変更して、電話番号とメールアドレスはそのままにし、データ通信用にsimフリーのiPhone6 Plusを買って、格安simの契約をしようと思っていました。

しかし、appleストアで売られているiPhone6 Plusは、一番容量の大きいものは、13万円ぐらいするんですよね。それに保証を付けたり、ケースを買ったりしたら、15万円になるでしょう。

15万出すなら、画像処理がサクサクできるパソコンが買えるんですよね。なんだか、とても馬鹿らしくなってきました。

一晩、調べていくうちに「そもそも、スマホである必要があるのか?」と疑問を抱くようになりました。出先だとまるでパソコンを持ち歩いているかのように情報の検索ができるし、便利なアプリがたくさんあるので、スマホはとても便利だということは分かっているんですが、スマホに依存している自分も気になるし、周りを見渡すとみんな下ばかり見ているんです。私も同じようにしていたな~と思います。

私はこれまでデジタル製品には割と敏感で、新しいガジェットが出たら比較的早い段階で試してみるタイプでした。パソコンは何台もあるし、フルサイズの一眼レフがあるし、ipodやiPadも持っているし、GoProもあるし、冬にはGPSを買おうと思っていました。

スマホはとても優秀で、これらがギュッとコンパクトにまとまっているんですよね。しかし、これらの機能をフル活用したらバッテリーはあっという間になくなってしまいます。

術後、順調に快復していることもあり、海外への登山の計画も進めているんですが、海外ではsimフリー端末があると現地のsimで安く通話もできるし、ホテルや航空券の予約もスムーズになるし、翻訳アプリを使えば言葉の壁も乗り越えられます。そうなった時に絶対に必要だな~と思っていますが、今回は取り急ぎガラケーに戻すことにしました。毎月7~8千円の通信料が浮くことになるので、遠征費用として貯蓄できます。これを2年分貯めれば、20万近くになるんです。

言葉が通じる国にいるんだから、困ったときは誰かに聞けばいいかなと。みんな持ってるんだし。(笑)

というわけで、しばらくはガラケー生活になります。今まで使えていた機能が使えなくなった不便さはあるけれど、必要最低限の通話はできるわけだし、LINEやfacebookなどのSNSはパソコンでアクセスしているので、完全に切れたわけではありません。元々レスポンスが早かったわけではないので、さほど変わらないかもしれません。

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今後、スマホ人口はますます増えていくと思いますが、スマホを持たない生活をしていると、それまでと違う世界も見えてきました。

便利なものや楽しいものには依存してしまいがちだけど、空を見上げて、前を向いて歩き、目を見て話しをしたいと思うようになりました。

 

脱スマホ生活で気付いたことがあったら、また書いていこうと思います。

 

風鈴を作ろう-舌(ぜつ)編

久々になりますが、風鈴作りの続きです。

風鈴作りに挑戦するのは今回が初めてで、教室に通っている生徒さんで作っている人も見たことがないし、先生も経験がないようなので、どんな風に出来上がるか気になっている人もいるようです。作家さんが作っているものは見たことがありますが、陶器で作る風鈴の音色は少し低めでクリアーな音ではないように感じました。高い音色にしたい場合、素材はガラスや磁器が向いているのだと思います。

今回、私が試しているのは、陶器と磁器の両方の性質を持った「半磁器」ですが、先週、テスト用に1つだけ透明の釉薬を掛けて本焼きする予定でしたが、窯がガラガラだったので、全部焼くことにしました。しかも、時間がなかったので、釉薬を掛けずに「焼き締め」てしまいました。

焼き上がった風鈴で音色を聞いてみたところ、大きさや厚さでバラつきはあるものの、予想以上の良い音色が出ていました。今は真っ白なので、ちょっとした絵やデザインなどの飾りを付けたいと思っています。

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入院前に「舌」の部分を作ろうと途中まで準備しておきましたが、仕上げることができないまま入院となりました。今日は「舌」の部分を作り直すことにします。

最初は風鈴の構造が分からず、棒状のものを用意しましたが、風鈴本体の形を考えると、丸い形状にした方が本体と舌が当たりやすいと思うので、クレイガンを使って粘土を絞り出していき、端を繋げていきました。乾燥が進みすぎるとポキッと折れてしまうので、丁寧に作業していきます。

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本体と舌のサイズが合うかどうか分からないので、少し多めに作っておきました。すぐに乾燥させるとヒビ割れてしまうかもしれないので、発泡スチロールで1週間寝かせておきます。

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残った時間で、定番のタタラのお皿を仕上げておきました。素焼きはこちらでお願いして、本焼きは灯油窯を使う予定です。私にしてはかなり丁寧に仕上げました。

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6月中旬に灯油窯を貸し切って本焼きする予定なのですが、私の作品だけだと数が少なくて、窯がいっぱいにならないと思います。もったいないので「一緒に焼いてみたい」という方がいたらぜひどうぞ。同じ釉薬を使っても電気窯とは全く違った雰囲気になりますよ。

陶器と木工のコラボ鍋敷き

やっと体も元気になってきたので、遅れていた制作活動に取り掛かっています。午前中のうちに窯出しが済んでいた鍋敷きを引き上げに行き、そのまま五郎さんちへ直行しました。

粘土は「信楽赤土」を使い、黄化粧土を刷毛で何度か重ね塗りし、掻き落としたものです。釉薬は「透明」を掛けています。だいたいイメージ通りに焼き上がっていますが、思ったよりも渋い感じの仕上がりになりました。もっとキレイな色のもあった方がよかったかも...

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これはそのまま使うわけではなく、五郎さんとコラボする目的で作りました。早速、試作してみました。丸太も試してみましたが、丸くくり貫く作業に思ったよりも手間と時間がかかるので、四角い板を使ってみました。

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引っ掛けられるように丸環フックを付けておきました。まだ完成ではありませんが、これから少し改良していきます。

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午後からは陶芸教室に行き、先生に菊練りと土殺しを手伝ってもらい、風鈴とカップ&ソーサーを挽きました。「ふらのクリエイターズマーケット」まで、あと1ヶ月しかありませんが、できるだけのことをやろうと思っています。

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道内外のクリエイターが集まる、とても楽しいイベントです。遊びに来てね~♪

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子宮筋腫の治療費

退院後、初めての外来受診日でした。私は腹腔鏡手術だったので、小さな傷口が3箇所ありますが、おへその部分が化膿してグシュグシュしたままだったのが気になっていました。

簡単な問診の後、おへその傷を見てもらいました。グシュグシュしたものは、表面の傷から出ているようで、中からのものではなさそうです。おへそから腸でも出てきたんじゃないかってヒヤヒヤしていましたが、体の中は順調に回復しているようです。

私がした質問といえば、「走ってもいいですか?」「登山してもいいですか?」「ヨガをしてもいいですか?」「お風呂に入ってもいいですか?」といった感じでした。まだ、全部ダメと言われるかなと思っていましたが、どれもダメとは言われず「無理しない程度ならやってもいいよ」という回答でした。最初に聞いていた話よりもずっとユルイです。(笑) お風呂は一番風呂ならOKという話なので、温泉とかはまだダメかなと思います。

イベントの準備があるので、6月までは陶芸がメインになりますが、体力がすっかり落ちてきているので、少しずつトレーニングを始めようかなと思いました。

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入院費や診断書などの清算が終わったので、手術に掛かった費用などをまとめておきます。医療費が高額になりそうな場合は「限度額適用認定証」を事前に申請しておくと、窓口で支払いが自己負担限度額までとなります。これは1ヶ月毎に計算されるので、月をまたがない方がいいんですよね。私が入院したのは、4月27日~5月4日(7泊8日)だったので、4月と5月の2ヶ月分の支払いが発生しました。

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去年、半年間行ったホルモン治療も含めていますが、これが結構高いんです。私の場合、貧血が進んでいたためそのままの状態では手術そのものが難しかったので、仕方がないのかな~と思いますが、今まで病気らしいことをしたことがなかったので、痛い出費になりました。これから歳を取るにつれて、病院のお世話になっていくのでしょうね。いつまで自分の足で立って、自分の意思で歩いていられるかなと思いました。

 治療内容 自己負担金額 期間
ホルモン治療(リュープリン6回) 59,790円 2014年5月~10月
外来受診(術前) 7,870円 2015年3月
MRI検査(術前)  6,570円 2015年4月
手術+入院諸費用4月(総額820,748円) 69,168円  2015年4月
入院諸費用5月(総額132,248円) 49,568円  2015年5月
診断書 5,400円   2015年5月
外来受診(術後)  1,810円   2015年5月

生命保険が少し下りるので、病院で診断書を書いてもらって保険会社に郵送しておきました。これで諸々の手続きが終わりました。

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また2週間後に受診しますが、経過が良ければ、半年ペースとかになるんじゃないかな。

励ましのメールやコメントなど、たくさんいただきましたが、体の方はかなり元気になりました。

失ったものはとても大きかったけれど、それでも明日はやってくるのです。

陶芸講座受講者作品展

しばらく陶芸教室に顔を出していない間に他の方々はメキメキと腕を上げていたようで、少し前に先生から「作品展があるから、展示したい作品あったら持ってきて」という連絡がありました。私は小物ばかりなので、作品と呼べるものはほとんどないんですが、飾っておけるものとすれば、去年たくさん作った「キャンドルポット」ぐらいでしょう。3点ほど持っていきましたが、早速飾ってくれたようなので、見に行くことにしました。

会場は「新十津川町改善センター」です。毎年、陶芸まつりが行われている会場です。駐車場に車が止まっていなかったので「日曜日だから休館なのかな?」と思いましたが、オープンしていました。(^^ゞ

お客さんは誰もいなくて、ひっそりと開催していましたが、こうやって展示する機会があるとモチベーションが上がるのでとてもいいと思います。

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こうやって並べてみると、手びねりの大きな作品は見応えがあっていいですね。

粘土いじり再開しました

退院後10日ほど過ぎました。傷口の痛みはあるものの、しっかり歩けるようになってきました。今週は、仕事が終わって→まっすぐ帰って→晩御飯食べて→寝るという生活を繰り返していましたが、6月末に行われる「ふらのクリエイターズマーケット」の準備をしなければいけないので、粘土いじりを再開しました。これから毎週真面目に通って、家でも作業をしないと本当にマズイかも・・・。がんばりましょう。

素焼きが終わっていた鍋敷きやお皿があったので、釉薬を掛けて本焼きしていきます。テスト用に1個だけ焼こうと思っていた風鈴ですが、窯がスカスカだったので、このまま焼き締めで焼くことにしました。

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久々にロクロを挽きたくなり、試してみました。まだ傷口が化膿していて、あまり踏ん張ると体の中から何か出てきそうなので、一度に扱える粘土は2kgぐらいかなと思います。「菊練り」と「土殺し」には腹筋を使うので、来週からは先生の手を借りることにします。

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今まともに出来ることはタタラぐらいです。お皿は普段から需要があるので、サイズ違いのものを何枚かずつ作っておきました。

これから作る器たちの本焼きは「一路窯」さんの灯油窯を借りる予定です。窯いっぱいになるまで作品を作ろうと思っていますが、全然足りません。もし、灯油窯で一緒に焼きたいという方がいればどうぞ。今回は焼成温度の高い釉薬を使うので「1,250度」以上で焼こうと思っています。かなり大きな窯を使いますが、ガラガラでも満タンでもかかる経費は同じですから。

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来週から本腰を入れてがんばります。

「普通」の基準

退院後2日間は、傷口の痛みも強かったので、自宅療養していました。車を運転し、食料の買い出しにも行きましたが、歩くスピードはいつもよりも遅いし、少し前かがみになっていますが、入院中に散歩に出たときと変わらない感じでした。

ゴールデンウィークが終わってから、すぐ仕事に復帰しました。デスクワークが中心ですが、フルタイムに耐えられるかは分からなかったので、調子が悪くなったら早退しようと思いました。結局、2日間ともフルタイムで働きましたが、特に問題はなかったように思います。

「重いものを持ってはいけない」「普通に歩くのは問題ない」などと指示がありましたが、この「基準」がとても難しいと思いました。

お腹の傷は3箇所で、おへその所と、その少し下の両側2箇所です。それぞれ3針ぐらい縫った傷がありますが、おへその部分の回復が思わしくなく、入院中は乾いていた傷口がグシュグシュしてきました。これには思い当たる節があって、夜中、寝ているときに、傷口がかさぶたのようになっているのに気が付いて、気になったので剥がしちゃったんです。そしたら、朝起きたらグシュグシュしてるんです。

それから3日ほど経っても、ずっとグシュグシュが続いています。念のため、病院に電話をしてみたら「傷口が赤くなって熱を持っているようなら、予約日に関係なく受診してください。」と言われましたが、一晩寝たら少し落ち着いたので、大丈夫かなと思い、様子を見ているところです。

退院直後のような痛みはだんだんなくなってきて、咳やクシャミをした時の痛みはなくなってきました。傷口は痛いというか痒いような感じがします。悪くなっているならもっと痛みや熱があるだろうから、体が一生懸命回復しようとがんばっているのでしょう。

今までは仕事が終わってから、陶芸に行ったり、勉強会を開いたりして、夜も遅くまで起きていたのですが、これまでの半分ぐらいの活動量に抑えている感じかな。体力はまだ戻っていないので、疲れやすいかもしれません。

 

母の日には「東藻琴の芝桜を見てみたい」と口走った母を連れて行ってきました。天気がイマイチでちょっと寒かったんですけど、渋滞もなく、ストレスフリーのドライブを楽しめました。下の方がまだ咲いていないところがあったので、ピークはほんのちょっと先なのかもしれません。

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初めて来たんですけど、素晴らしかったです。敷地面積は北海道一でしょうね。公園内はかなり広いのですが、肌寒かったこともあり、全部は歩かなかったです。

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せっかくここまで来たので、イベント会場で食べるよりも、美味しい海の幸を食べてもらいたかったので、サロマの「船長の家」に立ち寄りました。私が頼んだのはウニとカニのミニどんぶりのセットで、1,600円です。店内は混んでいて30分ほど待ちましたが、とても美味しかったです。

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向かいにある直売所で、刺身用のつぶを買って来たんですけど、これがものすごく大きくて驚きました。手のひらサイズもあるんです。まだ生きていたので、殺生の仕方を教えてもらったんですけど、「厚めの新聞紙で巻いて、ハンマーで叩けばいい。」とのことでした。(^^ゞ

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つぶには「あぶら」と呼ばれる「唾液腺」があり、これを食べると、食中毒(めまい・吐き気・酔っぱらったような感覚)になるので、きちんと処理しないといけません。捌き方はネットで調べて自分でやりました。刺身にしていただきましたが、これがとても美味しかったです。