ゴールデンウィークのピーカン「旭岳」

北海道の豪雪地域ならば平地でも10月下旬から雪が降り始め、5月上旬まで雪が残っているところもあります。標高の高い山となると8ヶ月ぐらいは雪が残っていることになりますかね。なので、ゴールデンウィーク中でも滑れるゲレンデも多いし、バックカントリーならば6月でも滑れるところはあると思います。雪を楽しめる趣味があってよかったと思うし、天気に左右されない屋内でできる趣味があってよかったと思います。

平地には雪がなくなり、道路は走りやすくなるし、天気も落ち着いてくるので、天気のいい日を狙って、雪が残る山を気軽に見に来ることもできます。4連休で一番天気の良さそうなこの日を選んで、北海道最高峰の「旭岳」にやってきました。今日は雄大な旭岳の写真を撮るのがメインです。姿見駅まではロープウェイ(片道)を使い、そこから見える旭岳はとても美しかったです。3月に来た時は、姿見駅より上の視界はかなり悪くて山の輪郭もわからなかったんですが、今日は天気もよく最高の行楽日和になりました。

厳冬期はパウダー争奪戦が繰り広げられますが、この時期の雪はすっかり腐ってます。水分を多く含んだコーンスノー(ザラメ雪)は案外滑りやすいんですが、真っ白い雪がどんどん汚れていき、ちょっぴり寂しくなります。冬は本当に厳しいけど、真っ白な世界はとても美しいものです。

風が強かったし、私のスキルでは滑れそうなところが見当たらなかったので、頂上までは行かずに途中で下りてきました。今シーズンから本格的に始めたバックカントリーでしたが、引率してくれた先輩方のアドバイスのおかげで、冬山ハイクを楽しむことができました。ここ数年の山ブームで、バックカントリーを始める人がとても多くなってきたようです。すでに何件かありましたが、遭難や事故がとても増えそうな気がします。必要な装備を準備して、下調べをしっかりして、山と向き合っていきたいですね。無事に家に帰るまでが遠足ですから。(笑)

(画像をクリックすると、ヤマレコにリンクします)

20140505

そろそろ冬山シーズンが終わります。雪がなくなるのがとても寂しいですが、日本には四季折々の美しさがあります。夏山の楽しさも分かってきたので、夏山装備で来られるようになったらまた来たいと思います。

 

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