タタラ作りとビアカップ

きちんとお知らせをしていなかったような気がしますが「えべつやきもの市」の出店料の振り込みが済みましたので、今年の出店も正式に決まりました。(*^▽^*)

去年の目標は「マグ10個」だったんですが、思ったよりも売れ行きが良くて、初日で目ぼしいものはなくなってしまい、2日目の午前中でスッカラカンになりました。今年も鼻息を荒くして「いざ出陣!」といきたい気持ちはありますが、一人では何かと大変だったので、共同出店してくれる人がいないかなと考えていて、以前からリスペクトしているYUMIさんと共同出店することになりました。

私もお客として他の作家さんのブースを回りたいし、去年並みの数を揃えられるかどうかが不安なこともありました。YUMIさんは、アメブロでブログをやっていたときからのブロ友さんですが、私よりも少し年下で、北海道の右端の方に住んでいる女性です。実際に逢ったことはないので、想像が膨らむばかりですが、造形のセンスといい、完成度の高さといい、完全にプロ級です。ヨダレが出るほど可愛いオブジェを作ったりしています。(笑)

「彼女のハイセンスな作品と一緒に並べたら、きっと私の器たちの里親は見つからないだろう...」と考えたりもしましたが、せっかくお店を出すんだから、自分のスタイルがきちんと出ている人で、私にないものを持っていて、尊敬できる人と出したいなと思い、何度かメールのやり取りをして口説き落としました。

あとはイベント当日にどっさり器たちを持っていけばいいんですが、まだまだペースが上がりません。去年里親になってくれた人がまた来てくれるかもしれないので、お皿に関しては同じサイズのものを準備しておこうと思い、午前中のうちにタタラ作りをしておきました。

粘土は教室にある「半磁器土」を使っていますが、石膏型を使って、4種類、3点ずつ作りました。石膏は粘土の水分を吸うので、成形がとてもしやすいし、同じ形の器を量産できます。それでも、私は不器用なのでがんばってもこのぐらいしか作れません。発泡スチロールで少し保管して、落ち着いてから縁の部分をキレイにカットしていきます。その後、化粧土で掻き落とししたいなと思っていますが、まだ分かりません。

午後からは、昨日挽いておいたカップを削ります。1週間保管して、ゆっくり乾燥させてから削ったほうが良かったかもしれません。かなり苦戦しましたが、何とか穴を開けずに全部削りました。一つは形が歪んでいたので、取っ手を付けてごまかしています。黒粘土を使っているので、これも化粧土を掛けて掻き落とししようかな。内側に釉薬を掛けなければ、キメ細かい泡が立つビアカップになります。

少し前の記事で、好きなカップの形を投票してもらったんですけど、この投票の選択肢には4つしか入れてなかったんです。選択肢以外にも追加できるようにしていたんですが「上が広がっている形が好き」という意見があったので、その形をイメージしています。どんな人が私のブログを見てくれてるのかは分かりませんが、率直な意見があると参考になりますね。

マグの形 

 

まだ柔らかかったものは、発泡スチロールで保管して、次回まで持ち越します。

標高の高いところではかなりの積雪があり、バックカントリーのお誘いもありましたが、来月までは陶芸優先にしないとね。江別の出店を楽しみにしてくれる人もいるので「新作です!」と胸を張って持っていける器を作りたいです。ホントにマイペースではありますが、器たちを気に入ってくれる里親が見つかるようにレベルを上げていきたいです。

 

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