ドリッパータイプのミズキレール

忘れ物が多くなってきた今日この頃ですが、先週、削り忘れたまま乾燥棚に置き去りにしたものがあったようで、先生から連絡が入っていました。

先生「棚板一枚分忘れて乾いちゃってるよ。削らずに。」

みっちぃ「あ~残ってましたか~。赤粘土でしたか?」

先生「半磁器、危なく素焼きに入れるとこだった(笑)」

みっちぃ「すみません(汗)水に浸けても戻りませんか?」

先生「完全乾燥してるから溶けますね」

みっちぃ「了解です。土曜日に行くのでそのままにしておいて下さい。」

何を残してしまったのかも記憶がなくて、完全に忘れていました。先週の削りの時にミズキレールのスノコ部分が足りないな~と思っていましたが、これらだったんですな。(^^;

こんな風に完全に乾燥した粘土の場合は、粉々にしたものを容器に入れて、水をたっぷりかけて再生させていきます。できるだけ粉々にするのがポイントですね。「シュルシュルシュル~」と水を吸収していき、比較的簡単に元の状態に戻せます。

陶芸スイッチが入っているときは、朝から夕方までずっと教室にいることが多いですが、同じことをずっとし続ける集中力は持ち合わせていないので、午前中はロクロ挽き、午後からは削りやタタラなど、違うことをすることが多いです。近々出展するイベントに向けて急ピッチで作業をしていますが、欲しいというリクエストがボチボチ入ってきたので「ミズキレール」の改良版を試作中です。思ったよりもホエイが出るので、コーヒードリッパーのようなタイプを作ってみることにしました。

土曜日に挽いたのがこのぐらい。

1週間前に削ったものも含まれていますが、日曜日に削ったのがこのぐらいです。

ドリッパータイプにするために本体とお皿をドッキングしていきます。私はとても不器用なので、こういう作業はとてつもなく苦手です。

ポンスで穴を開けていきます。3穴ぐらい開けた方がいいのかなぁ~と思いながらも強度が心配だったので、センターのみです。

片口は、ホエイを受けるための受け皿になりますが、このままドレッシングなどを入れる器として使うこともできます。

ドリッパー部分と片口を組み合わせるとこんな感じになります。

冷蔵庫で数時間放置するので、蓋があった方がいいかなと蓋も作りました。蓋の持ち手は突起タイプではなく、お皿として使えるように高台にしています。新種のどんぶりみたい。(笑)

先週残してしまった赤粘土の器たちは、ほとんどロスなく削れました。

教室にあった粉引化粧土を掛けて掻き落としていきます。

残念ながら時間切れとなり、3つしかできませんでした。

残りは持ち帰って宿題にしますが、残念なことに移送中に箱ごと落ちて、かなり壊れちゃったんです。(;´∀`)

6月25日~26日に行われる「サッポロモノヴィレッジ」の出展要綱が届いていました。私は26日(日)のみライトブースでの出展になりますが、初日はゲストとして見に行く予定です。すごい作家さんがたくさん集まると思うので、楽しみにしています。(前売券500円、当日券550円)

「ブログ見たよ」って言ってもらえれば、ご来場プレゼントを差し上げます。お暇ならぜひ。

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