普段使いの器

パウダースイッチが切れた3月頃から粘土に向かうようになって、自由気ままにボチボチ取り組んできましたが、風鈴とマグばかりで、定番のお皿を作っていませんでした。年に1回か2回しか登場しないであろう大きなお皿を作るのは控えていますが、普段使いにちょうどいいシンプルな器はこれまで買ってくれた人も多かったので、昨日のうちに何枚か作っておきました。

型は石膏で作ったものと粘土の塊を使っています。石膏の方が粘土の水分を吸収してくれますが、粘土でも問題ないです。

ボート型と楕円を5枚、長いのを4枚作っておきました。

発泡スチロールが足りないときは、こんな風にビニールで包んでおきます。その日のうちに作業するよりも一晩寝かせた方がいいと思います。

一晩置いた粘土はちょうど固すぎず、柔らかすぎず、ちょうどいい頃合いになっていました。カンナで縁を削り落とし、スポンジで仕上げておきます。重なりやすさを考慮して、重ねてフォルムを整えておきます。上に重ねたお皿の重みで、下のお皿が壊れてしまうこともありますね。柔らかい時なんかは危ないです。

裏にサインを入れて、乾燥棚に乗せておきます。

棚の半分は私の器たちです。私が粘土いじりをするのは、1年のうちでも僅かな期間、しかも週末のみですが、それなりに作れるようになってきました。不燃物を作り続けることにジレンマを感じることもあります。

昼前に終わらせて、新十津川陶芸まつりを見に行ってきました。一眼レフを持って行ったのにSDカードを入れるのを忘れるという大失態をしてしまい、写真は全然ありませんが、お天気も良く、お客さんもいっぱいでした。今年もイベントの季節がやってきたんですね。今年初出展の窯元もあるし、プロの作品を見れるのはとてもいい刺激になりますね。

毎年ちらっと顔を出すので、私のことを覚えてくれている作家さんもいて、色んなお話を聞かせてもらえるのが楽しいです。

次のイベントは、6月25日(土)~26日(日)の「サッポロモノヴィレッジ」に行きますが、初日は客として、2日目には出展者として参戦します。ステキな作品と作家さんとの出会いを楽しみにしています。

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