一ヶ月の成果

1ヶ月前から取り組んでいたマグ作りも今日が最終段階になります。朝、早い時間に先生からの「薬掛け早めにしておいて」とLINEメッセージが届いたので、乾燥棚に乗せた器たちの素焼きが無事に終わったようで、ホッとしました。あとは、釉薬を掛けて窯に詰めて本焼きをすれば、3日後ぐらいに窯出しできます。

教室に着くと、まだ窯の扉は閉まっていました。窯詰めや窯出しといった作業はほとんどやったことがないので、とても緊張しますね。自分の作ったものなら割れてもへっちゃらですけど、他の生徒さんのもありますからね。窯の温度はまだ100℃あって、そっと窯の扉を開けてみました。

上段には少し余裕があるものの、見事に窯いっぱいに入っていました。取っ手のあるスープカップは重ねて詰めていなかったので、いい感じで窯のスペースを占有しています。まだ素手で触るには熱いので、耐火用の手袋をはめてそっと出していきます。

私のでこのぐらいになりました。教室に通ったのは5回でしたが、なかなかの量になりました。イベントの出展予定があるわけでもないのに、よくもまぁ作ったなという感じです。

お友達に頼まれていた焼酎カップは「チタンマット」を吹き付けることにしました。赤粘土にチタンマットを使うとなかなか渋い発色をするので、気に入っています。大きな発泡スチロールと小さなロクロで簡易スタジオを作って、フーッとやりますが、肺活量がアップするような気がしますね。

吹き付ける濃度を変えたり、マスキングテープを使って、少し変化を付けてみたりしました。いい感じに仕上がるといいんだけど。

マグ1個のためにここまで作りましたが、お目当てのマグには呉須と絵の具で絵付けをして「白鳳マット」を掛けておきました。うまく仕上がるか分からないので、1個のためといっても4~5個は作ります。

午後から札幌に行く予定があったので、残りは全て「白鳳マット」を掛けていきました。ナチュラルなアイボリーに焼き上がると思います。

時間切れでスープカップは10個だけ掛けておきました。

乾燥の過程で取っ手が取れてしまったものが2個ありました。素焼き前のものなので、このまま壊して粘土に再生できます。

上の段がすべて埋まりました。他の方の作品もあるので、多分これぐらいあれば、窯いっぱいになると思います。

午後からは、ビューンと高速バスで札幌に行きましたが、前日の大雪の影響で除排雪が追いつかず、市内に入ると大渋滞が続いていました。クリスマス・イブだし、年の瀬だし、札幌はすごい人ですな。都会は便利だけど、私は田舎暮らしが性に合っています。

窯出しは水曜日の予定です。私は仕事なので、お母さんが取りに行ってくれます。イメージ通りに仕上がるといいな。

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