3ヶ月間の週末陶芸家

昨日の夜から強い雨が降り続いていました。ここ数年は鉄砲雨などの被害もあちこちで聞くようになったし、台風などの災害も増えていて、温暖化の影響は地球規模で広がっていることを感じます。札幌の山で滑落死亡事故のニュースも耳に入ってきましたが、雨の日の山歩きはリスクが高くなります。低温、沢の増水、岩場のスリップもあります。ガスの中に突入すれば、前も後ろも分からなくなる事もあります。

そんな日は麓で大人しく文化活動に勤しむのがいいと思います。土砂降りで、荷物を運ぶだけで、ずぶ濡れになりました。

すでに素焼きが終わった器たちは、このぐらい(↓)ありましたが、教室で絵付けをするとあっという間に時間が過ぎてしまうので、持ち帰って作業することにしました。

結局、マグと風鈴と豆皿のみ絵付けが終わり、お皿には手を付けられませんでした。マグは試作で作ったものの中から評判が良かったものを再度リリースしていきます。どれも微妙なので「何となくサファリ」と呼んでいます。

豆皿と風鈴は全て柄が違います。青は呉須で、それ以外のものは下絵付け用の絵の具を使っています。呉須は濃淡の調整もしやすいし、伸びが良くて描きやすいです。粘土は上信楽の再生粘土を使っているので、青が引き立ちます。

どちらも釉薬は透明です。陶芸体験の作品も大量にあり、焼成のサイクルはかなり早いです。すぐに窯に入り、本焼きのスイッチが入ったので、水曜日までに窯出しが済むと思います。

 

絵付けをしていないマグやフリーカップは、そば釉、織部、伊羅保、海鼠など、何種類かの釉薬を使いました。

先週挽いておいたランプシェードを削り、ポンスで穴を開けておきました。穴を開ける作業もなかなか時間がかかるので、残ったものは持ち帰り、家で作業をします。

昨日挽いておいたカップ&ソーサーは、何とか削れたので、取っ手を付けて乾燥棚に乗せておきました。やればできるんだなー。天気が良ければ、風に当てて乾燥させることもありますが、今日はずっと雨が止まなかったので、手を付けられなかったものも多かったです。

中くらいのリム皿も3枚削れました。

2日間作業して、乾燥棚に乗せられたのは、このぐらいになりました。来週までに素焼きが終われば「えべつやきもの市」に間に合うかもしれません。

今年は3月25日から陶芸を始めたので、ちょうど3ヶ月経ちました。そのうち、ロクロを挽いた日はどのぐらいだったのかなと思ったので数えてみたところ「6日」しかありませんでした。削りに関しては倍以上の日数がかかるので、もうちょっと効率を上げたいところです。

あと少しで陶芸スイッチが切れて、夏山スイッチが入ると思います。今年の目標は「ロクロの腕を磨くこと」でしたが、ここにきてやっと手応えを感じるようになりました。

またしばらくロクロを挽くことはなくなりますが、こうやって短期集中する方が向いているのだと思います。

今日、本焼きした器たちは、来週お披露目できると思います。

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