小人の家、色々。

11月24日の個展に向けて、最後の窯入れが終了しました。個展をやろうと決めたのはニュージーランドから帰国してすぐの5月頃で、すごくいいイメージが湧いてきたので、自分を追い込んでみようと思いました。

本格的に準備を始めたのは、9月に入ってからでしたが、まだ山に登れる時期なので、天気のいい日は山に行きたい衝動にかられました。まぁ、今でもですけど。笑

でも、自分でやると決めたことなので、お山は封印して、2ヶ月間全力で取り組みました。4年前にも同じようなイベントをしていますが、色んな面で以前よりもずっと効率よくなったと思います。準備期間は同じですが、数だけみると、3倍ぐらいは作れるようになったと思います。

私の中で「4年」というのは一つのサイクルになっていて、色んな面で変化のあるタイミングだと思っています。見た目は老けたかもしれませんが、登山のおかげで体力は以前よりも付いているし、ヨガのおかげで体だけではなく、精神面でのバランスも取れるようになったと思います。

何かに集中している時は、他のことは疎かになってしまうので、広報活動はあまり進んでいませんが、たくさんの方からカフェの予約をいただきました。マグの数が心配になってきたので、マグで提供する分に関しては予約をストップしています。(紙コップで提供することはできます)

展示する「小人の家」については、大きく分けると2種類あります。赤粘土&化粧土を組み合わせたものと、上信楽土を使ったものです。赤粘土&化粧土を組み合わせたものは、化粧土や釉薬の濃度の違いで、焼き上がる色が毎回違っています。先日窯出しした最新バージョンは渋めに焼き上がりました。

上信楽土を使ったものは、焼き上がりが真っ白になります。今回のために新しく仕入れた真っ赤な釉薬を使っています。前回窯出ししたものと合わせると30個近くになると思います。大きさは手のひらサイズのものばかりです。

この他、顔料を使って色粘土を作ってみたものもあります。これについては、窯出しが終わってから、粘土作りから紹介しようと思っています。

最後の窯入れです。小人の家は35個ぐらい入りました。

マグは、50個ほど窯入れしました。急いで作ったせいか、素焼きで底にヒビが入ったり、取っ手が取れてしまったものもありました。名入れ予約をいただいたマグも1個はダメでした。

私の作品だけで、ほぼひと窯埋まりました。ソーサーも少しありましたが、窯出し後すぐに先生の作品と一緒に焼いてくれると思うので、来週には全部窯出しできると思います。

個展当日は、小人の家の展示だけではなく、スライドショーも行います。9月末から撮り始めたタイムラプスも回を重ねるとなかなか面白くなってきたので、メイキングムービーとして当日使おうと思っています。

今日は絵付けと釉掛けばかりですが、ひとつひとつ手を掛けているのがよく分かります。

これで、陶芸部門の準備が終わりました。

これから、写真部門と木工部門と本部門と映像部門に取り掛かります。^^;

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