シンプルにやわらかく

今年初出店する「えべつやきもの市」は、7月13日(土)、14日(日)の2日間なので、あと2週間ちょっとになりました。

私は窯元ではないので、作品を焼くときは陶芸教室やサークルの窯を使い、他の方々の作品と一緒に焼いてもらいます。ロクロ成形→半乾き後削り→乾燥後素焼き→絵付け・施釉→本焼きという流れになるので、成形から窯出しまでには、最短でも1ヶ月はかかります。窯がいっぱいになるまでは焼かないので、タイミングが悪ければ、2~3ヶ月以上かかることもあります。

つまり、これから何を作ったとしても、間に合わないってことですね。これからは、素焼き後の作品に絵付けをしたり、釉薬を掛けて、窯入れ(本焼き)をするだけです。

今日はサークルの窯入れです。時間が限られているので、素焼きが終わった器たちに一気に釉薬を掛けていきます。「何色にしようかな~」なんて、ゆっくり考えている暇はありません。お茶碗、お皿、取っ手付きの片口など、全部で50点ほどあったと思いますが、写真を撮ってる余裕もなかったですね。こんなに慌てて掛けるもんじゃないよな~。(^^ゞ

20130626施釉

これまでに色々試していますが、結局、「白系でシンプル」というところで落ち着いています。白一色もありますが、アクセントに青を使うことが多くなりました。それ以上組み合わせると、ストッパーが外れて、やりすぎる傾向にありますね。ツルツルした光沢のある釉薬よりも、マット系の方が柔らかい印象になるので好きなんです。

シンプルにやわらかく

窯出しは土曜日の夕方です。他のメンバーの作品も見たいので、間に合うように来たいと思います。過去に何度か導線が切れてしまい、設定した温度まで上がらず失敗したこともありました。イメージ通りに仕上がるといいんだけど。あとは神頼みですかね。(^▽^;)

 

寝不足続きで早起きが辛くなってきましたが、今朝もニャンコマグを連れて階段修行をしてきました。今日のマグはぐるっとニャンコが描いてあるので、どの向きでも色んな表情のニャンコが出てきます。円筒形の真っ直ぐなマグにしようと思ってるんですけど、結局、腰の部分に丸みが出てしまい、この形のものが多いんです。技術は半人前ですが、情熱は人一倍あるんです。

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飼い主が見つかるといいニャ~。

 

今の自分を支えるのは、過去の自分。

朝は強い雨が降っていたので、仕事が終わってから階段修行にやってきました。昨日、日帰りの強行登山をしたばかりなので、筋肉痛や打撲痛もありますが、こういう日はのんびり上ればいいんです。新作のニャンコマグを持ってきているので、実際には写真撮影をしに来てる感じですかね。つーか、「写真撮るだけなら、ここじゃなくてもいいよね?」と、突っ込まれそうですが、やきもの市の成功を祈るためでもあるし、登り筋を鍛えるためでもあるし、何より気持ちがいいんです。

今日のマグはイラストレーター「進」とコラボしたニャンコマグです。たしか、一番最初に描いてくれたのがコレだったと思います。ニャンコマグのニャンコがマグでコーヒー飲んでるんですよ。このタッチ、癒されるぅ~。絵付けは片側だけなので、この向きで使いましょう。絵付けには呉須(濃淡2色)を使っています。

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次の山をどこにしようか夏山ガイドを読みながら、まったりしています。この後の予定がない日は、仕事帰りに来るのもいいですね~。

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もうすぐ40歳になりますが、20代の頃に身に付けたパソコンのスキルは今でも私の経済的な支えとなっています。30代から始めた陶芸と山は私の精神的な支えになりました。パソコンを長時間使うと、ものすごく体の調子が悪くなるので、「暇だから」とか「何となく」パソコンを使うということはなくなりましたね。新しいことを覚えるときは、今後の自分に役立つかどうかを考えながら取り組むようにしています。

今の自分を支えるのは、過去の自分。

未来の自分を支えるのは、今の自分なので、未来に繋がるように努力していきたいですね。

 

成功祈願

素焼きが終わり、薬掛けを待つ器たちがたくさんあるんですけど、なかなか集中できずにいます。「いつやるの?今でしょ!」っていうぐらいにやらなければいけないことがありますが、気分が乗らないときに手を掛けても良い結果は生まれません。

というわけで、初出展する「えべつやきもの市」の成功を祈って、お山に行くことにしたんです。「ずいぶん余裕あるじゃない?」って思うかもしれませんが、そんな余裕は全くなく、どちらかというと現実逃避かもしれません。あるいは神頼みかな。(^^ゞ 山からは大きなパワーをもらえるんです。

さて、どこに行こうか…せっかくだから大きな山に登りたいんです。昨日(2013年6月22日)、富士山が世界遺産に登録されたので、それにあやかって蝦夷富士と呼ばれている「羊蹄山」に登ることにしました。日帰りでは厳しい日程ですが、強行突破しました。

山の記録はヤマレコでやっているので、詳しくは書きませんが、行って本当に良かったです。初めての山だったので不安もあったし、最初は曇天で雨が降ったりしたんです。それでも、標高が高くなる6合目あたりからは、雲を抜け、絶景を見ながら山歩きができました。いつもよりも装備は多くなりましたが、もちろんニャンコマグも持っていきました。イラストレーターKとコラボしたニャンコマグです。

(画像をクリックするとヤマレコにリンクします)

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20130623106いつもはお湯をボトルに入れて持っていきますが、今日は山頂でお湯を沸かしました。コーヒー1杯分のお湯ならば、30秒ほどで沸くんじゃないかな? 封を切って、ドリッパーを組み立てて、カップにセットして…とモタモタやっているうちにお湯が沸いてしまいます。

いつもは1杯50円以下のドリップコーヒーを使っていますが、今日はちょっと贅沢にスタバにしました。1杯100円です。普段はケチケチですが、お山に来た時はちょっとだけ贅沢をします。

こんなにいい景色の中で、自分のマグでコーヒーが飲めるなんて、なんて素敵な休日なのかしら。

さすがに帰りの運転は辛かったんですけど、充実した一日でした。

山はただそこにあるだけなのに、色んなことを教えてくれます。

目は高く、頭は低く、心は広く、気は長く。

帰りの登山道で、千円拾いました。「お疲れさん、これで温泉でも入って」ってことかな? (^^ゞ

でっかいプリンを作ろうー施釉編

えべつやきもの市のポスターと会場マップが届き、ブース番号が決まりました。先週の「新十津川陶芸まつり」でプロの作品を目の当たりにし、すっかり自信喪失してますが、すでに申し込んでしまったので行くしかありません。アマチュアゾーンの「268」でしたので、お暇ならどうぞいらしてください。プロ・アマを合わせて「328」のお店が出展するようです。1日目で全て売りさばき、2日目はゆっくり会場を回りながら、作家さんとお話をして、窯元情報を発信したいところです。

たぶん、その方が世のため人のためになるような気がします。(^▽^;)

先週の土日はお休みしてしまったので、予定していた作業が完全にずれ込んでいますが、こんなときに焦ってもいいことはありません。今日は、2週間前に挽いておいた黒泥を使ったマグの削りからですが、薄く削ろうとしすぎて、底に穴が開いてしまったのもあります。毎日の階段修行で自分の作ったマグを実際に使ってみてよかったのが「取っ手」ですね。使いやすかったものを再現しました。

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白化粧土でお化粧します。本当はイッチンを使って、シンプルなラインを入れようと思っていたんですけど、全然うまくいかなかったので、刷毛でザザーッとやってしまいました。内側は白系の釉薬を使って、飲み物の色が見えるようにして、外側は透明の釉薬を掛けて、このままの雰囲気が出るようにします。

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素焼きが終わった器たちがたくさんありますが、すでに時間がなくなったので、何枚かだけ仕上げました。白御影を使ったシリーズには、透明の釉薬を掛けた後で、イッチンで織部のラインをササッと入れておきます。ずっと昔、この雰囲気で可愛いのが出来たことがあったんですけど、今回はどんな感じになるかしら?

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次は、頼まれていた八寸皿です。フラットなお皿には白釉のみ、深さのあるお皿には、白マットと白釉を掛けておきました。

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前置きが長くなりましたが、今日のメインイベントです。「でっかいプリンを作ろう」という企画モノをやっているんですが、素焼きが終わっていたので、釉薬を掛けていきます。一応、見本があるので見本に近い色が出るようにしたいと思います。

全体に飴釉を掛けて、窪みのところに白マットをイッチンでサッと掛けて、その上から白萩をイッチンで掛けています。蓋は飴釉のみで重なる部分の釉薬はスポンジで拭き取っておきました。蓋モノの場合、アルミナシートを挟んで重ねた状態で焼くのがいいようですが、今回は別々に焼くことにします。

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本焼きのスケジュールがギリギリなので、休んでいる暇はないんですけど、山の誘惑に負けました。明日は天気が良さそうなので、山に行こうと思います。時間がかかる絵付けは、持ち帰り宿題にしました。

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今月いっぱいで、薬掛けを終わらせます。予定よりも少し遅れているけど、ここで焦って適当なことをしては意味がありません。この段階での手の掛け方が、最終的な印象に繋がります。何かをするときに必要なのはテクニックだけではなく、情熱が大事だと思います。素敵なストーリーは人を惹きつけるものです。

95%の情熱と5%のテクニック

採取した粘土のテスト

少し前に「採取した粘土についてアドバイスを求む」という記事を書きました。あれから、誰からも何の音沙汰もなかったんですが、水面下では地味に動いていました。ネットで調べればそれなりのことは試せるし、私の師匠も北海道の粘土にこだわって、粘土を採取していたことがあったと思うので、「師匠に聞けば何とかなるかも!」と勝手に考えて、問い合わせをしてくれた方にサンプルを送ってもらうことにしたんです。

「サンプルってどのぐらいかな?」って思ったんですけど、私が普段扱う量ぐらいあれば、十分だろうと思って「20kg」送ってもらうことにしました。20kgって結構重いんですよね。車に積み込んで、先生に何のアポもなく、教室に持って行きました。

「かくかくしかじか…」これまでの経緯を話して、粘土を見てもらうことにしました。昨日の夜、届いたばかりなので私も見ていません。ドキドキ♪((O(〃⌒∇⌒〃)O))♪ドキドキ

外側には草や木のくずなどが混ざっているものの、中の方はすぐに使えそうな感じの粘土です。色は薄いブルーで、粘り気があって、鉄分が多く含まれているニオイがしました。手は小銭をジャラジャラいじった後みたいなニオイがします。「へぇ~、すぐに使えそうじゃない?」と思いました。しかし、この青い粘土はよくあるそうで、「何か問題があったような…」そんな雰囲気です。鉄分が多い粘土は、収縮率が高く、通常の焼成温度では割れてしまう恐れがあるようです。

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とりあえず、このまま焼いてみることにします。収縮率のテストとして、10センチの棒を用意しました。

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ロクロ挽きも、普通に挽けます。これも削りをしないで、このまま素焼きしてもらうことにします。

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ちなみにテスト用には、1キロぐらいで十分だったようです。「なんでこんなに送ってもらったの?」と先生が仰天していました。あ~、そんなにいらないのね。

市販されているものと違って、自然の粘土は難しいようです。この手の問題は、粘土を製造している業者さんに相談してみるのが一番なのかなと思いました。

とりあえずやってみますが、情報やアドバイスなどがあればお願いします。私の手に負える問題じゃないのでね。

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新作ニャンコマグ

そろそろ「えべつやきもの市」に持っていく、新作の紹介をしていきます。展望台に持ってきましたが、売り物には手を付けませんので写真のみです。

学生イラストレーター「進」とのコラボ作品です。猫を飼った経験もないんですが、快くニャンコマグの絵付けに協力してもらいました。今日のマグは大きくて、8分目まで入れると300cc入る容量があり、オフィスワークのお供に最適です。ぐるっとイラストが描いてあって、途中にニャンコがいます。 かわいいニャ~。

技術的な部分では、削りがダメダメなんですが、それをイラストでカバーしてあります。ニャンコマグは1個1,000円で販売します。営利目的ではありませんが、粘土の仕入れ~焼成料などの諸費用が色々掛かっておりますので、少し負担してただけるとありがたいです。

ニャンコマグは今回のテーマなので、予約は受け付けておりません。数に限りがあるので、予約を受け付けてしまうと持って行くものがなくなる可能性があります。売れ残ったらよろしくお願いします。(^▽^;)

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こうやって、2つ持ってきています。結構な荷物だわね。自分のマグで実際にドリップコーヒーを飲んでみて、一番使いやすかったものは、下の写真右のマグでした。細身で高さがあるので、ドリップコーヒーをセットしやすく、コーヒーを落とした後の湯切れがよかったです。ドリップコーヒーも色んなものを試していますが、裏の説明を見るとお湯の量は、140~180ccぐらいで、種類によって量も違うんですね。コーヒー1杯って200ccぐらいかなと思っていましたが、意外と少ないんですね。

せっかくなので、ドリップコーヒーも色々試しているところです。

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私は作る過程が好きなので、焼きあがってしまった作品にはさほど興味がなかったんですけど、こうやって実際に試してみると、見た目のよさや使いやすさなど、色々わかってきました。

知識よりも経験。

 

がんばるけど、がんばりすぎない。

今週はずっとぐずついたお天気が続いています。先週なら4時には明るくなっていた日もありましたが、今週はずっとこんな調子ですね。サッカー見てたら家を出るのがずいぶん遅くなってしまったので、朝の階段修行はお休みしました。慌てたって良いことはないので、仕事帰りに修行しにきたんですよ。気温は低めですが、少し動けばすぐに体は温まり、汗が出てきます。

今日もカップ&ソーサーを持ってきました。今年に入ってから作ったもので、3月の手作りフェスタに持っていきましたが、里親が見つからなかったものです。最近お気に入りの上信楽土と呉須の組み合わせです。マスキングテープを貼ってから、呉須でラインを入れて、テープを剥がすだけです。とても簡単ですが、青いラインがアクセントになって可愛いんです。口が広くて、浅いカップで、高台も広めということもあり、こうやって見るとシルエットがイマイチですね。売れ残ったものにはやっぱり何かしらの理由があるんです。

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朝、ボトルにお湯を入れておきました。9時間近く経ってますが、まだ70℃ぐらいはあると思います。さすが山専ボトル! 夏山ガイドを見ながら、のんびり展望台でコーヒーを飲んでます。「どんだけ山好きなのさっ」て感じですね。登山のガイドブックは山に持って行くことも多く、すぐに汚れてしまうので、amazonで中古を安く手に入れてます。「○月○日に誰さんと行った」とか、前の持ち主が書いたと思われるメモ書きがあって、ちょっと良い気分になりました。

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色んなことが同時進行していて、ハードな日もありますが、デジタルとアナログとアウトドアとインドアのバランスを取りながらやってます。ものすごくがんばってるように見えますが、案外そうでもないんです。メリハリって大事です。

がんばるけど、がんばりすぎない。

「えべつやきもの市」まで、1ヶ月を切ったので、明日あたりからは新作の紹介をしていきたいと思います。

見た目と触れた時のギャップ

今朝は完全に雲中カフェでした。しっとりしているので、髪はボーボーになるんですけど、気温が高い日よりもずっと歩きやすいですね。汗をかいて、化粧も適当で、髪はボーボーなので、毎朝出勤した段階でかなり乱れていますが、もうそんなことはどうでもいいぐらい自分の世界に入っています。

今日持ってきたカップ&ソーサーは黒泥と白化粧土の掻き落としです。これまで同じシリーズのをいくつか持ってきましたが、これが最後になります。取っ手が持ちにくいかなと思いましたが、案外使いやすくて、いい感じでした。カップよりもソーサーの方が重くて、2つ合わせると500gぐらいになります。最近の傾向として、プロアマ問わず、とにかく軽い仕上がりのものが増えています。見た目は重そうなのに、実際に持ってみるとすごく軽いんです。私のは見た目よりも重いかもしれません。(^^ゞ これが、一番ダメなケースですね。

「その重み、受け止めましょう。」という広い心を持っている人がいるといいな。

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こうやってカップ&ソーサーで使うのって、優雅でいいですね~。ソーサーはひっくり返すと、同じ柄になっています。フラットに近いソーサーをロクロで挽くのって結構難しいんです。深さがありすぎると、小鉢っぽくなくなっちゃうし、フラットにしすぎると遠心力でヘタってしまうんです。

でもね、今日は家を出る時間が遅かったので、雲中カフェでのんびりする時間はなかったです。コーヒーを飲みながら、階段を下りました。全然優雅じゃないね。(^^ゞ

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見た目が良くても、実際に手に持って触れてみるとしっくりこないということがあります。お料理を乗せるお皿は大きさや色柄で選ぶことが多いと思いますが、湯呑みやマグ、お茶碗など、手に持って使うものは、相性がありますね。

仕事が終わってからは、サークルに向かいます。今日は素焼き前の最後になりますが、乾いた作品は日曜日に素焼きしてもらえて、来週窯入れできます。ロクロ挽きはもう間に合わないので、苦手なタタラを一生懸命がんばりました。軽量土使用、厚さ7ミリ、その辺にあった正方形の型で大きさを決めて、縁をちょこんと持ち上げただけのシンプルなお皿を10枚作りました。高台を付ける余裕がなかったので、このままでいきます。私はこういう作業がホントにダメなんです。

厚さは7ミリありますが、粘土そのものが軽いので、見た目よりも軽く仕上がると思います。

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「継続は力」といいますが、ただ続けているだけでは成長しないと思います。目的意識と愛情を持って、考えて、工夫しながら続けていけば、いつか結果として表れてくると思います。

いつかきっと花開く。

 

自分の色を出すこと。

ベテラン山ガールから、使わなくなった登山グッズがたくさん届きました。ウェストポーチ、シュラフカバー、ザイル等々…私よりもずっと登山歴が長くて、海外の山々にもお供しているギアたちです。こうやって引き継いでいけるのっていいですね。早速、使わせてもらっています。普段使っているウェストポーチにボトルが入らないので、肩掛けのバッグを持ってきているんですけど、これなら1つで間に合いました。ウェストでも使えるし、ショルダーにもなります。

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朝から結構な雨が降っていましたが、ちょうど階段を上り始めた頃に止みました。夜中に大量にコーヒーを飲んだので、朝のコーヒーはお休みして、写真のみです。

今日のマグも今年に入ってから作ったものですが、呉須でサッとラインを入れたものです。この粘土は信楽並土で、透明の釉薬を掛けると生成り色に仕上がります。自分の中ではよくできた方だと思ってたんですけど、こうやって見ると取っ手が雑ですね。いつまで経っても下手だなぁ~と思いますが、昔はもっとひどかったんで、ちょっとは成長してるかも。

今年に入って作ったものは、「えべつやきもの市」に持って行こうと思っています。自分ではイマイチかなと思っていても、気に入ってくれる人がいたりします。これまで何度も見に行ってますが、出店数があまりにも多いので、プロゾーンをぐるっと回りながら、お気に入りの作家さんのブースで時間をたっぷり使います。そうこうしていると3・4時間はあっという間に過ぎてしまって、アマチュアゾーンを回る時間はほとんどなかったんです。個性がなければ、目に留まらないのは重々承知していますが、まだ方向性が定まってない感じです。

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モノ作りでも、ブログでも、なんでもそうだと思いますが、その人の色というか個性がある方が、他の人の心を動かせると思うんですけど、わかっちゃいても出来ないのよね。

自分の色を出す。

これがどうして、なかなか決まらないんですがね…

モノ創りは、ヒト創り。

ブログをアップすると、自動的にfacebookに連動するようにしているので、facebookの友達の中にはその度にここを覗きに来てくれる人もいますが、最近このブログを覗いた人は「毎日なんで展望台でマグの写真撮ってるんだ?」って疑問に思う人もいるようです。

簡潔に説明すると、「毎朝、通勤途中にある777段のズリ山階段に自分のマグを持って行き、展望台でモーニングコーヒーを飲んでまったりしてから仕事に行く」ことにしたんですよ。6月2日(日)からスタートしています。ヤマレコにはダイジェスト版をアップしています。仕事のある日と登山をしない日は上っていますが、階段昇降は足腰を鍛えられるので、登山をするための体作りに役立ちます。雪が降って階段が閉鎖されるまでは続けようと思っています。

昨日、空知単板100キロウォークのサポートで、勝手に30キロウォークをした後なので、体中が信じられないほどの痛みに襲われていましたが、1日経った今日は少しだけ楽になりました。今日はさすがに階段上るのは無理かもと思いましたが、寝坊しながらも意地で着きました。マグは持ってきましたが、コーヒーを飲む時間はなく、そのまますぐに下りて仕事に向かいました。

今日のマグは今年の初めに作ったもので、自分の中では出来がいいものなんですよ。色は微妙なんだけどね。呉須で絵付けしてみたけど、気に入らなくて線で結んでみたりして、どんどんドツボにはまっていたケースです。まぁ、こういうことはちょいちょいありますね。

古い作品には自分で作った「石」という落款を押していましたが、新しい作品には印鑑屋さんに作ってもらった「I’m」の落款を押しています。これは新しい落款が押してあります。

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今日は時間がありません。ボトルにお湯は入ってるんですけど、優雅な朝を演出できず残念ですが、こんな日もあります。つーか、完全にピントが背景に合ってますな。私のスマホは、まだ2年経っていませんが、あちこちガタがきてボロボロです。分割払いが残っているあと半年は持たせたいところです。

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若い頃はすごいデジタル人間で、モノ作りにはまるで興味がなかったんですけど、30歳を過ぎてからすご~く変わってきました。粘土の塊が形を変えて、さまざまな器になり、暮らしのお手伝いができるようになったのです。気に入ったものはそれはもう長い付き合いになりますね。モノが溢れている時代ですが、良いものを長く使っていきたいものです。

モノ創りは、ヒト創り。

言霊たちを楽しみにしてくれている人がいます。名言集で読んだものもあるので、byみっちぃじゃないのもありますよ。(^▽^;) 思いついたものはすぐに作成して、大量に在庫しています。