採取した粘土についてアドバイス求む

社交性に欠けている私に滅多にメッセージなどは来ないのですが、時々どこから辿り着いたのか、ひょんとメッセージが届くことがあります。

こういう出会いには何か意味があるのだと思っています。

出会いも別れも必要な時にやってくる。

昨日、日高町(北海道沙流郡)の工事業者の方から、現場から大量の粘土が出てきたので、これを陶芸で使えないものだろうか?という問い合わせがきました。最低でも20tぐらい採取できそうというお話でした。私が普段仕入れる粘土は、20kg単位です。20tのイメージが湧かないんですけど…?

オリジナルの粘土を求めて採取する陶芸家は少なくありませんが、採取した粘土はそのままでは使えることはまずないと思います。不純物を取り除いたり、ろ過したり…と色々な工程を経て、やっと使える粘土になると思います。私も色んな粘土を試してみたいタイプなので、とても興味はありますが、私にその粘土をどうにかするノウハウはないし、手に負える量じゃないですね。なぜ、私のブログがヒットしたんじゃ~~~!!

どなたかに紹介するべきか、現場まで行って何キロか分けてもらって試すべきか、そのまま放置するべきか…

日高の山々にも興味があるので、時間的な余裕があれば、実際に現地に行って見た後で、お山に登ってきたい気もするんですけど、「えべつやきもの市」の出店準備のため、7月中旬までは鬼のような忙しさです。オリジナルの粘土で自分の色が出れば最高なんですけどね。

採取した粘土

採取した粘土は、淡いブルーで、キメが細かい感じだそうです。写真を見るからに粘土質ですね。

薄いブルー

私の師匠にも相談してみようと思っていますが、粘土採取について詳しい方からの情報をお待ちしています。使えそうなものならば、保管方法についてのアドバイスも欲しいそうです。

続きはこちら。

第19回 新十津川陶芸まつり

記事のアップが遅くなりましたが、やっと新十津川陶芸まつりの写真をまとめました。

北海道の過ごしやすい時期は短いので、6月から9月頃までは屋外のイベントが一気に増えるので、週末は体がいくつあっても足りないという人もいるかもしれません。各地で陶芸市も続々と開催されます。

私が行く陶芸市は、6月の新十津川陶芸まつり、7月はえべつやきもの市、去年初めて行った9月の旭川陶芸フェスティバルあたりでしょうか。新十津川陶芸まつりは、出展している窯元が50ほどなので、陶芸市としては規模が小さいかなと思いますが、会場内を2周ぐらいしながらじっくり眺めたい私にはちょうどいいかも。初出展の作家さんがいればお話を聞いたりして、すっかり窯元フリークになってます。

毎年2日間のうちどちらかは雨みたいな感じになっていますが、今日も午前中は雨でしたが、午後からはピーカンでものすごく暑かったですね。

この日は空知単板100キロウォークと同じ日だったので、あちらのサポートの合間にチラッと見に来ました。写真はあまり撮っていませんが、お気に入りの作家さんや初出展の窯元の作品を勝手にご紹介します。

20130615_新十津川陶芸まつり

午前と午後の2回、ロクロ実演がありました。ちょうど午後の部に間に合いました。私の師匠がやってくれます。いつも見てるので目新しさはないのですが(汗)、とにかくロクロ挽きが早いです。瞬きしてたら見逃しちゃいます。湯呑み、お茶碗、パスタ皿、一輪挿し、蓋もの、花器、大きな壷・・・と、徐々に大きな作品を作っていきます。

陶房ハルノヒ:札幌市

好きな窯元の5本の指に入る作家さんです。今年、新十津川に初出展するというので楽しみにしていました。パネルには札幌市とありますが、本当は笠間市でご夫婦で作陶していると思います。旦那さんと奥さんのテイストが違うんですけど、ご主人の作品に一目惚れしました。写真だけ撮らせてもらってあまり買わないんですけど、今回はセール品があったので、奥さんのお皿を買ってきました。

20130615_陶房ハルノヒ

アトリエSiMASiMA:ニセコ町

毎年新十津川に来ている窯元で、ニセコ在住の女性の作家さんです。半磁器土と可愛いイラストが特徴で、とても素敵な器ばかりです。私もたまに半磁器を使いますが、まるで違うものみたいです。ブログもマメにチェックしていますが、自然に包まれた環境で作陶に励んでいます。若い人に人気があるテイストかなと思いきや、年配の方々がブースを囲んでいました。

白龍窯 憩庵:木古内町

初出展の窯元で、歳の頃は私と同じぐらいかなと思われる若手の男性です。初出展ということもあり、色々お話しましたが、陶歴は私とさほど変わらないようです。7~8年やってるとプロになる人も多いので、レベルの差を感じますね。マスキングを使った作品が素敵で、見た目よりも軽い仕上がりです。江別の売れ行きが良かったら私の作品を買いに来てくれるという話でした。

20130615_白龍窯憩庵

近藤九心:札幌市

こちらも初出展の窯元です。先月行ったセラミックアートセンターの創作食器展に出展していた個性のある作品だったので、すぐにわかりました。こちらも陶歴は7~8年だそうですが、芸術の森で指導員をされているそうです。個性があるので、とても印象に残りますね。

20130615_近藤九心

asanomi:釧路市

釧路から遠征に来ている女性の作家さんです。はじめて見る作品だったので、初出展かなと思いましたが、去年からだそうです。そういえば、私が去年来てないんですね。一輪挿しがたくさん並んでいました。カップやボウルなどはとても薄い仕上がりで、もちろん軽くて、シンプルです。どんな粘土使ってるのかな?

円山工房:札幌市

こちらも去年から2回目の出展だそうです。陶器の優しさが伝わる粉引きの作品が多いようです。円山工房とくるみ屋の名刺をもらったので、2つの窯元でが共同出展しているようです。こちらもかなり薄い仕上がりですね。

登稔窯:旭川市

大胆な絵と朱の色が特徴的な登稔窯です。本焼き後に色を付けさらに焼く「上絵付け」だそうです。毎年奥さんとお話をするんですけど、今年は江別に出展しますと話しておきました。「あら、あなた陶芸やってたなんて、一言も言わなかったじゃない?」って言われました。写真の右上の作品は今年の新作だそうです。素敵なデザインですね。

登り窯 屯田陶房:新十津川町

師匠の窯です。師匠は2代目なので、かなり長い歴史があると思います。パネルには登り窯って書いてあるけど、最近はガス窯が多いと思います。和食が映えそうな器ばかりですね。

20130615_屯田陶房

あと1ヶ月で私も江別デビューするわけですが、こうやってプロの作品を見ると、なんだか自信喪失してきました。プロはやっぱり違うな~と思いますね。目立つ窯元はとにかく個性があり、こだわりが見えるんです。誰だって、最初は初心者なんですけど、積み重ねるとこうも違うものなのね。

誰だって最初は初心者

今回ゲットした器は、これだけでした。陶房ハルノヒさんのディスカウントされていたお皿です。金欠なので、仕方ありません。これは奥さんの作品ですね、焼き締めと白化粧土と釉薬のバランスが絶妙です。

20130615_ハレノヒのお皿

誰かのために時間を使うこと

私はとても自己中なので、自分の好きなことに時間を使うことが多いです。遊ぶために働いているみたいなところもあるし、協調性に関してはまるで欠如しています。それでも、がんばっている人は応援してあげたいと思います。今日は「空知単板100キロウォーク」というイベントがあります。その名の通り赤平市の空知単板工業が主催している「100キロ歩く」という分かりやすいイベントです。

今年の日程は、6月15日(土)朝8時~6月16日(日)正午12時の28時間が制限時間です。

このイベントは毎年行われていますが、年々参加者が増えているようで、今年は1,000人規模になったようです。参加料は1万円かかるんですけど、歩いている間は「何で1万円も払って、こんなにボロボロになりながら歩かなきゃいけないんだ…」と後悔するそうですが、他の参加者やボランティアとの触れ合いや自分の限界に挑戦した達成感など、色々な感情が湧いてきて、翌年もまた出たいと思う人が多いようです。

数年前に職場の同僚が出たときも少しだけ応援をしに行きましたが、今回も知り合いが3人出るので、頼まれてもいないけど勝手にサポートをすることにしました。時々、差し入れを届けて、暗くて寂しい夜中に伴走しようと思いました。

誰かのために時間を使うこと。

朝8時、滝川の「ふれあいの里」をスタートし、赤平の「空知単板工業」まで行き、「ふれあいの里」に戻ってきます。そして、「奈井江道の駅」まで行き、「ふれあいの里」に戻ってゴールです。スタート時は小雨だったと思いますが、ピーカンよりはマシだと思います。

今日は登山もしないので、赤平に入るだろうという時間に合わせて、階段を上りにきました。普段は双眼鏡を覗いても人が歩いてるのは見えないんですけど、今日は歩いている人が沢山確認できました。もちろんマグも持ってきています。白マットのシンプルなマグです。去年作ったものですが、取っ手が下の方にちょこんとしてて、なかなか可愛いんです。

2013061601

このマグは細長い仕上がりで、ドリップコーヒーがジャストフィットしていました。

2013061602

差し入れを2回して、深夜1時から朝10時まで伴走しました。チェックポイントではボランティアの方々がマッサージをしてくれます。当然サポーターにはしてくれないので、終わるまで待つだけです。歩いているときは寒さを感じませんが、この待っている間は結構寒かったですね。私が歩いたのは全体の3分の1(30キロ)ほどですが、思っていたよりもずっときつかったです。膝、股関節、足のしびれなど、体のあちこちが悲鳴を上げている感じでした。万歩計は4万6千歩になっていたので、完走すると15万歩は超えますね。私は1日5千歩程度しか歩かないので、この数字は尋常ではありません。

空知単板100キロウォーク

本当は先回りしてゴールで待っててあげたかったんですけど、睡魔&疲労で、寝過ごしてしまいました。(^^ゞ 午後からは陶芸に行く予定でしたが、体が言うことをきかなくなったので、ゆっくり休むことにしました。

1人はかなり前に到着したようですが、2人は制限時間30分前に無事に到着したようです。

来年も出るって言うのかな?

 

追記:サポートの合間に「新十津川陶芸まつり」も見に行きました。新しい作家さんが来ていたので、色々と話を聞けました。記事のアップはもう少しかかると思います。

恵みの雨

階段を上り始めて、2週間弱になりますが、今朝は初めての雨でした。といっても霧雨程度で、傘も必要ない感じです。昨日もかなり蒸し暑かったので、ザーッと降ってくれると少しスッキリするんですけどね。

続けようと決めたことは、たとえ雨が降っても続けます。マグがなくなったら、どうしようかな…

アメニモマケズ、カゼニモマケズ。

もう持ってこれるマグがなくなったかな~と思ってましたが、まだまだありました。(^^ゞ 今日のマグは、1年ほど前に作ったもので、イラストレーターKが色を付けてくれたものです。織部と白マットの組み合わせで、所々マスキングテープを使ったので、色が変化しています。サイズは小さめ、ちょっと口が窄まっています。

2013061401

晴れも雨も大切です。ドリップコーヒーにはちょうどいいサイズでした。

2013061402

週末は「新十津川陶芸まつり」があります。2日間のうち1日は必ず雨が降るような気がします。私の師匠を含め、50前後の窯元が出展します。

 

手を掛けるとき、掛けないとき。

色んなダイエットが流行しては、一気にブームが去り…そしてまた別の方法が流行ったりして…満足に食べられなかった時代は「ふくよか」であることが富と美しさの象徴だった時代もありますが、飽食の今では、痩せているのが美しさの象徴みたいな感じになってますね。そりゃ~、食べなければ痩せるんでしょうけど、無理な食事制限はそんなに続かないと思います。人間の本能で、食べたいものってそんなに我慢できないらしいですよ。やはり健康的に痩せるためには、「適度な運動」と「バランスの良い食事」だと思います、ハイ。

自分の食べたもので、心と身体は作られる

毎日777段の階段を上ってるんだから、ちょっとは痩せてきたかな~?と思ってたんですけど、筋肉がついてきたのか、体脂肪は少し減りましたが、体重は上昇しています。(^^ゞ

今日も白化粧土で掻き落としたカップ&ソーサーを持ってきました。3日前に持ってきたのとは柄が少し違いますが、このシリーズ結構残ってるんですよ。(^^ゞ 掻き落とし後の処理が雑だったので、洗うとスポンジがひっかかるんです。ロクロ挽きの段階では、手を掛ける回数はなるべく少なくしますが、削った後は丁寧に扱わないといけないな~と感じます。やっぱりね、そういうのって結果としてハッキリ出るんです。

2013061301

今日も朝から気温が高く視界も良好で、十勝岳連邦までスッキリ見えてます。もう少し標高の高いところまで行けば、涼しくなってくるんですけどね。たかだか10分の上りですが、結構な汗をかくので着替えを持ってきています。ウェストポーチには、常に行動食が入ってるんですが、お気に入りは「干し梅」と「くるみ黒糖」ですね。そして、どんなときも「水」は必携です。アウトドアで陶器のカップ&ソーサーは浮いている感じがしますが、風で飛ばされることもないし、朝から本格的なカフェ気分が味わえていいもんです。

2013061302

熊が出没する可能性もあるので、展望台についたらお気に入りの音楽をかけています。いつもは、たいてい一人なんですが、今日はファッショナブルな奥様が上ってきました。今日も仕事がんばらなきゃ~。

 

「生まれつき」か「経験」か?

出勤前に階段を上るようになって、10日が経ちました。気温が高くなってきたので、1時間早く起きようと思って、目覚ましを5時にセットしたんですよ。結局、目覚ましを止めて、2度寝をしてしまい、ハッと目が覚めたら、いつもよりも遅くなってました。

今日は真っ白いカップ&ソーサーを持ってきました。「まだあるんか?」というぐらいあるんです。私は焼き上がるまでの過程が猛烈に好きなので、こうやってローテーションして使うことはなかったんですけど、実際に使ってみると、作った時の情熱が蘇ってきますね。このサイズでこんな形のものとイメージして挽くこともありますが、何も考えずにただ挽くこともあります。私は普通の人よりもずっと不器用なので、回数をこなしてやっと人並みにできるようになります。

上信楽&白マットの組み合わせです。これは2年前に作ったものかな~。小さいわりに重いし、取っ手も微妙ですが、色は気に入ってます。上信楽土&白マットの組み合わせで、写真では分かりづらいですが、シルクのような優しい白なんです。

2013061202

生まれつき、センスや才能のある人も稀にいますが、たいていのことは経験で磨かれていくと思います。私の場合、若い頃はものすご~くパソコンのソフトの操作を覚えるのが楽しい時期がありました。感覚でわかってきたところも多いんですが、何よりもそのソフトを使った経験が人よりもずっと多かっただけだと思います。手作業でやっていることを全てパソコンに置き換えて、ひたすらアプトプットしていたような気がします。

センスは経験で磨かれる

つーか、私の陶芸のセンスは全然磨かれてないんだけどね。サボテンの花ように、いつか花開く日が来たらいいな。

今日はおにぎりを作ってこなかったので、コーヒーのみです。やっぱり、お料理のスイッチはなかなか入らないんですよ。

2013061201

今日は少し気温が低くて、上りやすかったかな。「これなら続けられる!」って思ったことは、本当に続けるんですよ。つーか、1日でも穴を空けたら、嫌になっちゃうタイプかも。

「アメニモマケズ、カゼニモマケズ」です。毎日の積み重ねって、大事です。

今日はサークルの日でしたが、先週の土曜日に削っておいたお茶碗を持っていきました。軽量土を使っている割に、削りのタイミングが合わなくて、ずいぶん厚い仕上がりになってしまいました。全然軽量じゃないかも。

2013061202

丸みのあるものもあるし、三角形のもあります。大きさもバラバラです。お茶碗は手に持って使うので、しっくりくるものって人それぞれです。優しい風合いの色に仕上がるといいんだけど。

2013061201

半磁器土を使って、スープカレー皿を挽こうと何度か挑戦しましたが、今日はとても調子が悪かったです。こういう日は何度やってもダメなんです。また来週、出直しましょう。

夏と冬しか来なくなる?

朝の気温が異様に高くなっています。30分早く階段を上りにきましたが、暑いのなんのって・・・。今年は春らしい陽気という日がほとんどなくて、一気に夏になった感じです。北海道には、夏と冬しか来なくなるんだろうか…春と秋にすることがなくなる私にとってはいいんですけど、これは自然からの警告ですね。週末は雨予報なので、自然にとっては恵みの雨ですね~。

もちろん今日もマグを持ってきましたが、今日のも突っ込みどころが満載のマグなんです。呉須がもっと流れて、キレイなブルーになる予定が、中途半端で止まってしまって、納得のいかない仕上がりになったものです。

しかも、マグ自体の重さが350gほどあり、飲み物を入れるとヘビーな重さになっちゃうんです。

でもね、取っ手は持ちやすくて、いい感じです。普通だけど、このぐらいの取っ手が好きかな。

2013061101

今日は仕事もプライベートもやること満載なので、気合いのダブルドリップです。このドリップコーヒーの裏の説明には1杯180ccのお湯で…と書いてありました。今日のマグはかなり大きいので、ダブルサイズでも余裕でした。気合い入れてがんばらなきゃ!

この前テレビでやってましたが、日焼け防止には7cm以上のツバのある帽子がいいそうですよ。髪型が変になりますが、帽子は必須です。

2013061102

日曜日の山行で、虫に刺されたところが腫れ上がって、大変なことになってきましたが、まぁ仕方ありません。次はもうちょっと賢くなって登りたいですね。経験して、失敗して、考えて、乗り越えていくんです。

自分に解決できない問題は起こらない。

失敗は成功のもと?

仕事でミスをしました。細かいのはちょいちょいあるんですけど(←あるのかよ!)今回はかなり大きなミスで、関係各所に迷惑を掛けてしまいました。凹んでも何も解決しないので、修正作業を急ぎます。長年インストラクターをしていたので、ソフトの操作には詳しいんですけど「そもそも、そこで間違っちゃうの?」っていうぐらいアホアホなところがあるんですよ。いい歳して何やってるんだかな~。

欠けている部分がある分、どこか飛び抜けた才能があるといいんだけどね。

何かが欠けている人は、どこかが突出している。

2日連続の登山の後ですが、筋肉痛もほとんどないです。階段を上り始めて1週間でこんなにも違うものなのね。毎日コツコツ続けることは絶対に侮れません。あれから、まだ雨が降ってないんですよ。今日も朝から気温が高くて、何だかすっかり真夏みたいです。あと1時間早く起きないと、暑くて上れなくなるかもしれません。

早起きも習慣になるといいんだけどね。

今日はカップ&ソーサーを持ってきました。少し前に持ってきたものと同じ日に作ったものです。白化粧土を刷毛で塗った後、若葉の模様に掻き落としたものです。取っ手を三つ編にしていたり、ちょっと変わってます。これも3月の「手づくりフェスタ」に持っていきましたが、里親が見つからなかったんです。三つ編の取っ手は持ちにくいかな...と思っていましたが問題ないようです。

2013061002

もうちょっと掻き落とし後の処理をしておけばよかったなと思います。 やっぱり内側は白系が好きですね。コーヒーが濃いのか薄いのかもよくわかりません。

2013061001

ミスを挽回するため、がんばらなきゃ。失敗にどう対処するかはとても重要なことですから。

 

でっかいプリンを作ろう-削り編

今日も山と陶芸の一日です。「あなたのレベルなら、1時間半で登ってこれる」と勧められた初めての浜益の「黄金山」です。ここも登山口まで1時間以内で行ける距離にあります。前から気になっていたけど、山の形状が尖がっているので、すごくきつそうなイメージがあり躊躇していましたが...実際、ものすご~くきつかったです。山頂はあまり広くなくて、次々と登山者がやってきたので、持参したマグも写真だけです。今日のマグもイラストレーターKとコラボしたニャンコマグです。結構大きくて、カップヌードルのミニサイズがそのまますっぽり入るサイズでした。マグヌードルにも使えそうです。

(画像をクリックするとヤマレコにリンクします)

20130609_黄金山

ヘビの住処という話を聞いていたんですけど、一匹も見なかったですね。とてもハードでしたが、距離も短く、階段、梯子、岩場など登山道のあらゆる要素が含まれているので、いいトレーニングになると思いました。何でもそうだと思いますが、何かをマスターするためには回数をこなして実力をつけるのが一番でしょう。

壁を乗り越えるための手段は2つ。実力をつけるか、方法を知るか。

下山後にトラブルがあり、予定が大幅に狂ってしまいましたが、温泉で汗を流して陶芸です。今日は先生の講座がお休みなので、貸し切りでした。

削りが沢山残っているので、まずは上信楽土で作ったソーサーから削ります。色んな色の粘土を使っているときは、白系の粘土を使っているものから作業するようにしています。まぁそうよね。前はそんなことも気にせずにやっていましたが、作業台に濃い色の粘土や削りカスが残ってたりしたら、他の粘土に混ざってしまうこともあるのでね。薬掛けのときも同じですね。一つ落下して壊れてしまったので、4枚残します。

2013060901

次は、頼まれている「八寸皿」と色見本用のテストピースです。まだ試作段階で、フラットなタイプと深さがあるタイプを作ってあります。どちらも同じ厚さ、同じサイズの粘土を使っています。現在、1.5kgあります。乾燥すると少し軽くなりますが、釉薬を掛けると少し重くなるので、焼き上がりの重さはさほど変わらないでしょう。

2013060904

前置きが長くなりましたが(つーか、前置きだったのか?)今日のメインイベントは、「でっかいプリンを作ろう」の続きです。本当は先生に見本を削ってもらいたかったんですけど、乾燥のタイミングが合わなかったので、自分で削ることにしました。

結果、失敗の連続でした。蓋が成功したものは本体が失敗して、本体が成功したものは蓋が失敗...そんな感じで、蓋と本体が合うものは2セットだけでした。写真の右手前にあるのが先生が挽いてくれたものです。蓋もピッタリ合っていて、削りもうまくいきました。右手奥のは私が挽いたもので、蓋が微妙にしっくりきていませんが、まぁ良しとしましょう。左側の3つは玉砕したもので、このまま壊して粘土に戻すことにします。

2013060902

残った時間で信楽黒泥を使って、ロクロ挽きです。「またマグかよ~」って感じですが、真っ直ぐなのが、全然ダメできてないんですよ。化粧土使って、ニャンコの掻き落とししたいな~。

2013060903

とても内容の濃い2日間でした。目の周りを虫に刺されて、ひどいことになっていますが、虫にとってはこちらが侵入者(あるいは餌?)なので、仕方ありませんね。刺されてすぐに薬を塗れば、痒みも腫れも治まるんですけど、家に帰ってからだったので、遅かったみたいです。ひどく、腫れあがってしまいました。しばらくは眼帯生活になるでしょう。

コンタクトが片目だけで済むね。事実は1つ、考え方は2つです。前向きにいきましょう。(^^ゞ

「好きなこと」か「やらなければならないこと」

ゴールデンウィークはずっと雨だったのに、5月下旬ぐらいから天気のいい日が多く、春を通り越して、すっかり初夏の陽気になってきました。山に登りたくてウズウズしていましたが、「えべつやきもの市」の準備も追い込みに入っているため陶芸を優先していましたが、近くの山々も山開きが進んできたので本日解禁です。

近くの「神居尻山」に行ってきました~。登山口まで1時間以内で行けるし、1,000以下の山のわりには景色が良いので毎年登っている山です。

山の記録はヤマレコでやっているので、詳しくは書きませんが、お花がとてもきれいでした。階段が多いコースを選びましたが、連日の階段修行の甲斐があってか、息が上がることもなかったです。もちろん、今日もマグを持っていきました。今日のマグはイラストレーターKとコラボしたニャンコマグです。

(画像をクリックするとヤマレコにリンクします)

20130608_神居尻山

20130608080今年のマグはとてもいい感じです。飲み口は薄すぎず、厚すぎず、取っ手も大きくて持ちやすいです。やっぱり、実際に使ってみると今までのとは違うな~と思いました。今年のマグのほとんどは、上信楽土を使っていますが、陶器の優しい雰囲気を残しつつ、磁器に近い白さがあります。

山では、軽くて丈夫なチタン製のマグを使うことが多いので、陶器のマグを使っている人はまずいないでしょう。(^^ゞ グラム単位で荷物を減らさなければならないこともありますが、日帰りならば多少重くなってもへっちゃらです。どのマグを山に連れて行こうか迷うところです。

登りの時は、カメラ片手に写真を撮りながら、マイペースで上がっていきますが、下山はカメラをザックにしまって、何も考えずにただひたすら下りる感じです。

登山をするとかなり汗をかくので、温泉に入ってスッキリしてから、陶芸教室です。登山→陶芸というスケジュールに驚かれることもありますが、冬はボード→陶芸も多いです。午前中はアクティブに過ごし、午後からは粘土いじりで癒されるなんて最高じゃないですか~。もっとハードな時は、その後、パソコンのサポートに行くこともあります。

「好きなこと」あるいは「やらなければならないこと」だからできるんだと思います。「何で山に登るかわからない」って言われることも多いんですけど、こればっかりは「趣味」なのでね。装備が揃ってしまえば、お金もかからないし、体にいいし、気分もいいし。山って本当にいいですよ...まぁ、私にはですけどね。山に登るようになって、思考がスッキリしてきました。

パワーの源は「好きなこと」か「やらなければならないこと」

今日は先生の講座があります。「でっかいプリンを作ろう」の続きを動画撮影する予定でしたが、乾燥が進んでいなかったので、持ち越しになりました。次の機会まで待つと硬くなりすぎるので、自分で削ることにします。

2013060801

先週作っておいたタタラのお皿の縁を削り、スポンジで整えておきました。

2013060802

写真を撮り忘れましたが、水曜のサークルで作っておいた軽量土を使ったお茶碗の削りも終わりました。また明日も同じようなスケジュールかもしれません。(>▽<;; アセアセ