先生との比較[動画]

空知管内も桜がちらほらと咲いてきました。そろそろお出かけしたくなる時期ですが、この1ヶ月の間の週末は可能な限り陶芸に費やしています。
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といっても、準備と片付けの時間を除くと、1回、正味1時間半なので、その間はかなり集中して作業しています。こんなに真剣に粘土いじりしたことは、未だかつてなかったような気がします。

先生の手ほどきが受けられる日とそうでない日が半々でしたが、ゴールデンウィーク中の猛特訓の甲斐もあり、1ヶ月前とはまるで別人になった気がします。

とにかく変な癖がつかないようにビデオ撮影して、チェックするようにします。

この前買ったミニ三脚付きの一脚をバラバラにして、ビデオカメラをミニ三脚にセットして撮影しています。安定しているし、脚の長さも調節できるので、ちょうどよかったです。自由雲台も付いていたので、角度も自由に調整できます。

今日も先生が不在なので、一人で練習していきますが、この前、先生のお手本を撮影しておいたので、比べてみることにしました。動画では1分30秒過ぎあたりからですが、私が1個挽く間に先生は2個挽くんですよ。

ダメだな~と思ったものは、どんどん壊して、よさそうなものだけ残しました。25個あります。

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猛特訓の成果[動画]

ゴールデンウィーク最終日ですが、今日もどんより曇り空でした。

3連休、1日働いて、3連休、1日働いて、2連休...と暦通りの生活をしていましたが、私の中では大きな一歩を踏み出すことができたと思います。

phpを学び、ロクロの技を学ぶ...女流陶芸家を目指すパソコンインストラクターらしい、デジタルとアナログが融合した不思議な生活を送っていましたが、キーボードの打ちすぎとロクロの挽きすぎで、やや腱鞘炎気味な気がします。

昨日、何となく感覚が掴めてきたので、忘れないうちにまた練習しに行ってきました。先生は不在なので、一人で黙々とトレーニングしています。言われたことを一行程ずつ確認しながら、繰り返していきました。

そしたら、昨日までギクシャクしていた左手がうまく動くようになってきたんですよ。

ロクロの回転スピードは「最大」で、リズムが合うようになってきました。

最初1時間は、とにかく練習です。動画もありますが、陶芸に興味のない人には面白くないです。非常に地味な画ですが、私には貴重な映像です。

残り30分で、どのぐらいの湯呑みが残せるか試してみました。若干ロスが出て、結果20個でした。最初よりはずっと高さも出せるようになってきたので、先週よりはずっとよくなっているような気がします。水をたくさん使って挽いているので、粘土に触れる回数を極力少なくしないとヘロヘロになってしまいます。

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断片をチェックしてみます。口から腰までの厚さは、ほぼ均等で、まあまあかな。内側の処理をもう少し綺麗にできれば、いい感じだと思います。1個1分ぐらいのペースで作っているので、今までの半分以下に時間が短縮できました。

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連休中に挽いた湯呑みは、約1,000個でした。「あ~、ダメだな~」と思ったときは、無理に直そうとせずに、すぐに壊すようになりました。ダメなものをこねくり回してもやっぱりダメなんです。
この1週間で、私の中で色んな変化があったような気がします。

ある意味、すごく充実したゴールデンウィークでした。

修行の日々[動画]

ゴールデンウィークも残り2日になりました。自宅と陶芸教室の行き来しかしてなかったような...そのうち、ほとんど雨だったような気がします。

これまでとは違った挽き方をマスターするために、連休中はとにかく集中して練習しました。最初はリズムを覚えて、徐々に精度を上げるようにしています。

前進しているのか、後退しているのか、微妙なラインを行ったり来たりしているような気がします。

先生のお手本を見て、説明を聞いて、頭では分かっているつもりでも、それが指先に伝わらないんですよ。私ほど出来の悪い人間はいないかもしれないな~。

来週は先生が不在だそうで、次に指導を受けられるのは、再来週になってしまいます。「変な癖が付かないように」と念を押されました。とにかく今は言われたことがしっかりできるように繰り返しやるだけです。

今日も動画撮影して、終わってからは手の動きをしっかりチェックします。記録映像ですので、面白くも何ともありません。

これほど集中して粘土いじりしたことはなかったです。準備&後片付けの時間を除くと、1時間ほどしか挽いてないんですけど、終わったらグッタリしてます。(;´ρ`)

2011年春、茨の道。

ゴールデンウィークの真ん中の3連休も陶芸とパソコンです。パソコンに真剣に向かい始めると昼と夜が逆転してしまうので、朝7時に寝て、昼に起きる...という不健康なリズムになってしまいます。

どちらも新しいことを覚えようと、一生懸命取り組んでいますが、私はものすごく不器用なので、人の何倍も努力しなければ、決して身に付けることはできません。

効率よくマスターするためには、ビデオ撮影をして客観的に見てみます。ダメなところがよくわかりますが、だからといってなかなか直らないんですよ。

去年は色んなものを作っている様子を撮影して、編集して、アップしてたんですけど、撮影時間が長くなればなるほど、編集に時間がかかって、面倒になってしまうんですよ。まだまだ思うようには出来ていませんが、前なら2倍や3倍で再生しないと見てられないほど時間がかかっていましたが、今はかなり短くなっています。

ロクロの回転スピードは80%~100%の間で調整しています。1時間で50個挽くペースです。

いい感じだったり、まるでダメだったり、まだかなり不安定な状態です。安定して挽けるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうですが、自分の中ではものすごく進歩しているんですよ。

まっすぐな湯呑み1万個を目指す

3連休が終わり、1日仕事に行って、また3連休です。天気がいいのですが、たまっている仕事を片付けなければいけません。パソコンに向かう時間が長くなると「粘土いじりしたい」という気持ちも強くなります。

今日は教室に先生がいるようなので、また2時間だけ手ほどきを受けてきました。削る段階の作品もないので、ひたすら新技の練習をしていきます。

2時間毎に使用料がかかりますが、自分の粘土を買い上げるわけではないので使い放題です。焼きあがった作品の重さで料金が発生するので、私のように挽いては壊し、挽いては壊しを繰り返しているだけなら、お金がかからないので、練習するには最適な環境なんです。

前回、自分の中ではちょっとだけ感覚が掴めたような気がしてきたんですけど、「よく出来ているところ」と「出来ていないところ」を指摘されました。どうしても口の部分が広がってしまうので、内側と外側の指の当て方や力の入れ方を教えてくれました。

これまでも何度となく言われてきましたが、まっすぐ上げるのが難しいんです。昨日読んだ陶芸の本に「まっすぐな湯呑みを1万個挽いたら、何でも作れるようになる」って書いてありました。

これまでに挽いたまっすぐな湯呑みはせいぜい100個でしょう...あと、9,900個か...

だいたい20分で5kgの粘土を消化するペースです。5kg以上の土殺しにも慣れてきましたが、結構力がいるので、後半はかなり疲れてきます。なかなか土殺しができないときは、右手の肘をお腹につけて、体全体で押していきます。このやり方でかなり楽に殺せるようになりました。

全部で20kgの粘土を使いました。壊したものもかなりありますが、後半は持ち上げるときの指の当て方もよくなってきているようで、いい感じに上がるようになってきました。

先生曰く、まっすぐ上げられるようになると、胸のところが汚れてくるそうです。

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ロクロにドベ受けがついていないので、作業台の回りがかなり汚れるので、ビニールを敷いたりして、工夫しています。

いつもジーンズを履いているんですが、終わった頃には全身泥まみれなんですよ。車に乗るのも大変なので、水ですぐに洗い流せる作業服にしようと思っています。こんなに汚れてたら、温泉に寄ったり、スーパーに寄ることもできません。

また明日も暇を見て、練習にきます。

先生は不在だそうですが、100個挽いて、形のいいものを残せるといいな~と思っています。

十手から五手へ

ロクロの技術を磨くために今月から新しい先生に習い始めました。4回手ほどきを受けただけですが、驚くほど進歩しているような気がします。

いつもは土曜日に習うことにしているんですが、今週は先生の都合が悪くて、昨日行ってきたんですよ。先週の続きをしようと高さを出す練習を始めたんです。「650g」の粘土を使って、フリーカップを作ろうと思ったんですが、全くうまくいかなかったんです。腰が薄くなりすぎて、ボキッと折れてしまったり、いびつな形になってしまったり...

すると、見かねた先生が「小さめの湯呑みを挽いてみて」っていうんです。「湯呑みならできる!」と思って、いつものように挽いてみました。

なるべく手数を少なくしようと意識しているので、湯呑みなら「十手」ぐらいで作っています。

1.真ん中に穴をあけて

2.両親指を入れて、横に広げてタイヤを作って

3.持ち上げて

4.持ち上げて

5.持ち上げて

6.整えて

7.整えて

8.整えて

9.弓で口をカットして

10.皮で口をなめして、切り離す

調子のいいときは、1時間で20個ぐらい挽けるので、「みっちぃさんは、ロクロ早いねぇ~」なんて言われてたんですよ。

しかし、この挽き方では効率が悪いことを指摘されました。でもね、多少の違いはあるかもしれないけど、だいたいこんな感じで挽いている人が多いと思うんですよ。少なくとも私が知っている陶芸教室ではこの方法で教えてもらったらし、周りの人も同じだと思います。

実際に先生が同じぐらいのサイズのものを挽いてくれたんですけど、「三手」で完成するんです。ロクロの目も大胆についていて、これには大きな衝撃を受けました。

「えっ、意味わかんない...」 あまりにも早いので、どうやってるかわからないんです。

そういえば、陶芸市でプロの実演の時に見たことがありました。その時は、私と同じやり方で、ただ早くできているだけだと思ったんですよ。

でも、明らかに違うんです。右手と左手の動きがバラバラなんですよ。

私は負けず嫌いなので、やってみたいことができない時はものすごく燃えるんですよ。それから1時間、10kgの粘土を使って、ひたすら練習しました。結局、ひとつも形にはなりませんでしたが、ちょっとだけ感覚がつかめたような気がしたんですよ。

先生には、「今度会うときまでには、湯呑みガーッと作っておきます!」と豪語して、帰りの車の中でも、家に帰ってからもイメージトレーニングをしました。

そして、一日経った今日、イメトレの成果を発揮するために練習しにきました。先生は不在で、生徒は誰もいませんでした。

最初に準備した粘土は5kgです。これほどの量だと菊練りや土殺しはすごく力が要るんですが、いい運動になりますね。

手数は今までの半分の「五手」を意識しました。

1.両手でお皿を作って

2.持ち上げて

3.持ち上げて

4.整えて

5.皮で口をなめして、切り離す

昨日はまるで形にならなかったのに、ロクロの回転と持ち上げるタイミングが合うようになったんですよ。ほとんどロスなく、30分ほどで粘土がなくなりました。さらに、追加で5kg準備しました。

すると....どうでしょう。1時間弱で、40個挽くことができました。

まだリズムを掴む段階なので、大きさはバラバラだし、口が歪んでしまったものもありますが、今までと同じ時間で2倍の量を挽くことができたんですよ。すご~い!!

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調子に乗ってご飯茶碗も作ってみましたが、横から見ると高さが揃っていないのがよくわかりますね。この挽き方をきちんとマスターするまでには、まだ時間がかかると思いますが、これなら1時間で50個いけそうです。

もちろん早けりゃいいってもんではないですが、ロクロの場合は水をかなり使うので、手を掛ける回数が多くなればなるほど、コシがなくなりへたってきます。「限られた時間で、ベストなものを、最大限に」作っていけたらいいな~と思います。私の集中力はせいぜい3時間しか持ちませんから~。

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そのまま使えそうなものも何点かありましたが、まだまだ実用レベルには程遠いので、全部壊してしまいました。

それにしても、手数が半分に減るってすごいことですよ。私の中には色んな先生のノウハウが染み込んでいます。やや混乱気味ではありますが、いいところを上手に組み合わせて、自分流のスタイルを見つけていきたいと思います。

急がば回れ

朝からプチ旅行に出かける予定でしたが、出発時間と同行者が変更になったので、急遽、陶芸教室に向かいトレーニングを受けてきました。

先週、持ち越した花器2点と、先週挽いた一輪挿し1点の削りからです。どれも底は薄く削っていますが、腰の部分がちょっと厚くて重たいような気がします。底の厚さは指ではじいて音で判断しますが、厚みがあるときは、鈍く、くすんだような音がします。薄くなってくると、ハリのある高い音になってくるような気がします。

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お次は今日も花器を挽いていきます。3キロで可能な限り大きいものを作ろうとチャレンジしてみましたが、粘土の量が多すぎるようで、手に負えない感じでした。どんどんカットしていって、結局は先週と同じぐらいの高さにしかできず...玉砕。私に3キロの花器はまだ無理みたいです。

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1キロほどの粘土で「フリーカップを作ってみてください」と、先生から課題を出されました。

できるだけ高さを出して、ロスのないように...出来上がったら、半分にカットして断面をチェックしていきます。腰の部分が厚すぎて、削らなければならない部分が多いですね。厚さも均等ではなくて、上の方が薄くなっています。

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先生が挽いてくれたものは、腰から口までの厚さがほぼ同じで、削り落とす部分がとても少ないですね。

なるほど~。

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やはりこのサイズから始めなければ、これ以上大きなものは難しいようです。来週からは、ひたすらフリーカップ作りになりそうです。

基本的な技術が身に付いていなければ、それ以上のことをやろうと思っても、うまくいかないものですね。「急がば回れ」って感じですかね。

習うより慣れろ、慣れたら習え。

先週から新しい先生に手ほどきを受けています。2時間で片付けまで済ませなければいけないので、実際にロクロを挽く時間は1時間半ぐらいですかね。集中力が持続するのは50~90分と言われているので、ちょうどいいかもしれません。プロに指導してもらえる貴重な時間なので、真剣に取り組んでいます。

土の塊が作品になるまでには、時間も手間もかかりますが、その世界は奥が深く、無限に広がっていきます。いつまでも勉強できるし、続けていれば成果が出てきます。

生まれつき「才能」や「感性」を持った恵まれた人もいますが、ほとんどの場合は、「努力」と「経験」でカバーできると思います。

そして、何よりも「楽しむこと」が大切ですね。私はとても自己中ですが、自分が「幸せ」で「余裕」がなければ、誰かを幸せにすることはできません。

先週挽いた作品を何点か残しておいたので、今日は削りから行います。

鶴首や一輪挿しなど、口の窄まった花器を削るときは、「湿台(シッタ)」を使います。粘土で湿台をしっかり留めてから、作品をセットしていきますが、湿台をうまくセットできないという人も多いそうです。お茶碗などの場合は、ロクロに直にセットして削ることも多いんですが、乾燥具合によっては口が歪んでしまうこともあるので、湿台を使った方がいいと思います。

どちらにしても、「ちょうどいい硬さ」でなければ削りにくいので、作品の管理はとても重要です。管理してくれる陶芸教室は本当に助かります。

先生が見本として、一つ削ってくれました。底の厚さを確認するときは、ロクロを止めることなく、底を叩いて音で確認していました。削りにかかる時間は3分ほどでしょうか...成形同様ですが、あっという間に削り終わります。私はカンナを2本使い分けることが多いんですが、先生は何を削るときも、大きなカンナ1つで削るそうです。

下の写真奥の背の高い鶴首が先生のお手本です。残りは、私が削りました。私は薄く削りすぎる癖があるので、ほどよい厚さを意識しています。

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ぽっくりとしたお茶碗は私らしい形かな~。壊そうと思っていましたが、ここまで進むとやっぱり焼いてもらいたくなります。焼こか。

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残り時間が少なくなってきたので、また鶴首の練習をしてみます。特に指示は受けずに、先週の感覚を思い出しながら、やってみました。

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かなり時間はかかっていますが、30センチぐらいまでは上げられるようになって、先週の先生の見本とほぼ同じ高さまで上げることができました。

まるで出来なかった「首」は、細く長くできるようになってきました。下膨れで、全体的なフォルムは違いますが、自分の中の満足度は相当高いです。

電動ロクロは水をたっぷりつけて成形していくので、粘土に触れる時間が長くなればなるほど、粘土は腰がなくなり、ドロドロになっていきます。

3回ぐらいで目的の高さに上げられるように意識していますが、手のひら全体を使って、形を整えようとする時間が長いので、粘土に触れる接点を小さく、時間を短くすることを意識しないといけないようです。

接点は最小限にして、いじりすぎないのがポイントかな~。

この後、もう1つ挽いてみたところ、さらに高さは出せるようになってきましたが、腰が薄くなりすぎて、粘土を支えきれなくなってきたので、ボツにしました。

今日使った道具です。自分の道具は車にいつも積んでありますが、教室にあるものを使っています。こんなに大きなカンナは初めて使いましたが、大きなカンナに慣れて削り時間を短くしたいですね。

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超えられない壁、開かない扉。

それが、一言のアドバイスで、解決することがあります。

しかし、自分の器の大きさに見合ったアドバイスでなければ、効果は半減するでしょう。

自分なりに努力して、慣れた頃にまた習うのがいいと思います。

「習うより慣れろ、慣れたら習え。」

来週はプチ旅行の予定なのでお休みしますが、ゴールデンウィーク中にも、手ほどきを受けられそうな日がありそうなので、この感覚を忘れないようにがんばります。

つーか、あとどのぐらい壁があるのかな...

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高さを出す練習

今日から新しい先生に手ほどきを受けることにしました。教室が開いている時間と私の予定が合うのが土曜日しかないので、土曜日に可能な限り通うことにしました。

これまでの教室と違って、粘土は買い取りするわけではなくて、練習が終わったらそのままドレン機に戻すようになっています。そのまま焼いてもらいたい場合は、焼き上がりの重さで料金が発生するシステムになっているので、腕を磨くためには最適な環境です。

使っている粘土は、「信楽並土」のようですが、「萩土」を混ぜるとロクロ挽きがしやすいということで、3分の1ぐらい混ぜています。

ロクロの使い勝手が違って、ちょっとやりずらかったので、得意なお茶碗から挽いてみました。

どの先生に習っても同じですが、最初はじぃ~っと見られるので、ちょっと緊張しますね。

私はとにかく内側を整える癖があるようです。それもそのはず、最初の師匠は磁器作家です。磁器は削り上げて作る部分が多いので、削らない内側はきれいに仕上げるのかもしれません。

たしかに内側はツゥルツゥルにする癖があるかも...外側は、削ればいいし...って気持ちですから。

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私は高さを出すのが苦手なので、高さを出す練習をしてみました。

自分でやってるときは、せいぜい15センチぐらいしか上がらないんですが、先生に手をかけてもらうと、一気に上がっていきます。30センチぐらいはあるかもしれません。

手前は私が仕上げたもの、奥は先生が仕上げたものです。先生のはロクロの目が残っていて、荒々しさが感じられます。私のはツルンとしています。

ロクロの目が残っていると、色の変化が出やすいかもしれません。

このぐらいの高さがあれば、花器としてはとても使いやすいと思います。
次は、鶴首に挑戦してみます。

一番手前は先生が手をかけたものですが、5分かかりません。

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底の部分は、あまり大きく取らず、まっすぐ持ち上げて、腰の部分を膨らませながら、首を細くしながら、伸ばしていきます。

これまでは、上に薄く伸ばしてから、首の部分を細くしようとしていましたが、細くしてから伸ばす方がいいみたいです。

何回か試してみましたが、先生のような形にはなりません。

あとは練習あるのみでしょう。

ロクロの回転に対して、手を当てる角度がダメみたいです。これまでにも何度か指摘されたことがありましたが、やはり治さないとダメみたいです。

自分の癖を貫いてここで終わるか、先生の言うことを聞いて次のレベルへ進むか...

2時間でこのぐらい残しました。実際に焼くかどうかはわかりませんが、1週間置いてみて、また考えます。

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やはり指導してくれる人がいるのは違いますね~。すごく上達した気がします。(^▽^;)

片付けに30分もかかってしまって、完全に時間をオーバーしてしまいました。次回からは、1時間半で切り上げないと...

「手づくりフェスタ in く・る・る」終了 

初出展の展示即売会が無事に終了しましたが、日本が大変なことになっているので、手放しで喜べる状況ではありません。身内にも色々あり、当日いけるかどうかもわからない状態でしたが、何とかなりました。
パソコンの仲間や生徒、職場の仲間、陶芸の仲間が大勢駆けつけてくれました。いや~、感謝感激です。

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一昨年、砂川のカフェポレポレの展示会にちょこっとだけ置いてもらったことがありましたが、その時に器を買ってくれた人が来てくれて、「使いやすくて、いつも使っているの」と言っていただき、今回も数点お買い上げいただきました。普段使いの器を目指しているので、これは何よりも嬉しい言葉ですね。私自身のスタイルが確立されていないので、作品もここ数年でどんどん変化しています。2年ぐらい前のものも持っていったんですが、これは売れないだろう...と思ったのが、最初に売れたりするんです。ホント、好みは人それぞれで、全く分かりません。

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さらに小樽で7月に行われる展示会「ナチュラルな暮らし レトロな生活」の主催者jojoさんが、私の器を気に入ってくれて、今年の展示会の出展を打診されました。7月は「えべつやきもの市」の出展を考えていたんですが、展示会のテーマと私の器のイメージがちょうどマッチしているので、こちらにしようかな~と気持ちが傾き始めました。私の器は万人向きではありませんが、土の優しさと温かさを感じることができます。

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プリザーブドフラワーの講習会には、男性の参加者もいたりして、微笑ましい光景でした。最初、電源のトラブルがあり、バタバタしてしまいましたが、沢山の方々に参加していただきました。これからは、この大地震の被害に遭った人のために私にできることをやっていきたいので、過ぎたことに時間を費やしている場合ではありません。

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他にも手作りのお店が沢山あって、会場内はとても賑わっていました。それにしても皆さん本当に器用ですね。

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