共和町-なごみず

ここ数年、雪のある間はニセコに遠征することが多くなりました。2月は雪も安定するし、天気も落ち着いてくるので、今回は4日間の滞在となりました。いい雪が降ることを期待して行ったのに、この4日間は降雪がほとんどなかったんです。

東京は25センチ越えの大雪だったのに、ニセコが降らないってどういうことよ?って感じでしたが、この日も雪は降らず、ピーカンでした。ガチガチのゲレンデを滑るのは苦手だし、かといって一人でバックカントリーをするのは危険なので、近くに住んでいる陶芸家の「なごみず」のmizuさんの工房を見学しに行ってきました。

今回は突撃訪問ではなくて、数日前に連絡を入れておいたんですけど、工房を見学するのは、陶芸市などのイベントとはまた一味違って、実際に作業している現場を見れるし、より突っ込んだ話ができたりするので、とても貴重な機会なんです。よほど陶芸が好きな人でなければ興味がないと思うので、こういうのは一人で行くのが一番です。

滞在していたコテージから車で40分ほどで到着しました。私が生まれ育った町もかなり田舎ですが、負けず劣らずの田舎っぷりでした。雑誌「スロウ」をそのまま再現したような、静かでゆったりとした空間でした。工房には薪ストーブがあるんですけど、これがまた暖かくていいですね~。現代人は電気に頼りすぎだと思うので、電気を必要としないライフラインってとても大切ですね。

作品を並べたギャラリーもあり、一目で彼女の作品と分かる個性的な器たちがたくさん並んでいます。

mizuさんとは、陶芸市などで面識があり、ブログもお互いにチェックしていて、facebookでも繋がっています。私の方が少し年上だと思いますが、陶芸歴は同じぐらいなのかな~? プロ転向してもう5年ほど経つようですが、コツコツしたモノ作りがとても好きなんでしょうね。一つ一つの工程をとても丁寧にしているのがわかります。私はロクロを挽くのが一番好きで、削りが終わる頃には興味がなくなっていくので、絵付けとか装飾とかの段階になると、もう完全に力尽きている感じで、焼き上がった頃にはすっかり熱が冷めているんですよ。(笑)

私の動向もマメにチェックしてくれていて、大量に作っていたキャンドルポットについて、穴あけ作業の大変さを理解してくれ、アドバイスもしてくれました。実物を何個か持ってくれば良かったかな~と思いました。「どの段階」で「何の道具」を使って穴を開けるのがベストなのかを、試行錯誤していましたが、結局のところ手作業が一番キレイで早いという結論に至ったんですが、他にも道具があったようです。実際に試してみたので、後日記事にするかもしれません。

陶芸という共通点があるので、話は尽きることがなくて、とても楽しい時間を過ごしました。窯元巡りの時は一眼レフを持っていくんですけど、今日はスマホしかないので、写真も少なめです。

ケーキとお茶をいただいたんですが、カップ&ソーサーは石狩の「ありすcafe」さんのものだそうです。陶芸家といえば作務衣を着て、無精ヒゲを生やした男性のイメージがありましたが、今では女性の作家さんも増えてきましたね。私も自分のスタイルがしっかり確立できたら、作家デビューしたいですね~。目標は20年後ですけど。(笑)

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コテージから見えるニセコアンヌプリは、最高のお天気でした。この後、ナイターを滑りに行き、温泉でまったり。

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そして、翌朝の羊蹄山と朝日はとても美しかったです。私が行くところは大雪になることが多いんですが、今回はお天気に恵まれました。

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