山と陶芸の日

イベントに向けてやることはたくさんありますが、静と動のバランスを取り、リフレッシュすることは私にとってとても大事なことです。近くて、短くて、花が綺麗なので、夏山シーズンのウォーミングアップに最適な「黄金山」にビューンと行ってきました。今日は山開きのようで、かなりの混雑が予想されるので、6時前に入山しました。

旧道は特に花が多く、ニリンソウ、オオサクラソウ、フギレオオバキスミレなどが咲き乱れていました。毎年同じ時期に来るので、少し歩くと次は何の花が咲いているかが分かってくるようになりました。お花には全く詳しくありませんが、教えてもらううちに覚えるようになりました。

時期が来れば咲き、そして終わる。種を繋ぐために。とてもシンプルなこと。

広角レンズを持ってこなかったので、広々とした景色は写していませんが、増毛連山が美しかったです。

今年は今まで行ったことのなかった山にも行きたいと思っていますが、好きな場所を優先しているうちにシーズンが終わってしまうのよね。今年も安全第一で北海道の移りゆく景色を見て回りたいです。

下山したらちょうど山開きの準備をしていました。神主さんが来ていたので、安全祈願などするんでしょうね。何をするのか興味がありましたが、駐車場がいっぱいでスペースを待っている人がいたので、すぐに出発しました。

温泉もまだ開いていない時間なので、そのまま陶芸教室に直行して昨日の続きをしていきます。ワンプレート皿を軽量化するために、高台部分を作って削ってみることにしました。

印をつけて、かきべらで削っていきました。とても低い高台ですが、少しだけ軽量化しました。

歪まずに焼けるといいんですけど。

釉薬を掛けるマグもかなりの量があります。これで半分ぐらいかな。

アフリカシリーズを作りたいと思っているんですけど、絵心をアフリカに置いてきた(←元々備わっていない)ので、転写シートの力を借りることにしました。ヒョウ柄っぽいかな?

ちょっとアクセントを付けようと思って、黒い絵の具でラインを入れてみました。10年以上やってるのに真っ直ぐに線も引けないんですが、手作りっぽくていいかも。

これらは「透明」の釉薬を掛けていきます。

使った釉薬は「織部」、「伊羅保」、「飴釉」で、全体に「白萩」を潜らせたものが多かったかも。ややこしくて訳が分からなくなりました。

「飴釉」や「伊羅保」など色の濃い釉薬を表面に掛けてから、塗らしたスポンジで全部拭き取ってみたりして、今までと違う方法も試してみました。

生乾きだったので、釉薬がうまく乗らなかったです。うまく焼けるかなー。

まだ残っていますが、本日はここまで。

来週には窯出しできると思います。

菜の花の季節

キリマンジャロ報告会と今年出展するイベント、私が代表を務めるパソコンサークル【えびす】のワークショップの案内など、これまでイベントに参加してくれた方にはご案内を発送しました。

北海道の短い夏のイベントシーズンは、あちこちお出かけの予定があると思います。今日も朝から天気がよかったので、私も出かけたくなりましたが、やることがたくさんあるので、陶芸教室へ向かいました。

素焼きが終わったマグが増えていました。これ全部私のだよ。ヾ(- -;)

残念なことに試作品の湯呑みが壊れていました。この他いくつか割れたものがあったようなので、窯の中で何かあったのかもしれません。

先週、削り忘れていたマグを持ち帰り、手ロクロで削ったものを持ってきました。取っ手は付けず、フリーカップになります。このまま乾燥棚に乗せて、素焼きを待ちます。

朝食用のワンプレート皿を2枚頼まれたので、教室にある石膏型を使ってタタラで作ってみることにします。「できるだけ軽いのがいい」という超難関のオーダーなので、どうにかして軽くしたいと思いますが、あまり薄くすると歪んでしまうこともあるので、悩み中です。

マグの薬掛けは明日一気にやることにしたので、再生した粘土を使ってロクロ挽きしていきます。自宅用の小さめのお皿が全滅したので、小ぶりなお皿を作っていきます。普段は適当に挽いてるので、トンボを使うことは滅多にありませんが、今回は同じサイズで挽くことを意識して、トンボを用意します。

ほぼ同じ大きさのものを15枚挽き、少し大きめのリム皿を5枚ほど挽いたかなー。挽いた時に粘土に粒々が入っていたので、上信楽土に黒雲母を混ぜた自作の白御影粘土だと思います。

先週、写真を撮り忘れましたが、何の粘土が分からない赤系の再生粘土がありました。過去に自分で仕入れた粘土でこんな色をしていたのは、素焼き用のテラコッタだと思うので、底に穴を開けて、鉢にしてみました。ずっしり重かったので、適当に掻き落とし、飾りの取っ手をつけてみました。

装飾をしようと思って持ち帰った風鈴は結局、何もせず持って来ました。40個近くありましたが、重さが気になりほとんど壊し、16個だけ残すことにしました。残念ながら、あかびらツクリテフェスタに間に合わせようと思っていたのに、計算が合いませんでした。全然計画通りじゃないな。^^;

昨日は仕事の帰りに夕日が綺麗だったので、江部乙の菜の花を見てきました。滝川市では毎年「菜の花まつり」をやっていますが、イベント会場には行ったことはなく、車で通りかかったところをちょこっと撮影するだけです。出身地ということもあり、これが当たり前の景色なのですが、朝早い時間とか夕方は、日中とは違う色が見えるのでいいですね。

菜の花の匂いが苦手なので、あまり長い時間はいられません。^^;

場所を移動して、赤平の菜の花です。この時期は、あちこちに綺麗な黄色の絨毯が広がっていますが、農家の貴重な作物です。畑を荒らすことのないようにしないといけませんね。

日が長くなってきました。19時でもまだ明るいです。

明日は早朝登山に行ってから、陶芸教室に移動するダブルブッキングをやりたいと思っています。

粘土の再生と削り残したマグ

数日前から風邪の諸症状が出ていて、大抵は気合いと自然治癒力に任せて乗り切るんですが、日曜日にえびすの仲間たちと日帰り旅行に行くので、何としても治そうと思って、薬を処方してもらいました。

薬の副作用で猛烈な眠気に襲われて意識朦朧としています。それにしても「朦朧(もうろう)」っていう漢字はとても難しい、絶対書けないと思いました。

やることはたくさんあるので、朝から陶芸教室に来ましたが、そんな体調なので、あまりやる気もなく・・・。とりあえず、できることをやろうと溜まりに溜まった粘土の再生をしています。今年中に残っている粘土を使い切ってしまおうと思っています。

粘土の再生については、以前も書いたことがありますが、かなり埃っぽくなるので、自宅ではあまりやりたくない作業です。カラカラに乾燥させた粘土を粉々に砕いて、水をたっぷり含ませたものを、石膏や素焼きの器などでしばらくおいておきます。下の写真は色んな粘土が混ざってますが、同じ種類の粘土を分けて保管した方がいいですね。^^;

粉々にしたものに水を入れるとシュルシュルと音がします。私は1日で再生してしまうので、2時間ほど待ってから石膏の上に乗せて、さらに2時間ほど放置しておきます。

最初はドロドロの状態だった粘土は、石膏が水分を吸収してくれ、だんだんまとまってきます。下の粘土も再生したものですが、再生した直後の粘土は柔らすぎるし、粘土の塊が残っていることもあるので、ビニール袋に入れて保管しておきます。2週間ぐらい置いておけば、使える状態になります。

午後からロクロを挽いても調子は全く上がらないので、片付けをして帰ろうと思ったら、先生が「削ってないのが残ってるよ」っていうんです。

まさか!と思ったら、発泡スチロール一箱分が丸々残っていました。かなり乾燥が進んでいたので、もうダメかなと思いつつも持って帰ってみることにしました。

残っていたものは11個あり、2個失敗しましたが、何とか9個削りました。手ロクロで削ったのは本当に久しぶでした。もちろん、電動ロクロで削るよりも時間も手間も掛かりますが、より手作りの雰囲気が出るので、案外よかったかもしれません。

口の方の乾燥が進んでいたので、取っ手は付けず、フリーカップにしました。鎬を入れたり、ボコボコにカットしてみたりしました。化粧土は掛けず、上絵付けと釉薬で色付けしようと思います。

それにしても、挽いた数を忘れないように写真撮ってるのに、すっかり忘れていました。「なんか少ないなー?」とは思ってたんですけど、削りでたくさん失敗したのかなと自分で納得させてました。

陶芸を始めた年を思い出しました。楽しくて、夜中もずっとやっていました。さすがにあの頃よりも上達してると思いますが、面白味には欠けるかもしれません。

5月11日の器たち

先週、薬掛けが終わった器たちの窯出しが済んでいるので、引き取りに行ってきました。イメージとは程遠いものもありましたが、色見本を兼ねていたので、色々試せてよかったと思います。

全部で、マグ16点、リム皿7点ありました。

粘土と釉薬の組み合わせで、出る色はガラッと変わります。すぐに忘れてしまうので、どんな組み合わせにしたか分かるアイコンをつけておきました。□=粘土の種類、△=下絵付け、▽=上絵付け、雫=釉薬です。

ゴツゴツポンポン

案外良かったのが、スポンジでポンポンと濃いめの釉薬をつけて、全体に「白萩」を潜らせたマグ。削り終わった後でもかなり重かったので、面を適当に削っていきました。凹凸があると色の出方も変わってきます。失敗作になるだろうと素焼き前に壊そうかなと思っていましたが、なかなか可愛く仕上がったと思います。250cc入るサイズなので、それなりの重さはありますが、指二本入る平らな取っ手が持ちやすいです。

織部縦しのぎ

織部も綺麗に発色していました。鎬を入れていると濃淡が出るのでいいですね。表面がツルンとしたものだと、また雰囲気は違うと思います。飲み物の色が分かる方が好きなので、白っぽい釉薬を選ぶことが多いんですが、好みは人それぞれですからね。織部が好きな人が多い理由が分かってきたかも。

織部横しのぎ

黄瀬戸化粧土を表面に塗って、傷をつけ、汚したような感じにしようと思ったものですが、傷が浅く、濃度が薄く、何がやりたかったのか分からないですね。^^; 下半分に織部を掛けて、全体に透明を潜らせています。織部の発色が良くて、縦長のスタイルが気に入りました。

飴釉縦しのぎ

「飴釉」を使ったマグも気に入りました。かなり濃い色が出ると思っていて、ほとんど使ったことがなかったんですが、下半分に「飴釉」を掛けてから、全体に「透明」を潜らせたものです。

伊羅保ツートン

下半分に「伊羅保」を掛けてから、全体に「透明」を潜らせました。普通ですが、気に入りました。

濃紺しのぎ

素焼き前に黒化粧土を表面に塗って、掻き落としました。写真では分かりにくいですが「白萩」を掛けると濃紺になりました。

伊羅保横しのぎ

「伊羅保」は陶芸を始めた頃に何度か使ったことがありましたが、ここでは初めてかもしれません。濃度が薄いとマット調になり、濃度が濃いとツルツルになるようです。こちらは、かなりマット調になりました。横に鎬を入れているので、濃淡が出ています。持った感じも軽くて、個人的にはとても気に入りました。「織部」と掛け分けたり、撥水剤で抜いたりすれば、もう少し違った雰囲気を出せると思います。マット調が好きなので、さらに研究していきたいところです。

水玉流れ

釉薬は流れるものとそうでないものがありますが、素焼き後に呉須で水玉を描いたものに「ワラ灰マット」を掛けたものです。流すつもりはなかったんですが、見事に流れました。

花柄流れ

こちらも同じ。赤い絵の具で上絵付けをしました。花とラインを入れましたが、見事に流れて、何をしたかったのかよく分からなくなりました。^^;

飴色ツルツル

「飴釉」を全体に掛けてから「白萩」を全体に掛けたもの。「白萩」は他の釉薬と組み合わせると色んな表情を見せてくれますが、飴色が薄くなった感じでした。

伊羅保ツルツル

「伊羅保」を全体に掛けてから「白萩」を掛けたもの。こちらも伊羅保のマットな質感がなくなり、ツルッとしただけでした。

織部ポンポン

スポンジで「織部」をポンポンと乗せてから「透明」を全体に潜らせたもの。下半分には黄瀬戸化粧土を掛けて掻き落としていますが、全く発色せず。

消える掻き落とし

「ワラ灰マット」を全体に潜らせたもの。流れ流れて、掻き落とし模様も消えそうです。

出せないしまうま

しまうま柄を出そうと思っていますが、なかなか出せないしまうまシリーズ。

かすり傷

黄瀬戸化粧土で傷をつけて汚し効果出そうと思ったら、かすり傷だった。どうせやるなら、もっと大胆にやらないといけない。

しまうまかすり傷

しまうま柄とかすり傷の組み合わせ。^^;

リム皿

リム皿に関しては、全体的に気に入りました。真っ白に焼き上がる上信楽と半磁器の再生粘土を使っているので、化粧土や絵の具の発色は綺麗です。

大きさはバラバラですが、ほぼ同じ大きさもあります。

今回の窯出しで分かったこと。

素焼き前に使った「黄瀬戸化粧土」は、かなり濃度を濃くしないとほとんど色が出ないということが分かりました。なので、下の写真の赤く見えている部分の色は出なくなります。やっちまったなー。^^;

何年やっても窯出しはドキドキします。失敗も多いけど、勉強になりました。

風鈴作り始めました

風鈴を作り始めたのは2015年からですが、イベントに持っていくと音色に引かれてブースに立ち寄ってくれる人もいるし、カラフルな風鈴は見栄えもいいので、今年も作ることにしました。

今年はできるだけ買い物をせずにあるものを利用して作品を作ろうと心がけていますが、私が風鈴作りで使う粘土は普段教室で使っていない「半磁器土」なので、ネットで仕入れておきました。

「半磁器土」はこれまで何度か使ったことがありますが、陶器と磁器の中間的な粘土になりますが、陶器よりも半磁器土の方が高音で響きがいいように思います。真っ白に焼き上がるので、絵付けなどをすると色が鮮明に引き立ちます。10kgで1,350円でした。100gの風鈴ならば100個作れる計算になりますが、実際にはロスも多いので、そんなにはできませんが。(^^ゞ

陶芸をしているときは、Podcastを聞きながら作業することが多いので、周りの音はほとんど聞こえませんが、可愛らしい女子がデカイRedBullを持って来ました。RedBullの派手な車でやってきた彼女達は、RedBullのキャンペーンガールです。彼女達に会えるとラッキーだそうで、RedBullをタダでもらえるんです。リポD世代なので、RedBullを飲んだことないんです。笑

写真を載せていいのか分かりませんが、可愛いからいいんじゃないかなー。

その場で缶を開けてくれました。

パワーアップしたような、してないような・・・笑

40個ほど挽き、粘土がなくなりました。半磁器はコシがないので、少し厚めに挽いています。

翌日すぐに削りたいので、発泡スチロールに入れて蓋をせずに保管しておきます。

日曜日は朝から削りです。思ったよりも乾燥が進んでいたので、どんどん削ります。失敗したのも多くて、何個も壊してしまいました。真ん中に糸を通す穴を開けて、化粧土で絵付けをするために、このまま持ち帰ります。

初日に使った試作品も高台を削り、乾燥棚に乗せておきました。

2017年のゴールデンウィーク後半は陶芸で幕を閉じました。これからやることは山積みですが、計画的に取り組んでいこうと思います。

デジタルとアナログの融合

5連休も残り僅かになりました。今日は朝から陶芸ですが、一日中貸切だったので、Goproで作陶の様子を撮ってみました。Goproで撮影した動画はスマホに転送してそのまま編集できますが、ヘッドストラップをつけて数分間撮りっぱなしにしているので、丸ごと転送するとえらく時間がかかり、バッテリーの消耗が著しいので、適当な部分を5秒にトリミングしてから転送して、その場でムービーまで仕上げています。

今までなら、家に帰ってパソコンに転送してから、編集ソフトで繋げて書き出しという長いプロセスを経ていましたが、粘土いじりしながら、サクッとムービー作って、YouTubeに書き出しできる時代になっているようです。

最近はその日やる作業を決めて、ひたすら同じことを繰り返していますが、今日は絵付けをして釉薬を掛けた後、ロクロも挽いたので、変化があって見やすいと思います。

<音が鳴るので音量に注意してください>

ここから先は私の記録なので、だらだらと長いです。

素焼きが終わった器たちが大量にあったので、状況を把握するために並べてみました。マグは50個超えていますね。(^^ゞ

今回は色見本を兼ねて、3分の1ぐらいに釉薬を掛けていきます。

落款部分には赤い絵の具を塗っておきます。手で触れると絵の具が伸びて、あちこち赤くなってしまいます。教室でメインで使っている信楽土なので、このまま透明の釉薬を掛けると生成り色に焼き上がります。

上信楽と半磁器などの白系の再生粘土を使ったリム皿は底に日々が入ったものもあり、2枚はボツにしました。呉須と絵の具で絵付けをして透明の釉薬を掛けておきます。

息抜きに外の桜を見に行きましょう。気温が高く、一気に桜が咲いてきました。

新十津川町のふるさと公園エリアには、スポーツ施設、温泉、キャンプ場などが併設されています。私が普段作業をしているのは、文化伝習館という施設ですが、陶芸以外に染物や織物体験ができるようになっています。

気を取り直して、マグの番です。こんなに沢山あるので色見本を兼ねて、普段は使わない釉薬を試してみることにします。黄瀬戸化粧土を施したマグはこんな色になっています。

左側のは下半分に織部を掛けて、透明を全体に潜らせたと思います。薬掛けの記録はきちんと残しておかないとすぐに忘れてしまいます。

全体に織部を掛けたり。

左は飴釉、真ん中は伊羅保を下半分掛けたもの。

その後、全体に透明を掛けました。

こちらは、伊羅保、海鼠(濃度が濃すぎてボツにした)、飴釉を全体に掛けました。

これはスポンジで、織部、伊羅保、海鼠、飴釉をポンポンとしたもの。

全体に白萩を潜らせます。白萩は単体で使うと白っぽくなりますが、他の釉薬と掛け合わせるとガラッと変化します。

こちらは化粧土で下絵を描いているので、白萩を単体で使います。

釉薬そのものの色と焼き上がりの色はガラッと変わるので、きちんと記録を撮らないとすぐに分からなくなります。

左は赤い絵の具で絵付けをしたもの、真ん中は呉須で絵付けをしたものです。

全体にワラ灰マットを掛けました。

まだまだ残っていますが、色見本としては十分な量だと思います。窯の半分は埋まっていたので、すぐに本焼きできると思います。

今回残ったのはこのぐらいです。

Youtubeでガストーチバーナーを使ったテクニックを見たので、どうしても試したくなりamazonでゲットしたら、教室にもありました。クレームブリュレでも作ってみようかな。(^^ゞ

ロクロ挽きをしてすぐに弓で面をカットして、化粧土をペタペタと塗り、バーナーで焼いていきます。ブクブクと焦げ目などが出来るまで焼きたかったのに、粘土の表面が一気に乾いてしまって、イメージ通りにはなりませんでした。バーナーを使った意味があまりないかもしれませんが、試作してみようと思います。

粉引き化粧土、茶化粧土、黒化粧土の3種類を使っています。

たっぷり6時間作業して、帰宅しましたが、裏の公園の桜もずいぶんと咲いていました。

日本人は桜が好きと言われますが、桜はあっという間に咲き、あっという間に散ってしまいます。誰かに見られても見られなくても、時期が来れば咲き、そして時期が来れば散っていきます。

日本の四季は本当に美しいと思います。

道東サクラトリップ

去年のゴールデンウィーク後半は、余分にお休みをもらってマレーシアの「キナバル山」に登ってきましたが、今年は大きな予定はありません。陶芸もがんばらなきゃならないし、やることがたくさんあるので、遊んでばかりはいられませんが、母がどこかに行きたいというので、帯広方面に行くことにしました。

いつも好き勝手にやってきて、親孝行らしいことは何一つしていないので、たまにはどこかに連れて行ってあげないといけないなぁ・・・と思うようになりました。どうやったって、老いはやってくるのだから。

朝5時に出発して、富良野経由で帯広入りし、柳月のバームクーヘン「三方六」の端っこを買って、桜を見て、上士幌町にあるパン屋さん「トカトカ」でランチを食べてきました。帰りはぐるっと三国峠を通ってきましたが、連休ど真ん中ですが、渋滞にも巻き込まれず、スムーズに帰ってこれました。

ちょうど去年の同じ時期にも帯広から厚岸方面までドライブしましたが、あの時はまったく桜が咲いていませんでした。帯広で桜の名所として有名な「緑ヶ丘公園」は、ほぼ満開かもしれません。去年の台風の影響か、折れた桜の木が多かったのが印象に残りました。移動している間もあちこちに台風の爪痕が残っていました。

ブログには書いたことがなかったんですけど、トカトカの食パンが気に入って、去年から足繁く通うようになりました。家からだと片道3時間ぐらいかかりますが、ぐるっと周回することが多いので、毎回500kmほど走りますが、道東の広がりのある景色がとても気に入りました。

スマホやGoproで撮ったムービーをできるだけ短い時間で編集できないかと、動画編集アプリを色々試しているところです。最近は、GoproのQuikが気に入っています。シンプルで使い勝手がとてもいいし、テンプレートもそれなりに入っています。

私はふらっと旅に出るのが好きですが、体力のあるうちは外国に行きたくて、まだ本州方面には気持ちが向きません。歳を取ったら軽ワゴンを改造して、日本一周したいなぁ・・・と思っています。まだ、北海道でも行ったことのない所がたくさんあるので、暇を見て道内を回りたいと思います。

来週はえびすの仲間たちと日帰り旅行に行ってきます。

挽くは易し、描くは難し。

少し前の記事でも書きましたが「キリマンジャロ報告会」をやろうと思い、準備を進めています。

いえ、正確に言うと、今日から準備を始めます。(^^ゞ

計画は前々からしていたし、すでに会場の確保も済んでいますが、気持ちが向かずに悶々としていました。

土壇場になると色んなアイディアが湧いてきて、ものすごい勢いで突っ走ります。良くいえば短期集中タイプといいましょうか、何日も不眠不休で取り組むこともあるので、終わってみると記憶がないことも多いですね。

取り急ぎ、日時と場所のお知らせです。無料でご招待できるほど余裕がありませんので、有料となります。

誰でも参加できますが、むやみやたらに人を沢山集めたい訳ではありません。キリマンジャロ登山に興味がある方、海外旅行に興味がある方、パソコンでできることに興味がある方など、どこかに接点がないと楽しくないと思います。(申し込みフォームやその他のお知らせは、別の記事で用意します)

日時:6月3日(土)1回目14:00~ 2回目16:30~ 3回目19:00~
  (所要時間は1時間程度、その後自由時間)
会場:砂川「ゆう」中研修室

参加費:1,000円(記念品・会場費カンパ)

写真とビデオを組み合わせたムービーを上映しながら、キリマンジャロ登山やサファリの話、出発前の準備~裏話などしようと思っています。1回の所要時間は1時間ほどで、おしゃべりする時間を取りながら、同じ内容を3回行う予定です。お暇なら最初から最後までずっと居ても構いません。

記念品はまだ作っていませんが、フォトブックを考えています。会場ではコーヒー(もちろんキリマンジャロ)とお菓子を用意します。食事やアルコールの提供はありませんが、飲食可ですので、持ち込みは自由です。

他にもワークショップの予定などもありますが、これから1ヶ月で全ての準備をすることになります。

重い腰が上がったので、2週間前に持ち帰ったマグを覗いてみました。あれから全然手をつけず、発泡スチロールに入れっぱなしのままでしたが、かろうじて化粧土を掛けられるぐらいの乾燥具合で留まっていました。

黒化粧土と黄瀬戸化粧土を使って、掻き落としをしていきます。こういう細かい作業はとても苦手ですが、数をこなせばだんだん慣れてきて、パターンのバリエーションも自然と増えてきます。

赤く見えるのが「黄瀬戸」ですが、黄色っぽくなると思いますが、初めて使う化粧土なので、どんな風に発色するかイメージが全く出来ていません。

底も掻き落としてみました。陶芸をやっている人は高台をチェックすることが多いと思います。私も必ず見ますが、底まで装飾があると手が込んでいる様に見えますね。

持ち帰ったマグは14個でしたが、これだけの装飾をするだけでも4時間ぐらいかかったと思います。

挽くは易し、描くは難し。ですなー。

ブログの更新はマメではないけど、1ヶ月で色んなことをやるので真面目にアップしようと思います。明日はご案内とムービーを作ります。

【ズリ山展望カフェ】4月まとめ

これまで何度か書いたことがありますが、かつて炭鉱で栄えた赤平市には「日本一のズリ山階段」があります。坑内から出る岩石などの捨石のことを「ボタ」とか「ズリ」と呼ぶそうで、これを積み上げたのが「ズリ山」になります。階段は777段ありますが、キレイに整備されていて、毎日多くの人が訪れます。

駐車場は舗装され、トイレや自販機もあります。まだクローズしていますが、毎年GWあたりには使えるようになります。

私は夏山シーズンに入る前のトレーニングと新作のマグをお披露目するために、通勤前か仕事帰りにここを上るようになりました。2013年から始めたので、今年で4年目になります。

毎年スタートする時期は異なりますが、今年は雪解けが早かったようで、駐車場の規制が解除されていたので、今年もがんばって始めることにしました。最低でも7月の「えべつやきもの市」までは続けようと思っていますが、7月に入ると早朝でもかなり暑くなるので、挫折することが多くなるんです。笑

朝は少し肌寒いですが、歩き始めるとすぐに暖かくなります。

今年のスタートは、4月21日(金)でしたが、春の嵐の影響で、270段目あたりに大きな倒木がありました。下を潜って先に進みましたが、翌週には撤去されていました。

久々の階段だったので、息が上がりましたが、昨年同様の10分で上れるようになりました。777段を一般的なビルに換算すると50~60階相当になります。車中心の田舎暮らしをしているとどうしても運動不足になるので、傾斜があると負荷もかかり、登り筋が鍛えられるので、鈍った体を鍛え直すウォーミングアップに最適です。

標高197.65m、平均斜度18度、展望広場300㎡あり、階段を上りきると赤平市内が一望できます。天気の良い日は十勝連峰まで見えます。町中に鐘の音が響くように幸運の鐘を思いっきり鳴らしています。

最初のうちは、展望台でコーヒーを飲んでいましたが、今ではマグの写真を撮り、そのまますぐに下ります。早足ならば5分ぐらいで下りれます。

正面に見える山は「イルムケップ」だと思います。まだ登ったことはありませんが、中学校の校歌に入っていました。

今年に入ってからの新作はまだ1つもありませんが、昨年末キリマンジャロに持って行くマグを作るときに窯のスペースを埋めるために副産物がたくさん出来ましたので、お披露目していきます。最近お気に入りの釉薬は「白鳳マット」です。教室で普段使っている粘土と組み合わせれば、優しいアイボリーになります。

この他、スープカップも沢山あるので、また週明けにお披露目します。

旭川グルメとやり残した削り

最近、旭川の焼肉屋さんが安くて美味しいなーと思うようになりました。脂の乗った柔らかい部位よりも栄養価の高い内臓系が好きですね。だんなっちぃと久々に休みが合ったので、焼肉とラーメンが食べたいというリクエストにお応えし、ランチ焼肉に行くことにしました。

旭川に食べに行く時は「炭や」に行くことが多いですが、夕方からの営業だし、最近はひどく混むようになったので、クチコミサイトを参考にして、焼肉とラーメンが食べれる「朝吉」というお店を見つけました。

地元の人にはかなり有名なお店だと思いますが、11時~24時まで営業しているので、ピーク時を避ければ予約なしでも入りやすいと思います。私たちは13時半に着きましたが、すんなり入れました。

味付けは塩とタレがあり、ホルモン、サガリ、ガツ、ナンコツ、牛心などを1人前ずつ頼み、ラーメン(醤油・塩)を1人前ずつを頼みましたが、お肉はどれも新鮮で美味しかったです。醤油ラーメン派の夫は美味しいと絶賛してましたが、塩ラーメンは普通かなー。キムチは辛めの濃い味付けで美味しかったです。

ビール2杯とウーロン茶を頼んで5,000円弱でした。駅周辺まで行かなくてもいいので走りやすいし、駐車場も広いので、車でのアクセスはいいですね。

その後は秀岳荘に向かい、春のセールに向けて、何か良いものがないかなーと物色していました。必要なギアはほとんど揃っているので、大きな買い物の予定はありませんが、今年は山でご飯を炊きたいと思っているので、メスティン(飯ごう)を買う予定です。

先生から「早く削らないと乾燥が進みすぎてダメになっちゃうよ」と催促のメッセージが届いたので、日曜日は朝から陶芸教室にきました。先週、削り残したマグは36個あり、1回でこんなに挽くもんじゃないな…と遠い目をしながら、作業に取り掛かりました。

先週は少し柔らかい状態でしたが、今日はバッチリでスムーズに作業が進みました。いくつか失敗したものの、午前中のうちに全部削り終わりました。このまま出しっぱなしにしていると、乾燥が進んでしまうので、取っ手を付けたり、化粧土を掛けるときは発泡スチロールで保管しておきます。

取っ手の長さや位置はバラバラですが、普段は取っ手のすぐ下か横に落款を押します。いくつかは丸く潰した粘土に落款を押したものを貼ってみました。うーん、邪魔かな?

あまりに重さが気になるものは鎬を入れたり、掻き落としたりして、ちょうど30個残すことにしました。先週、持ち帰って保管中のものもあるので、相当な数になると思います。先週削り終わったものを合わせると80個ぐらいになると思います。

どうしよう。笑

素焼き後は色見本を兼ねて、少しずつ本焼きしようと思います。これからは体験講座も沢山入ってくるので、焼成サイクルも上がってきます。

GWは大きなお出かけの予定はないので、リム皿の特訓に入ります。大きさを揃えることを意識していきます。