信楽黒泥

窯出し作品

チタンマットの新作

窯入れした器たちがボチボチ焼き上がってきました。毎回写真は必ず撮っているんですけど、何にどの釉薬を掛けたかきちんと記録していなくて、焼き上がった頃にはすっかり忘れていることが多くなってきたので、釉薬の記録も合わせて載せることにします。 最近お気に入りの釉薬は「チタンマット」と「白鳳マット」なんですが、私が仕入れている「白鳳マット」は推奨の焼成温度が1,250~1,300℃と高めになっていて、教室の電気窯は1,225℃で焼成しているので、釉薬が完全に溶けきっていない気がするので、今回は「チタンマット」をメインに使っています。
失敗から学ぶ

トライアル・アンド・エラー

仕切りつきのプレートを作ろうと思って、少し前に石膏型を作ったんです。石膏を仕入れたのは一昨年になりますが、25kgの石膏を仕入れて、5kgずつ小分けにしておいたんですけど、それから一度も使ってなくて...やっと出番がきました。(^^ゞ 久々の石膏型作りだったので、ドタバタ作業でしたが、空気を抜くことを意識したので、気泡のないしっかりした型が出来上がりました。
窯出し作品

ハシゴ陶芸

陶芸を始めて8年ぐらいになりました。ロクロを挽くのが好きで、無限に広がる色の組み合わせを試すのが好きなので、鬼のように器がたまっていきます。趣味とはいえ、使い物にならないものを作り続け、まるでエコじゃない自分に嫌気がさしたので、3年前からはプロに手ほどきを受けて、それなりに真面目に取り組んできたので、やっとマシになってきたかな...と思います。 私は窯元ではないので、器たちを作るためには、どこかの窯に入れてもらわなければなりません。これまでもあちこちの窯でお世話になりましたが、同じ電気窯でも粘土・釉薬・焼成温度によって、焼き上がりの雰囲気は違います。
化粧掛け・絵付け

てまひまの価値

こうしたイベントに出店するときに一番悩むのは、やはり「値段」ですね。お気に入りの作家さんのマグは3~4千円ぐらいします。中には1万円を越えるものだってあります。その作家さんしか出せない色やデザインがあって、そこにたどり着くまでのプロセスには相当な時間とお金が掛かっているし、薪を使った窯となれば、それは完全な一点モノです。買い手は単純にその作品だけを見ているので、裏でどんな苦労をしているかはなかなか見えてきませんよね。しかし、売り手はそのてまひまに対して値段を付けなければ、生計が立てられません。
タタラ・手びねり

付け高台

先週、半磁器土でタタラのお皿を作って保管しておきましたが、器たちに「高台」を付けることにしました。後から付ける高台のことを「付け高台」といいますが、ロクロで削り出す高台と違い、好きな形にできるので、それを楽しむ人もいますが、私は不器用なので、この手の作業がまるでダメなんですよ。粘土を均等に伸ばして、本体にキズやドベをつけて接着していきますが、そもそも均等に伸ばした紐を作るところが難しいんですよ。高台のあり・なしに拘らない人もいますが、手作りの器が好きな人は高台をチェックする人も多いですね。
タタラ・手びねり

タタラ作りとビアカップ

きちんとお知らせをしていなかったような気がしますが「えべつやきもの市」の出店料の振り込みが済みましたので、今年の出店も正式に決まりました。(*^▽^*) 去年の目標は「マグ10個」だったんですが、思ったよりも売れ行きが良くて、初日で目ぼしいものはなくなってしまい、2日目の午前中でスッカラカンになりました。今年も鼻息を荒くして「いざ出陣!」といきたい気持ちはありますが、一人では何かと大変だったので、共同出店してくれる人がいないかなと考えていて、以前からリスペクトしているYUMIさんと共同出店することになりました。
テクニック伝授

5手で挽くプロの技[動画]

陶芸市などに出かけるとプロによるロクロ実演というのがあったりします。これまでに大勢の方々の実演を見てきましたが、ロクロさばきに関してはうちの師匠が一番だと思います。(笑) 陶芸教室の時間は残り少なくなり、準備した粘土が一塊残っていたので、先生に大きな器を挽いてもらうことにしました。先生の手の動きには無駄がありません。10本の指があらゆる動きをしますので、じっくりと見てください。
企画モノ

ピッチャーの施釉とロクロトレーニング

本焼きを待つ器たちがたまっていますが、皆の作品で窯がいっぱいにならないと焼いてくれません。なので、タイミングが悪いと焼き上がりまでに何ヶ月もかかることがあります。もう一息というところまで来ているので、ヨーグルトピッチャーにも釉薬を掛けていきます。 牛柄にしようかな?とか色々考えていたんですけど、結局、呉須でササッと描いただけでした。今年はまだニャンコも描いていないし、なかなか筆が進みません。(笑)
ポット作り

カービングに挑戦!

これまで作ったものは、上からキャンドルを入れるタイプのものばかりだったんですけど、横から出し入れできるタイプもいいかなと思い、細長い形や口の窄まった形も挽いてみました。穴を開けるのではなく、カービングしてみたんですけど、調子に乗りすぎて、開けた穴が大きすぎて、これじゃ雨風に強いと思えないね。(笑) 私はどうもやりすぎる傾向にあります。
ロクロ成形

屋外で使えるキャンドルポット

キャンドルポットをひたすら作っていた「キャンドルポットプロジェクト」は3月で終了しました。まだ、まとめの記事を書いていませんが、自分の中では結構がんばったし、プレゼントして喜んでくれる人も沢山いたので、よかったと思います。素焼きのテラコッタを使ったので、出来上がりまでの時間は短かったんですが、品質的にはどうかなと思うところもありました。